このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(136文字)
『常に』夏を楽しむという恐るべき部活、夏部。この謎部活の部員たちはいつだって、たとえ三学期の雪のちらつく日だって、夏をエンジョイし続けるのである。そんな彼らの日常を切り取ったこの物語は、ありふれた夏の1ページでありながら、それが1月26日というだけで(南半球ではない)ありえない世界を作り上げている。8月が終わっても、外に白いものがちらついていても夏を楽しみ続けよう!