お久しぶりです。ずっと、公募用小説を書いていて、こちらにお邪魔することがなくなっていました。ご報告として、2月まで2回、公募ガイドの「添削講座」で、純文学を添削して頂いてました。添削くださったのは「芥川賞」候補に何度も登られ、今は後進の指導にあったておられる村上政彦さんという作家です。
3月31日締め切りの純文学を添削いただいていたのですが、「もう1回書き直して読ませてください」と2回とも言われ、思い切って、公募に出すのを断念しました。そして、村上先生が主宰する「ムラマサ小説道場」に入塾しました。3月末、先生とお電話で話をしました。開口一番「小説家にとって絶対不可欠なものは『筆力』です。柊さんの『筆力』は、生まれながらの神様からのGIFTです。誰でもが持っているものではない!」と言ってくださり驚きました。読み手を小説に引き込むための『筆力』は、確かに重要なものです。それがない小説は、読む気が起きないか、読んだ先から忘れて行きます。
「ああ、そういうことか……」と思いました。
私は今後、村上先生の伴走で、手持ちの小説全てを改稿し、公募に出すか出版することに決めました。こちらを使うこともほとんどなくなると思います。
今回、アップするものは、1,987年11月2日校了と書かれていた36年前に書かれたSFです。SF小説が私の原点なので、今後こちらにアップするものは、20年以上前に書かれたものだけになると思います。
今では思いつきもしない、素人ならではの光る感性。そういったものを楽しんでいただけると幸いです。