「うさぎ娘とすっとぼけ野郎に課せられたミッション! 『かぐや姫ちゃんを探せ!』」が完結しました。
これにより、私は人気ジャンル「異世界もの」より完全撤退します。
元々、20世紀後半(古!)にSFファンタジーとして書いた「かぐや姫異譚」2019年メフィスト賞本選進出作品を、今風に改稿したものなので、新作ではありませんでした。同時期、もう一作SFファンタジー(異世界もの)を書き上げていました。
こちらは、アーシュラ・K・ル=グイン作「ゲド戦記」寄りの児童文学色が強く、先日完成させて、児童文学の公募に出しました。
どちらも25年近く前に書いたものを、今風に書き直しただけで、私自身は2019年本選進出を最後に、人気ジャンル「異世界もの」を書く才能も知識も持ち合わせていません。
物書き人口が爆発的に増え、公募も百の桁から千の桁に作品が増えています。この中で、最終選考に残ったり、受賞するのは非常に難しくなりました。
「金太郎あめ的テンプレ異世界ファンタジー」の波に乗る気はないし、乗れもしない。アイディアすら浮かばないので、見切りをつけました。
今後の予定は、まず「純文学」に着手します。これについては、明日か明後日、近況ノートを更新して、細かい説明をしたいと思います。
エンターテイメント・ライトノベルは、「アルファポリス」に載せておりますので、もしお時間がありましたら、そちらを覗いてください。よろしくお願いします。
1.「またね……」 ――晴れた蒼い海の子は「魂の片割れ(ツインレイ)」――
https://www.alphapolis.co.jp/novel/442460264/7208708482.「ラブ・ストーリー」にならなかった「ラブ・ストーリー」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/442460264/1848859233.立ち止まっている暇はない
https://www.alphapolis.co.jp/novel/442460264/836871552現在、カクヨム内では、「TS小説」っていうんですか? 男性が女性になるとかっていうお話みたいですが。あれも流行り出しているようですが、私は、彼らのことを知っていて書いているならいいとは思いますが、ただ「生まれ変わったら女だった」的な小説には否定的です。
社会的に「LGBT」が広く認知されてきていますが、彼ら自身の実情(苦悩)はあまり知られていないからです。
私はたまたま「LGBT」の方々のライブを聴く機会があって、そしてたまたま、自作曲の音源を持っていたので、飛び入りで歌わせていただきました。
その時にトランスジェンダーの方と親しくなりました。男性から女性になった方ですが、優しく微笑んでいるのに、「眼が泣いている」「何かを諦めている」そんな表情をしていました。
彼女はライブの帰り道一緒に歩きながら、生い立ちを少しだけ話してくれました。その時「いつか彼女の自伝を書く」と約束しました。
そして、風俗に身を堕として子供が産めない身体になり、最期は、本気で死ぬ気はなく、旦那が未遂の時点で見つけてくれると思い込んで、スマホの充電ケーブルで首を吊って死んじまった「馬鹿なやつ」もいました。
今後は、そういった「人が持つ闇」に目を向けて、彼女たちの生きざまを書いていかれればと思っています。
今後のカクヨムでの活動ですが、
「メガネとハサミは使いよう! 時には、メガネを探して三千里!」
https://kakuyomu.jp/works/16818093074474794624のようなライトな小品が書けたらいいなと思っています。これが結構読んでいただけたので、きっとカクヨムではこんな感じの作品が受けるんだろうなと思いました。(笑)
では、これにて……人気ジャンル異世界ファンタジー。
Thank you & Goodbye