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「いつかの今日」は、5歳の杏珠と伊莉亜が結婚の約束をした「お砂場で作ったお城」の記憶から始まり、「お城が崩れる」ことで終わる。

だんだんと明かされていく、伊莉亜の秘密。
杏珠は、幼少のころから伊莉亜の全責任を背負い、溺愛し続けています。

彼らの最初の記憶は、月曜日の目覚めとともに始まる「5歳の時にお砂場で一緒に作ったお城」。その日が「いつかの今日」の始まり。
そして、1週間を過ごした伊莉亜はすべての記憶を失い、月曜日の朝、「5歳の時にお砂場で一緒に作ったお城」の記憶だけもって覚醒します。

杏珠と伊莉亜は、毎週月曜日の朝、「5歳の時にお砂場で一緒に作ったお城」の記憶から、一週間単位で「いつかの今日」を繰り返しているだけなのです。

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