私は今まで「生きていていいんだよ」と、存在を認められたことがありません、
「文学賞」狙いOnlyだった理由は、第三者に評価されれば、生きていてもいいと、実感出来るかもしれないと思ったからです。
「最優秀賞」「最終選考進出」「書籍出版」。
もしかしたら、充分これで「生きていていいんだよ」なのかもしれない。
でも、未だに私の「枯渇感」は癒えない。
まだ、自分の存在承認ができない。
こういった無料投稿サイトにアップして、PVをたくさんもらえたら「枯渇感」は無くなるのだろうか?
私は本当に生きていていいのだろうか?
誰かが、「生きていていいんだよ」と認めてくれるだろうか?
答えを見つけるために、ここで書いてみます。
この度アップするのは、日本一尖った文学賞「メフィスト賞」の予選をかいくぐり、本選まで行った「異世界ファンタジー」です。
もっとも、私が書いていたころは「異世界」というカテゴリーはなかったので、「SFファンタジー」として書きました。
こちらの小説の第二テーマは「おちゃらけ・おとぼけ・すっとぼけ」な奴等です。
彼等のドタバタコメディタッチ……でありながら、シリアスな異世界旅行記になります。
よろしくお願いします。