小説において、
「いかに読者を物語の当事者にするか」が名作の分かれ道になる。
これを基準に創作しています。
そのために独自の世界観。テーマ。筆力。オリジナルな感性。読後感。
などの要素に重点を置いているので、流行に乗れない物書きです。
公募に投稿・受賞歴があります。
広島県民文化祭「現代詩の部」 県知事賞受賞。
ふくやま文学選奨「小説部門」 最優秀賞受賞
吉備の国文学賞(次回から「内田百閒文学賞」に改名)「長編小説の部」最終選考
「内田百閒文学賞」に変更されたのは、拙著「壺を抱いたネコニャ」が内田百閒先生が書かれた「ノラや」というエッセイを「岡山県にゆかりがあるお題」に使って、最終選考まで行ったからだと思います。
その後全く書いていなかったのですが、
約20年前に書き上げていたSFファンタジーを「日本で一番尖っている賞」と言われるメフィスト賞に出したところ、本選まで行きました。
20年前の小説が、今評価を受けることを知り、活動を再開しました。
つまり、20年前に書いた小説が、「今」読めるという「ずれ」があります。
「壺を抱いたネコニャ」出版
キャッチコピー
「消えた君が欲しい」でも、本当に欲しいものは「君がいた日常」
コロナ禍で「当たり前の日常」を失った私たちは、それがどれほど大切なものだったかを知っている。
まさか、出版して1カ月後、このような事態に陥るとは予想もせず「君がいた日常」というキャッチをつくりました。
まるで、予言したような気持ちになりました。