猫村まぬる

サンタクロースがTwitterやってたのでツイートをまとめていきます。（本人に許可は取ってます） 本物だそうです。 クリスマスまで毎日投稿していきます。たまに忘れます。 本…

小田原藩士麻倉宗兵衛が双腕を失ったのは、享保のはじめの頃、金木犀の香る晩秋の時節である。

SNSで知り合った「こばると」さんに会うため、僕は四国の南にある小さな島へとやってきた。明るい青色の海に囲まれた島、その港の桟橋に姿を現した彼女は意外な事実を僕に告げた。

「憎悪」https://kakuyomu.jp/works/16817330649206620265の対です。

自主企画「もももの庭の物語」に寄せて書かせて頂きました。

【カクコン8短編部門参加作品】 大魔女カサブランカと呼ばれたお師匠様を探し求め、人間界に下りた魔女見習いのリリー。季節は夏、汗だくで殴りこんだ喫茶「ろまん」は、彼女の孫が経営し…

巨大兵器「銀河級レールガン」を擁する南紀白浜基地。その存在は、いくつもの人生に影響を与え、巨大な砲身はそれぞれの祈りを受け止めていた。ロボットSF要素ありの、人情喜劇。 （全6話…

見切り発車かもしれない

人造人間のリオは、研究所の“プロフェサ”、研究員のカタギリと共に人間の感情を勉強する日々を送っていた。リオはいつか人間になるべく、喜怒哀楽の感情をマスターしようとするが。 「怒…

悪質ないじめ事件の発覚で、炎上の渦中にある北の地方都市、蔦沼市――。 不気味な盗撮動画をきっかけに、蔦沼タワービルの怪異に気づいた少年と新聞記者。 同時刻、タワービルの怪異を探る…

凡庸で愚か。傲慢なうえに怯懦。そんな悪評のみが伝わる平宗盛。 だがそれは後世、作り上げられた虚像に過ぎない。 最後まで息子、清宗への愛情を注いだ、心優しき武将の物語がはじまる。

「もももの庭の物語」自主企画に寄せて。 (11/6 こっそり描写を足しています) 追記:寵愛https://kakuyomu.jp/works/1681733065037551…

「偽教授少年杯」によせて書きました。二作目です。自分の性癖を詰め込みました。

銀歯がラジオになってしまった男の恋です。単発です。

ちくわ大明神、ファルコン・ランチ、ゴツゴツのアハン！、ばなな……インターネットでちょっと知られたおいしいもの（とは限らない）を幼女と無職が食べ歩く！ 一話完結形式で気まぐれ…

きっと、あれが過ぎるのです ―― 例えば、あなたのそばを 何かが妙に食い違ってしまったような、そんなこともあるでしょう？ 無いなどとは、仰せなさいますな 一粒一粒の異世界によ…

　剣の奥義は『五輪書』にあり。煮込田楽の奥義はこの『おでんの書』にあり。 　吾ながら偉そうに大上段に構えていますが、おでんで一杯やることが何よりも大好きな僕が、極めて無責任かつ恣…

「第一回川辺の創作怪談会」に向けて書きました。二作目です。 文字数下限ギリギリを攻めてみました。

140字小説の作品集です。 目標の100作に達しましたので第2集は完結といたします。 2年間、当連載にお付き合いいただきましてありがとうございました。 第3集の連載を始めました…

【偽教授少年杯グランプリ受賞】 インターネットでバズりたい14歳の「ぼく」は、近所でも有名なお化け屋敷に忍びこみ、その内部を撮影しようとしていた。しかしそこには先客がいた。 「…

第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト一次選考落選作

失業中のおばさんの影響で、本を手作りするのにハマった小学生の千秋。 自作の本を並べて本屋さんごっこをしていると、ある時不思議な女の子がお客としてやってくるのだった。 クマのパ…

『第28回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』によせて書きました。

２０１９年８月３０日、南シナ海で発生した大型の台風がいよいよ日本に接近した。 そこから様々の物語は生まれ、他のあらゆる例でそうであるよう、それらの内の大部分は当人らを除き誰にも知…

論理的思考力を高めましょう！　大丈夫ですよ！

　女ふたり、美味しいものを求めて温泉地に出かけたときの紀行文です。 　境内では神様にイキリ散らかしたりせず、静かに参拝しましょう。 【お題】タイトルを『黒き鏡の玉兎。』にする …

落語家が語るのは、ある少年が殺人を犯したお話。 少年は死体を捨てるために、海まで死体を車に載せて旅をする。

郵便配達のバイトをしている俺は、幼馴染みの芙由香が恋人宛に出した手紙が、あて先不明で戻ってきたことを知った……

晴海は、レズビアンであることを苦に自殺したはずの幼馴染・香奈と再会するが、彼女は人魚になっていた。 同じレズビアンである晴海は、密かに香奈へ恋心を寄せており、思わず彼女にキスをし…

小学四年生の鹿原沙織は、清楚で品行方正、控えめで大人しい令嬢である。 ※本作は『美少女が人を殺す短編集』掲載の『蟻地獄の沙織さん』に大幅な加筆・修正を施した作品です。 ※メ…

そして私たちがそれを殺した。私たちは、あらゆる殺人者の中の殺人者である私たち自身をどうやって慰めたらよいだろう。この世界がこれまで所有した全ての中で最も神聖で大きなものが、私たち…

なんか書きたくなったので書きました。

山奧には不釣合な屋敷、旅の僧侶を迎え入れたのは、大人びた幼女 囚われた沢山の鳥、奥座敷に臥せっている御婆さん、殺生肉食を好む家系、廊下を渉る人ならぬ者の行列 【カクヨム公式自主…

女子高生があらぬものを産む話です。

山陰地方の出雲市で、祈祷師の家系に生まれた女子高生・御上斎実と、その又従兄にあたる大学生・御上慎太郎――。 とある依頼で、夏休みに東北を訪れ、ラブコメまがいの旅を続けていた二人は…

北の地方都市、蔦沼市――。 その街は、ある女子中学生の悪質ないじめ被害が発覚し、全国的な大炎上の渦中にあった。 被害者の同級生だった哀川拓也は、いじめ事件のみならず、背後に隠され…

「第四回偽物川小説大賞」によせて書きました。三作目です。

海の側の丘の街。 そこに住む人々の日常を描く短編集です。

ある姉弟の祝福と惜別の物語。

　学級会の時間に、遠足の班決めがあった。「好きなもの同士で自由に組んで」と先生は言うのだが……。 　こういう時、ぼっちは辛い。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」でも…

『 【三題噺の競作】「美術室」「桃」「偽装」』によせて描きました。 追記：お題一個漏れてたので修正しました！大変失礼しました

ある日、恋人の声が手元から消えた……なんて、映画の話じゃない今日の話。さて、話そうか。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品、太平洋戦争ぐらいの昭和のBLです。 同題異話7月号にもお邪魔しています。よろしくお願いします！

子猫の「そうたくん」が主人公のフィクションです。猫がしゃべります。不定期更新ですがサクッと読めます。

妹は、妹であるべくして妹なのだなあというお話です。 第五回こむら川朗読小説大賞参加作

「一切その要素がないにも関わらず、語尾にどすこいと付けるというだけの理由で自分は力士だと主張する可愛い幼なじみ」が出てくるラブコメ

書きたくなったので書きました。ジャンルがよくわからないのですが、むむむとか、はわわなどと言います。

人生はスラップスティック

「第四回偽物川小説大賞」によせて書きました。一作目です。 ジャンルは恋愛かホラーか迷いましたが、大抵こういうときはホラーだという感想をいただくことが多いのでホラーにしました。

「第四回偽物川小説大賞」によせて、もうひとつ夫婦の話を書きました。二作目です。