いまこちらで公開しているのは、
「ジャスミンの島の物語」
「東京虫」
「砂委員」
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」
の4作品です。当分はこのままでいこうかなと考えています。
あらためて読み返してみると、いろいろ欠陥は目につくものの、それぞれに「なにか」がうまく書けているし、わたしが形にしたかった「なにか」が形にできている気がします。この次に書くべきことがいまはちょっと思いつかないくらいです。
欠陥のいくつかは、致命的なものかもしれません。ジャンルとして求められていないというのもあるし、(形式・内容ともに)時代にそぐわないというのもあるようです。たとえば人物の描き方の倫理的な問題もあります。また、機械か小説を書く時代になって、数量の波に押し流されるだろうという、既に到達しつつある未来もあります。
連載を中止した「カンナは図書館の夜の底で」については、途中までお読みくださった方には大変申し訳ないのですが、発表済みの部分も含めて破棄することとしました。ゼロから作り直したバージョンでないかぎり、再公開はありません。いろいろとまちがった小説でした。まちがった手の上にまちがった手を打ち続け、気がつけばやりなおせないところまで来ていました。
今は何も書いていませんが、自作が公開されている以上、ここはちょくちょく覗きに来ています。これからどうするかは決められませんが、何かを書きたいという気持ちがあることだけは確かです。
でも、何を、どんなふうに? となると、思いつきません。たとえ思いついても、上記にあるような欠陥のあるものばかりで、作業を始めるにはいたりません。それで、もういいのかもしれません。わかりません。
とにかくとりあえずは、上記の4編は当面ここで公開し続けるつもりです。少しでも気に入ってくださる方がいらっしゃればうれしいです。