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猫村まぬる
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2023年3月31日
2023年の計画
全12話を予定している「月曜日の方違さんは、たどりつけない」が第九話まで来て、ようやくゴールが見えてきました。戦略的には失敗作かもしれないけど愛着があるので、これは夏頃までに必ず完結させます。 その後の予定ですが、しばらくお休みしようかと迷っています。 わたし自身が、書くことの意味を見失いかけてる気がするからです。 理由はなんとなくいくつかあるようなのですが、ひとつはこの一年間のAIの急速な発展です。分からないけど、今年の夏ぐらいまでには、AIは人間が書いたのと見分けのつかない小説を書くようになるんじゃないかという気がします。まずはラノベやエンタメ、それからおそらく純文学も。 人間も物質であり自然発生した機械にすぎないことはずっと前から分かっていたことですが、小説を生み出すのに身体も心も魂も必要じゃない、要するにデータの量の問題でしかなかったのだという事実を目の前で見せられてしまったら、機械が一瞬で片付けてしまう作業を何ヶ月もかけて手仕事でやるというのはさすがにバカバカしい気がします。 そうなる前に「方違さん」をなんとか完結させてしまい、あとはしばらくことの成り行きを見守ろうかと思案しています。AIが完璧に書いてくれるようになれば、わたしはわたしが欲しい物語を自分で書かなくても、機械に書いてもらえばいいわけです。もちろんそんなものはわたしひとりで読むだけで、人前には出しませんが。 あと少しで完結しそうで止まっている「砂委員」はどうしたらいいのか、今のところは保留です。それこそ結末だけ機械に書いてもらう…なんてことは、しませんけど。 とうことで、しばらくいろいろ様子を見ながら考えます。 あくまでわたしひとりの考えです。馬鹿げてるとお思いでしたら笑ってスルーしてください。
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2023年3月27日
「方違さん」第九話が完結しました。
連作小説「月曜日の方違さんは、たどりつけない」 第九話『月曜日の方違さんは、ウインター・ワンダー・ランド』 が完結しました。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330654873185091 いつもよりすこしファンタジー色のつよい、年末のお話でした。読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
2023年3月24日
第九話「月曜日の方違さんは、ウインター・ワンダー・ランド」の公開を開始しました。
遅くなりました。 「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第九話『月曜日の方違さんは、ウインター・ワンダー・ランド』の公開を始めました。 3月24日(金)から、四夜連続でお送りします。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330654873185091
2023年1月2日
新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。 猫村まぬるです。旧年中はたいへんおせわになりました。 はやいもので、わたしがカクヨム様に出入りするようになって、長い中断ははさんでいるけど3年ちょっと、足かけけ4年目の2023年になりました。 去年の6月から投稿を再開し、下半期にはだいたいひと月に2つくらいは新しいエピソードを公開してまいりました。新年も、せめてそれくらいのペースを保ってやっていければと思います。 月曜日には目的地にたどりつけない女の子のコミカルな現代ファンタジー、 「月曜日の方違さんは、たどりつけない」 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728 は、全12話のうち第8話まで終わりました。今で60000字。のこりはあと4話、最終回に向けて、もやもやと頭にあるものをかたちにしていきたいです。今年春までには完結する予定です。(第2期も……という考えもちらっとあったのですが、それは無理そう) すべてが砂に埋もれてゆく街のSF純文学(?)、 「砂委員の街」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426 こちらはほんとなら22年中に終わるつもりだったのですが、だめでした……。春には……といいたいけど、23年前半には、なんとか……。 そのほかの予定は白紙です。なんとか、なにか書ければいいなあ。できれば、楽しいものを。 ということで、本年もよろしくおねがいいたします。 (イラストは、”Nekomura Manuru" "new year" というお題でAIくんが書いてくれました。なんだかよく分からないけど新年っぽいですよね)
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2022年12月30日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」第八話が完結しました。
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」 第八話『月曜日の方違さんは、鏡の国のくるり』が完結しました。 これで、今年中の更新は最後になります。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330651116549942 第九話は、年が明けて1月中にお送りしようと思います。 本年は誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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2022年12月28日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」第八話の公開を開始しました。
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第八話、『月曜日の方違さんは、鏡の国のくるり』の公開をはじめました。 12/27、12/28、12/29、12/30の四夜にわたり、夜8時ごろに公開します。このシリーズではめずらしく、少し憂鬱な展開で始まりますが、よろしければぜひどうぞ。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330651116549942
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2022年12月6日
「方違さん」連載後半に入って思っていること。
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」は、一年十二か月、全十二話の連作という構想で書いています。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728 わたしは、互いに関連した短編があつまって一冊の本になる連作という形式が大好きで、いままでに読んだ中にもお気に入りの本がいくつもあります。 今回、初めて自分でその連作をやってみているんですけど、失敗の手ごたえの部分も含めて、やってみてよかったなと思います。 先日公開した第七話『月曜日の方違さんは、トリック・オア・トリート』は、書いてるときはうまくいかなくて「これは失敗だ。もう破棄したほうがいいかな」とまで思いましたが、削り終えてみると割とおきにいりのエピソードになりました。 正直に言って、あまりおもしろくはないし、完成度も低いのはわかっているのですが。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330650242534208 これで全十二話の折り返し地点をすぎたことになるのですが、そろそろ作中世界が変質してきた、というか、主人公ふたりの関係が変わってきたようです。 連載開始時の近況ノートで「悩みのないもの、人と人が争わないもの、悪意のないもの、社会や世界の不条理と無縁なものを書きたい」といいました。そこを曲げようとは思わないけど、後半にかけて少し雰囲気が変わっていくのは避けられないかもしれません。 たとえ自作中の架空の人物でも、人のこころの流れを外からどうこうするのは簡単じゃありません。それに、これから冬のお話になっていきますし…… ともあれ、来年前半には全十二話+αを完成させようも思います。よろしければおつきあいくださいませ。 ここまで読んでくださった方には心より感謝申し上げます。
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2022年12月5日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」第七話が完結しました。
連作短編「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第七話、『月曜日の方違さんは、トリック・オア・トリート』が完結しました。ありがとうございました。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330650242534208 第八話は、できれば年末に……と思ってます。
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2022年12月2日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」第七話を公開開始しました。
連作「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の、 第七話『月曜日の方違さんは、トリック・オア・トリート』 の公開を、今夜からスタートしました。 12月2日(金)、3日(土)、4日(日)、5日(月)と、四夜連続での公開です。 第四、五、六話と、メインのふたり以外が登場する回が続きましたが、今回はほぼふたりきりです。 よろしければどうぞ。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330650242534208
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2022年11月28日
猫村の近況
こんばんは。猫村まぬるです。 しばらく小説の更新が止まっていて、Twitterのほうもストップにちかい状態です。 きせつのせいでしょうか、気持ちがすぐれません。 執筆はしてるんですけど、書いても書いても、なおしてもなおしても、ひどいしろものとしか思えないし、宣伝しようという気持ちにもなかなかなりません。 書くことに意味があるのか、分からないような気分。(そりゃ、いつかは地球もばくはつするんでしょうから、けっきょくは意味なんてあるわけないんですけど) それでも、このままカクヨムから落ちてしまおうとは思ってないので、数週間以内には、連載の続きを出すつもりです。 書くことの意味が見えないときは、ほかの人の書かれたものを読むのがいいのかな、とちょっと思ってます。 この世の「小説」というものに、読む意味があると感じられたなら、「わたしにもいつか意味のあるものが書けるかもしれない」と思えるかもしれないから。 秋そのものは大好きな季節なのですが、秋から冬へ向かう日々の変化には、心を曇らせるものがあるようです。みなさまもご自愛くださいませ。
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2022年11月4日
「砂委員」第25話を公開しました。
少し遅れてしまいましたが、「砂委員」の第25話、『下降流』を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426/episodes/16817330649174211119 猫村としてはここで終わってもいいんですが、もう少し続けます。次回は年内に公開しようと思います。よろしくお願いいたします。
2022年10月23日
ちゃんと書いてはいるんですよ
なんか寒くなってきましたね。しばらく更新していませんが、ちゃんと執筆してるんですよ。 現在、第24話まで公開している「砂委員の街」ですが、第25話『月の引力のせいで(仮)』を、11月2日に公開する予定です。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426 そしていったん小休止している「月曜日の方違さんは、たどりつけない」ですが、11月中には第七話『月曜日の方違さんは、トリック・オア・トリート(仮)』を公開する予定です。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728 よろしければまたお読みいただければうれしいです。
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2022年10月3日
連載についておしらせと所感
みなさまこんにちは。猫村まぬるです。 ◆現在第六話まで公開中で、予定の半分が終わった連載「月曜日の方違さんは、たどりつけない」(https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728 )ですが、後半に向けて、いったん休止いたします。 第七話『月曜日の方違さんは、トリック・オア・トリート(仮題)』は、十一月下旬ごろに公開する予定です。よろしくお願いいたします。 ◆またもうひとつの連載「砂委員の街」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426 )につきましては、十月、十一月中に1〜2話ぐらい公開し、できれば年内に完結をめざそうと思いますので、こちらも合わせてよろしくお願いいたします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ここからは余談です。 ややネガティブな内容になるので、そういうのが苦手な方はブラウザバックしていただきたいのですが、 「月曜日の〜」について、率直に言うと、各話ごとにここまで激しくpvが減っていく(もともと少ないことはおいておいて)作品ははじめてで、一話完結形式の難しさを感じています。幸いにも、各話の途中で離脱してしまわれる方はあまりいらっしゃらないようですが、いったんお話が完結してしまうと、その次への流れが切れてしまうのでしょう。 テレビドラマやアニメでそれが成立するのは、その物語の世界やキャラクターに愛着を持ってもらうことに成功しているからなのだと思います。 わたし自身は楽しく書いていますし、今まであまりやったことのなかったことをやれているという意味では成功なのですが、面白いと言ってくださる方にはすごく申し訳ないですけれど、やはり企画としては、残念ながらうまくいかなかったと言えそうです。 あと六話、今までどおりに書くことはできるでしょうけど、ちょっとスタンスを考えなおす必要があるかもしれません。既存部分の多少の改稿や、プロローグ部分の大きな改造を含めて、柔軟に考えたいです。
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2022年9月30日
「月曜日の方違さん」第六話の公開を始めました。
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の 第六話「月曜日の方違さんは、とくべつな一日」 第1パートの公開を、9月30日夕方からはじめました。これから10月1日、2日、3日にかけての4日間で第六話を公開しますので、よければどうぞお読みください。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817330647820286312
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2022年9月29日
【予告】9月30日から、「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第六話を公開します!」
連載中の「月曜日の方違さんは、たどりつけない」 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728 第六話『月曜日の方違さんは、とくべつな一日』は、9月30日(金)17時過ぎから、4日連続で公開します。 普通の高校生・苗村くんと、月曜日はたどり着けない女の子・方違さんが、とくべつな秋の一日を過ごします。おたのみみみ! ところで、 全十二話を予定しているこのシリーズはこれで折返し地点をむかえます。ここでいったん小休止して他の作品に注力し、寒くなってきたころに再開しようと思っています。よろしくお願いします。
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2022年9月3日
忘れてた。「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第五話が完結しました。
忘れてましたけど、「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第五話、『月曜日の方違さんは、浜辺の女の子」が完結しました。ビーチと夕日と夏の終わりと夜のドライブの回でした。ちょっと多忙でつかれているんですが、第六話は、お彼岸までには何とかしたいなあと思っています。よろしくおねがいします。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817139558320337744
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2022年8月31日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」第五話の公開を始めています。
連載小説「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第五話の公開を、おとといからはじめています。明日の夕方に第五話完結となります。 夏ならではのビーチ回です。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817139558320337744 よろしくお願いします
2022年8月13日
【お知らせ】交互連載の形態変更について
みなさんこんばんは。猫村まぬるです。 6月以来、「砂委員の街」と「月曜日の方違さんは、たどりつけない」を交互に連載してまいりましたが、この形を変えようと思います。 「砂委員の街」は、このへんでいちど立ち止まって見直し、推敲するタイミングだと考えたためです。 そこで、以下のような順序で連載を続けようと思います。 「方違さん」第五話 「方違さん」第六話(連載前半終了) 「砂委員」第25話 「方違さん」第七話(連載後半スタート) 「方違さん」第八話 「方違さん」第九話 「砂委員」第26話 「方違さん」第十話 「方違さん」第十一話 「方違さん」第十二話(最終回) 「砂委員」第27話(最終回?) 以上、お知らせでした。 「砂委員の街」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426 「月曜日の方違さんは、たどりつけない」 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728
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2022年8月11日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」第四話を公開いたします。
連載中の 「月曜日の方違さんは、たどりつけない」 第4話「月曜日の方違さんは、祭のあと」の公開を始めました。 今日8/11 から、12,13,14にかけて、午後6時ごろに4日連続で公開します。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817139557607506453 よろしければご一読ください。
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2022年8月4日
連載小説『砂委員の街』第24話「パンケーキ」を公開しました。
『砂委員の街』の第24話、「パンケーキ」を公開しました。 あと数話で完結になります。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426/episodes/16817139557361164122 第25話の公開は、8月中旬以降になると思います。
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2022年7月22日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」第3話を公開いたします。
連載中の 「月曜日の方違さんは、たどりつけない」 第3話「月曜日の方違さんは、雨の朝」の公開を始めました。 今日7/22から、23,24,25にかけて、午後6時ごろに4日連続で公開します。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817139556601618566 よろしければご一読ください。
2022年7月8日
連載「砂委員の街」第23話『黒いもの』を公開しました。
連載小説「砂委員の街」の第23話『黒いもの』を公開しました。 あと数話で完結です。 7月中には第24話を公開したいと思います。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426/episodes/16817139556402262903
2022年6月26日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第二話が完結しました。
シリーズ第二話「(月・祝)の方違さんは、たどりつけない?」が完結しました。 【作品ページ】 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728 【第二話】 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728/episodes/16817139555953019293 連作小説「月曜日の方違さんは、たどりつけない」は、月曜日にはどうしても目的地にたどりつけない15歳の女の子、方違くるりさんと、クラスメイトの苗村まもるくんのお話です。 高校入学とともに知り合った二人ですが、第二話では、連休を前に、苗村くんが方違さんのためにある計画を立てます。方違さんは今回こそ、ちゃんとたどりつけるのでしょうか……? 第三話は、6月の話になります。公開時期は未定です。
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2022年6月25日
『月曜日の方違さんは、たどりつけない』第二話を公開しています。
『月曜日の方違さんは、たどりつけない』 連載第二話『(月・祝)の方違さんは、たどりつけない?』を、6/23からお送りしています。 https://t.co/MEa3ncmRTc ゴールデンウィークがやってきます。月曜日にはどうしても目的地にたどりつけない女の子、方違さんのために、苗村くんがある計画を立てるのですが……。 6/26で第二話完結です。
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2022年6月15日
「砂委員の街」第22話を公開しました
連載小説「砂委員の街」の第22話『野生の小鳥』を公開しました。 あと数話で完結できると思います。 もう一つの小説と交互に連載しているので、できれば6月中には第23話を公開したいと思います。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426/episodes/16817139555316713497
2022年6月13日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」のプロローグの章立てを再編しました。
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」のプロローグの章立てを再編しました。内容自体はそんなに変わってないので気にしないでください。
2022年6月12日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第一話が完結しました。
表題のとおりです。 「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の第一話「月曜日の方違さんは、起きられない」が完結いたしました。 もっとふくらませようのあるモチーフをあっさりと畳んで、すいぶん中身のないものを書いてしまったなとも思っているのですが、今のわたしはそのようなものを求めていたのだ、としか言いようがありません。 第2話も製作中ですが、公開は来週以降になります。もしよろしければぜひ。
2022年6月8日
「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の連載第一回をお届けいたします
みなさんこんばんは。猫村まぬるです。 新しい連載小説、 『月曜日の方違さんは、たどりつけない』 の連載第一回をお届けいたします。 https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728 高校に入学した苗村まもる君が、クラスメイトの方違《ほうちがい》くるりさんと出会って、いろんなことをして一年を過ごします。ただ、方違さんはひとつだけ、ちょっと非現実的なトラブルを抱えていて……、というお話です。 なるべく軽く、楽しめるものを書こうとしたつもりてす。 6月8日から4夜連続、午後10:30ごろに、プロローグから第一話までを公開しますので、よければご一読ください。 ◆ ◆ ◆ 近ごろずっと、悩みのないもの、人と人が争わないもの、悪意のないもの、社会や世界の不条理と無縁なものを書きたいという気持ちがありました。 それでわたしのあたまに浮かんだのが、マンガみたいな「ほのぼの学園日常モノ」というイメージでした。 でもそれだけでは、わたしには書く動機もアイディアもなくて、あきらめていたのですが、ずっと以前からあった全然別の構想と合体させてみると、なんだかうまく書けそうな気がして、やってみたのがこの作品です。 なので、「日常モノ」が「非日常モノ」に変わってしまったのですが、当初の考えは捨てず、重苦しいものや深刻なものにはしないつもりです。 正直に言って、いままで猫村の書くものを気に入ってくださっていた方々には、楽しんでいただけないかもしれません。かといって、どんな方が読んでくださるのか思い描くこともできません。 だから不安でもあり、恥ずかしくもあるのですが、でももうそれは、人様の目に入る場所に出してみない限りは分かりようもありませんし、最後は自分の方向感覚を信じるしかありません。こう見えて、それなりに真剣に書いています。 タイトルは、軽いイメージにするために少し長めで、内容を端的に表すものを考えたかったのですが、最後まであれこれ迷いました。 結果、どこかで見たような題名にはなってますが、まあいいか。これで伝わればいいなという思いです。 話数としては、1年12か月、あるいは30分枠のアニメのワンクールくらいをイメージしていますが、遅筆の猫村ですので、もしお待ちくださるなら、気長に構えていただきますようお願い申し上げます。
2022年5月27日
短編「夜走る」を投稿いたしました。
短編『夜走る』を掲載しました。 動かなくなった妻を車に載せて、山へと運んだ帰り道、夜のダムで少女と出会った「私」。ひとりの男とふたりの女の深夜のドライブの物語です。 https://kakuyomu.jp/works/16817139554960018235
2021年12月4日
「砂委員の街」第21話を公開しました。
「砂委員の街」第21話『残量』を公開しました。次回も年内に…できたら……いいな………。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426/episodes/16816700429362739181
2021年11月28日
11月の月刊エッセイを公開しました。
今月はなにも思いつかなくて休載にしようと思っていたのですが、「枕草子」の真似をしたら書けました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/16816700429213363754
2021年11月2日
「砂委員の街」の続きをAIさんに書いてもらってみる。
連載中の「砂委員の街」ですが、現在第21話を執筆中です。 もう字数は大体足りてて、あとは仕上げるだけなのですが、ちょっとこれでいいのかなあという思いもあって。 で、ふと思いついて、20話の続きをAIに書いてもらってみようと思いつきました。 使わせていただいたのは、こちらの「AIのべりすと」というサイトです。 https://ai-novel.com/novel.php 20話の後半を入力し、その続きをAIさんに書いてもらいます。 出てきたのは、こんな文章でした。途中まではわたしの書いた第20話、途中からはAIさんが書いた続きです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー だけど、その日までに、あの子どもは、ルイだけは県庁に帰してやろう。 もはや季節さえ分からず、太陽がどちらに沈んだかも分からない世界に、どちらから来たのか分からない、色のない夕暮れが降りてくる。ちょうど追い風が来たのでスキーに乗り、帆を立てた。 島田りさ子がどこかで見ている。 頻繁に彼女の視線を感じるようになったのは数日前のあの再会以来だけど、どうやらそれはほんとうは今に始まったことじゃなくて、ずっと以前から、たぶん何年も前から続いてきたことで、おそらくいつか感じた何かも、時々訳もなく落ち着かない気持ちになることがあったその原因も、りさ子の視線のせいに違いなかった。 監砂台に帰り、鉄塔の上の照明を点けて部屋に戻ると、ベッドの上で身体を起こしていたルイがこちらを向き、目が合った瞬間、何かを悟ったらしく視線を落とした。 「起きてたんだね」 わずかにうなずいた子どものつややかな髪が、窓の外から差し込む電灯の明かりになめらかに輝き、さっき眠っていたときと違って、今は頭の後ろできれいにまとめて留められていることに気がついた。 「ひとりにして悪かった。卵とソーセージなら食べられるかな。スープの残りがまだあるから温めよう」返事がない。 こっちを向いて座ったまま、膝の上に両手を重ねてうつむいている。 やがて、 〈ごめんなさい〉 と言った。 〈なんにも知らなくて…………ごめんなさい〉 ああそうか。この子は謝ってるのだ。 自分の知らないところで、自分に関することを知らされていることに対して。 いや、それだけじゃないかもしれない。 何も知らず、何ひとつ教えてもらえないことについて? 〈ルイちゃんはどうしてここにいるの?〉 と訊いてみたけれど、答えはなかった。 代わりに、 〈お腹すいてるの〉 と訊かれた。 答える前に、僕はテーブルの上に置いてあったノートを手に取り、ページを開いた。 最初のページには、ルイの目の色と同じ青いインクでこう書いてある。 【ぼくたちはみんな、ここに来る前はそれぞれ別の場所にいたんだけど、いつの間にかこうしていっしょにいるようになった】 それから少し考えて、こんなふうに書き足した。 【ぼくたちの中に、きみのことを心配している人がいるよ】 すると、それをじっと見つめていたルイが言った。 〈あたしのこと心配してくれている人が、ここにはたくさんいるのね〉 そう言うと、ふいに立ち上がってドアの方へ歩いていった。 〈どこにいくの?〉 僕の声に振り向いた彼女は、 〈お手洗い〉と答えた。 〈ひとりで大丈夫かい?〉 〈平気〉 ドアを開けると、廊下に出た彼女が部屋の中に向かって、 〈ありがとう〉 と言った。 僕はそれを聞いて、なんだかとても嬉しかった。そして、しばらくすると、廊下の向こうからかすかに水が流れる音が聞こえてきた。 しばらくして戻ってきたルイは、またベッドの中に潜り込んだ。 毛布の中で丸くなったルイの小さな背中を見ながら、僕は考えていた。 あれから何度か考えたけど、やっぱりまだ分からない。 なぜだろう? ルイはいったいどこから来たのだろうか。 あのとき、あの場所で、あのタイミングで、僕の目の前に現れた彼女。 でも、本当は違う。 彼女はただそこに現れたんじゃない。 あるいは、現れたという言い方そのものが間違っているのかもしれない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今のAIというのは何ともたいしたものですね。物語はよくわからないけど、なかなかそれらしい文章になってます。 今書いてるほんとの第21話とは、全然違いますけどね。 しかしなんでお手洗いに行くのかな。 ※(付記)これはあくまでお遊びとしての実験です。AIによって生成した文章を「砂委員の街」本編に用いることはありません。
11件のコメント
2021年11月1日
10月の月刊エッセイを公開しました
って、気がついたらもう11月ですね…。 こちらが今月(先月)の月刊エッセイです↓ https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/16816700428522336735 よろしければどうぞ。
2021年9月30日
9ヶ月ぶりに「砂委員の街」新エピソードを公開しました。
9ヶ月ぶりになってしまいましたが、「砂委員の街」第20話を公開しました。つぎはもうちょっと早く書きます…。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426
2021年9月30日
月末ですが、9月の月刊エッセイを公開しました。
9月の月刊エッセイを公開しました。一周年です。 「月刊エッセイ まぬるマンスリー」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814
2021年9月5日
8月の月刊エッセイのお知らせを忘れてた
ということで、8月31日の深夜12時直前にせっかくアップしてたのですが、こちらでお知らせするのを忘れてました。8月は原子爆弾の話。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/16816700427048960589
2021年7月29日
7月の月刊エッセイを公開してたのにお知らせを忘れてました。
7月は「マヌル・サマー・タイム」です。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/16816700426202064122
2021年6月28日
6月の月刊エッセイを公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/16816452221240706752 遅くなりましたが、6月の月刊エッセイを公開しました。また昔話です。
2021年4月12日
4月の月刊エッセイを公開しました。
よろしければお読みください。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/16816452219634514445
2021年3月19日
3月のエッセイを公開しました。
最近何も書けていないのですが、月刊エッセイのノルマは果たそうと思い、卒業シーズンにちなんで先生方のことを書きました。よければどうぞお読みください。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/16816452219188540273
2021年1月22日
1月の月刊エッセイ公開の告知を忘れてました。
表題の通りです。1月のエッセイ「ぐるぐる回れ、回れ」をちょっと前に公開してました。わたしのいちばん古い層の記憶について書きました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/1177354054922431767
2021年1月17日
年明け以来
年明けからずっと、ものすごく手が遅くなって、少しずつしか書けません。こんな状態の世の中(という話はネットではできるかぎりしないつもりなのですが)にあって、『砂委員の街』みたいに終末っぽいものを書き続けるのには気持ち的に困難があるのかもしれません。 仕事とはいえ、緊急事態下の都心に毎日通わなければならないのも、じわじわとストレスになってる気がしますし。(ちなみに、猫村の住んでいる県は緊急事態の対象外なのです) いったん休載して次に考えている連載にとりかかってもいいのかもしれないのですけど、そしたらもう何年も完成させられないかもしれない気もして。 とにかく今は、旧正月までには『砂委員の街』第20話を公開するつもりで、自分を蹴とばしながらキーボードに向かおうと思います。 『砂委員の街』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426 こんなときです。学生にせよ、社会人にせよ、家庭で仕事をしている方にせよ、誰しもいろいろあるだろうと思います。コンスタントに書き続けていらっしゃる書き手様には本当に頭が下がります。
2021年1月1日
新年あけましておめでとうございまぬる
元日の今日は寝正月で、畳でごろごろごろごろして過ごしております。本も読んでますけど、なんだか眠くて。お昼はうどんとお餅だけいただいて、おせちもお雑煮も晩御飯にしようという怠惰ぶり。でも去年は疲れてしまいましたから、これでいいでしょう。これから少しだけなにか書こうと思います。筆始め、というか、タブレット始め。
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2020年12月19日
「砂委員の街」の連載を再開しました。
しばらくお休みさせていただいていた「砂委員の街」の連載を再開しました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426/episodes/1177354055319821338 おひまがあればぜひぜひおよみくださいませ。次回は年内に、できればいいなあ……。
2020年12月17日
そういえば、12月の月刊エッセイを公開してました。
12月の「月刊エッセイ・まぬるマンスリー」を、何日か前に公開しました。子どものときから今までのクリスマスの思い出について書きました。よろしければどうぞ。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814/episodes/1177354054934651218
2020年11月25日
「まぬるマンスリー」にショートエッセイを2本掲載しました。
こんばんにゃめんほてぷ4せい! 猫村まぬるです。 「月刊エッセイ・まぬるマンスリー」に、 ・ショートエッセイ⑤冬の話(その1)コーンスープ ・ショートエッセイ⑥昨日をあるいた の2本を掲載しました。おひまがあればぜひぜひ。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814
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2020年11月21日
「砂委員の街」の更新を休止します。
連載中の小説「砂委員の街」の更新を、年内くらいの期間をめどに停止いたします。読んでくださっている方にはたいへん申し訳なく思いますが、書く楽しみと意義を見失ってしまい、ほとんど一字も書けなくなってしまいました。 猫村のことだから、しばらくすれば元に戻るだろうと思うので、削除や非公開にはせずにこのままにしておきます。もしご興味のある方がいらっしゃったら、どうぞお読みください。更新が止まってる今なら追いつけますよん。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426
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2020年11月7日
『砂委員の街』第18話「二度目の場所」を公開しました。
こんにちにゃんぽーる・さるとる。猫村まぬるです。 連載小説「砂委員の街」の第18話を公開しました。ちかごろどうもダウナーになってて、なかなか筆が進まないのですが、いつまでも引き出しにしまっておくわけにもいかないので……。 おひまがあればぜひどうぞ。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426/episodes/1177354054935673432
2020年11月5日
11月のエッセイ「猫村さんはヲタになりたい」を公開しました。
こんばんにゃんどんでりーのうた。猫村まぬるです。11月の月間エッセイ「猫村さんはヲタになりたい」を公開しました。猫村とオタクの世界との微妙な距離感を描いた感動巨編です。うそです。とってもお暇ならば、ぜひぜひお読みください。 https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054922375814/episodes/1177354054934075557
2020年11月4日
カクヨムにおじゃまして一年になりました
猫村がカクヨムさまに投稿を始めて、今日で一年みたいです。幸いにもどの作品も複数の読者様に読んでいただき、♥や★も頂戴し、身に余ることと思っています。大人のくせにどうにも内気な性格なもので、なかなかみなさまと積極的にコミュニケーションできずにいますが、この場をお借りして日頃の感謝をお伝えしたいと思います。みなさまどうもありがとうございます。 昨年11月から6月までは、長編「ジャスミンの島の物語」を週一回更新で連載してきました。この間に外の世界では恐ろしい変化が起こり、わたしの生活にも大きな影響がありました。この不安な時期に、作品を通じていろいろな方々とつながれたことは、ずいぶん励みにもなり、救いにもなりました。こうして何年ぶりかに長編小説を完結させることができたのは、定期的に読んでくださっていた、あるいは一話でも読んでくださった、何人かの読者のみなさまのおかげにほかなりません。 現在は「砂委員の街」と「月刊エッセイ・まぬるマンスリー」という、やや不安定な不定期の連載だけしかできていませんが、もうしばらくはカクヨムさまにとどまって、ささやかな活動をつづけるつもりでいます。今後とも、お暇があればおつきあいくださいませ。
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