ミコト楚良

犀川よう様エッセイ自主企画に際して書かせて頂きました。 参考にして頂けましたら嬉しいですが、あくまでも参考として頂ければ、というものでございます。 カクヨムコン9エッセイ・ノンフ…

　誰もがその名を知っているあのボーカルグループ。四人組。Ｏ歯科大学出身の『彼ら』は素顔をさらすことなく一般人としての生活を保ち続けていた。 　 　この情報にあふれた時代にそんなこ…

此岸と彼岸の境に存在する忘川河（ぼうせんが）。 霊魂が渡ると今世の記憶を忘れてしまうという忘却の河川のほとりで、彼岸花園を管理する見習い鬼使いがいた。 彼はいわゆる落ちこぼれで…

時は室町。月が美しい秋の夜、武家の夫婦は杯片手に鬼女紅葉の伝説について語り合う。己には勿体ないほどに美しい妻にいつまでも馴染めぬ夫は、最近ある娘を寵していたのだが……。鬼女伝説に…

中学軟式野球その最後の試合、直史は強豪校を二安打に抑えながらも、味方の援護なく敗戦投手となった。 野球部には期待せずに選んだ、公立の進学校。だがそこで直史は、同じ中学出身でシニア…

■過去作『巣』に関連する話です。従って『巣』のネタバレを盛大に含みます。 https://kakuyomu.jp/works/16816927861387906642 ■『巣』の…

『エッセイを書きましょう』参加作品です。

――その花は、きっとあなたの中にも眠っている。ただそっと、いつか訪れる目覚めの時を待つように。 智佳(ともか)は親友のみなみと楽しく日々を過ごしていた。 しかし、或る日教育実習生…

「ひとりでもう一度生き直してみようかと思いましてね」 目の前に座る菊池さんは今月末で定年退職を迎える。後輩の下田のミスをカバーするため、人事部係長の私は菊池さんのお喋りに付き合う…

二次創作同人誌をコミケに持ち込み、一人で販売するその売り子。七年前にサービスが終了したネットゲームの、しかも百合本というニッチな商品にはまったく注目が集まらず、彼女のサークルのブ…

エッセイを書きましょう2024参加作品。 元カレのタケオに貰ったプレゼントの話です。

わたしは十年以上前から「ヤバい」を注意深く聞いています。 何しろ、使われる範囲が広すぎて、驚くから。 そこにはもっと細かな表現があるはずなのに、「ヤバい」のだ。 「ヤバい」はもう…

新しいスタートを切るために、ぼくが連れて来られた場所。 そこは病院の待合室のようなところだった。 そこで、ぼくは知らないおじさんに話しかけられる。

キャッチコピー通り、本文でも言ってますがそんな刺激的な事言ってませんので期待すんなよ? すんなよ??? (かまってちゃんのポーズ)

あなたはライチを食べたことはあるだろうか。 傾国の美女楊貴妃が愛したことでも知られているライチ。 特に生ライチはびっくりする程おいしいので、是非是非。 そんなライチエッセイです。

クロード・モネの「死に床のカミーユ」を話してくれた彼について。 命日に近くになったので書いてみました。

涼波さま主催『お題企画&渾身作の読み合い企画！！』参加作品 『ルナティック』のお題 最後の文章に“抱いた理想は儚く散っていった”というワードを使った物語をお願いします。

春のスイーツ小説祭り　参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093075351661210

犀川ようさんの自主企画「エッセイを書きましょう2024」審査員の参考作品です。 ※一例です。こういうのを書けと云っているわけではありません～。

三月だけにマーチ…すみません…。

ジャンルに迷いましたが、自分だったら怖いのでホラーにしました。でももしかしたら、長編SFの冒頭とかかもしれません。

※書籍化しました！　『わたしと一緒にくらしましょう』に改題のうえ、2024年10月30日発売※ シングルマザーになって戻った実家が事故物件になってた話です。 なお、こちらの作品と…

２０２４年９月１６日の朝、都内の会場で行われる「青春ラジメニアエリア外リスナー交流会」の歌会に行くため、私は横浜駅にやってきた。 自主企画「エッセイを書きましょう2024」参加作…

エッセイを書きましょう2024参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093085525286658 エッセイとはなんぞやからカクヨ…

既婚者として二十年。 子供もぶじに大学を卒業し、秋月(あきづき)きり子は同じパート仲間の苦労話を聞きながらも仕事をこなす。 好きだった仕事をかけ持ちしながらさまざまな人達ときり…

恵方巻を丸かぶりしながら心の中で願い事を唱えたら叶ってしまった。 そんなつもりじゃなかったのに。 ちょっと怖い。 ──という話です。 ※人が死ぬ話ですので、苦手な方はお気をつけ…

ここは静岡県沼津市。向日葵（地元民の妻）と椿（京都出身の夫）は仲良し夫婦。椿は今日も向日葵とその家族に見守られのんびり暮らしております。 ↑という設定だけおぼえておいてくだされば…

「偽教授獰悪杯」によせて書きました。ホラーかファンタジーかちょっと迷いましたが、やっぱりホラーだと思います。

　一番をとれ、それが親の口癖だった。私はどうせ親の操り人形。なのに、私は唐突に解放された。真っ白な壁にまっさらな家具。私がむしろ溶け込んでしまいそうだ。 　いつしか束縛は綱となり…

小噺サンダーマウンテン！！待ち時間なし！！*\(^o^)/*

即位したばかりの若き女王フィルガレーデは、敵国の王子との政略結婚を余儀なくされる。婿のザイワンは一回り以上も歳上で、浅黒い肌に刺青のある、有能だけれど胡散臭い野心家だった。 愛情…

９／２５から開催予定の「エッセイを書きましょう2024」のちょっとしたお誘い。

喰ひは昔からいる 有名な 未発見の動物です

世界を救いたかったちっぽけな少女と、世界を救える真っ白なかみさまの話。

ぽつねん独り様、自主企画参加作品です。

取り返しのつかない過ちを犯した俺は、藁にも縋るつもりで砂風呂おじさんの所へ向かう。 砂風呂おじさん。実家近くの海水浴場の砂浜に、夏場、いつも埋まっているおじさん。 その明らかに異…

　ある年の夏休み。 　小学校六年生のみずほは、福井県小浜市にある、母の実家へ帰省していた。 　毎年楽しみにしている帰省だったのだが、今年は気にかかることがあって、素直に楽しむこ…

【オトメの妄想夢日記】 どこらからでも、召し上がれ♪ ◆ Keyword∶おうじさま（ヒーローではない）/過剰な溺愛/キミを逃さない/きゅん♪（註。基準は人それぞれ）/ ◆ ◆ …

酔っ払った兄が変な物買ってくるシリーズ第何弾なんだかもう数えてない

急に書きたくなったので書きました。特に心霊現象は起こらないです。

【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語参加作品 怖かった。怖かったんです。 そんなことしたくなかったんです。でも状況が…流れが…役割が… なにより、好奇心が…私を…

アパートの隣室に引っ越してきたのは、Rさんという中年男。 彼は気弱そうな見かけによらず、相当なトラブルメーカーだった。

今から約３０年前、主人公の丸子稔は母親と大喧嘩をした末、家を飛び出す。 その間、一切連絡を取っていなかったが、最近になって高齢の母親のことが気になり始め、ついに連絡を取る決心をす…

トラックに轢かれて異世界転生、という定番の展開は何故起きるのか？　異世界転生の真実、その裏側をお見せしましょう。 次は『トライアルへ誘う女神』を読んで頂けると、より楽しめると思…

京都の貴船に住む祖母の家を訪れた少年、健介。彼は夏休みの終わりに、従姉妹の由香利とともに祖母の家で過ごすことになります。夕食後、祖母は怪談話を始め、健介は恐怖に包まれます。彼女の…

第一回　さいかわ葉月賞　テーマは「夏」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093082082662779 ※結果発表をここで行いますので、…

「冬招きの巫女」＿＿それは、大河を凍らせ敵を阻む、スカンジナビア連合の守護者。彼女は永遠の冬に愛された英雄として、語り継がれていくだろう。でも僕がこれから話すのは、あの何も特別じ…