このエッセイを読んで思い出したのは、米津玄師のインタビュー。
ぼんやりとしか覚えてないので検索をかけたら、「難しい言葉は、意味が多岐にわたってない。それだけのために使われてる(要約)」と書いてあった。
このエッセイで取り上げられている「ヤバい」は、その対称的な言葉だろう。
使いやすく、多岐にわたり、ポジティブにもネガティブにも使われる。
言葉とは誰かが使ったものをそのまま自分の中に取り込むことが多い。しかしそれは、自分の心も誰かによって流されているのではないか。
今一度自分の心を見つめ直すためにも、自分の中で定義しなおすことも大切かもしれない。そんなことを考えたエッセイです。