6年間、野球やってた自分が思い出してくる。そこまで弱くはなかったけど、サボり気味のやつとか集中しないやつが多かった。市の選抜とかの練習が本当に好きだった。だけど、野球をやめた自分に今、後悔している。だけど、バドミントンを本気でやると決めた。一生、後悔しないように…そんな自分にぴったりな小説だった。
舞台は千葉県の市郊外に位置する白富東。偏差値68の進学校に偶然集まった二つの原石。後に野球界を席巻する二人の開眼過程。当然チームメイトも少し、段階的に実力を育んで行くのだが、高校野球の想定外を設定に織り込んだリアルチックな群像劇。甲子園なんか目指さない予定のチームに巻き起こる旋風の序章を御覧下さい。( ≧∀≦)ノ