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第二回こむら川小説大賞|感想置き場①


こむらさきさん(@violetsnake206_ )主催のイベント、【第回こむら川小説大賞】の、ツイッターへ載せた感想の置き場です


第二回こむら川小説大賞
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054900482535


(読んだ順です)


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化物 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900506380
82年のある映画を思い出す系の擬態。擬態物について会話をしていよいよ登場だとなって現れた場所が場所なのでぐわーとなる。登場人物の属性が場面場面で様変わりする、擬態するもののやっかいさを味わうことができる一篇で面白かった


人の心がない私を彼が支えてくれています - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900487985
タイトル通りの女性が人であろうとする「陸に打ちあがった魚」的擬態。「理想の彼」の外の仕草言動見た目がぐいっと書き出された後、内面の出現で印象が一変し、「理想」が得体の知れぬ不気味になるのがとても良かった


僕は小説が書けない。 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900488569
「或る作者さん」へ向けた「書けない自分」からのメッセージ。文中に擬態を示すのでなく擬態感ある自身の心境を書くことで擬態を現わそうとしているのかなと勝手に解釈したけれど、この解釈があっているか判らないので、なんとも申し訳ない


ひとのふり - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900598570
ひとの「ふり」をするなにかとのお話。怪異側の手口が巧妙でどっちが本当なのか分からなくなるし、どっちを選んでもどうしようもなさそう。ラストの嬉しいと思う事柄とつらいと思う事柄が絡み合ってぐちゃぐちゃになった心境の波がとてもすきだった

5
義体探偵 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900899905
義体探偵のお話。夜と煙と路地裏の埃っぽい香というハードボイルドな世界観がすきでそれだけで読み進めたくなる。この世界では「自己」が限りなく曖昧になりそうで、だからこそ彼は恐怖したし、ラストのような思いの馳せ方も起こりえたのかなと思った

6
#折合 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900878292
名状しがたき粘性生物と暮らす女性(つむじのかおりをキメてビールを飲み至福に至る極まったお方)のお話。恐ろしいお話でなく、そうした性格・性質を有する生き物との共存を掘り下げたお話で微笑ましかった。生物でなく両親がいちばんこわかった

7
ありふれた諍いの記録 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054901293358
「どういう経緯で殺しに至ったのか」のお話。奥さんが経緯を延々と刑事に話し続ける話調がおもしろい。自分に起こった事柄について整理しているような印象で、だから刑事は刑事というより「対岸の客観的自己」という感じでそれがすきだった

8
食い違う二人と独り - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054901492578
「それ」を思い出した僕が「真実」を話すか話すまいかで悩む話。自身の記憶とその齟齬。真相を悟ったことによる恐怖。そうした、正しさが判らなくなる思考と会話の混乱感が、流れるように文面上で繰り広げられていたのが面白かった

9
郷に入っては - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054901617359
面白かった。張紙きっかけで色々が起こるのを相談するけれど認知そのものが歪んでいて、怪異側へどんどん引き寄せられる、自分ではどうしようも出来ない変事の連続が恐ろしかった。解決も解決というより鬱陶しいので助けたという感じがして好き

10
魔の者たちの臥薪嘗胆――都を追われた魔族が転生勇者に復讐するまで - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900540389
武侠ものの劇作を観劇したような楽しさ。転生者の欲や救いの為に無茶苦茶にされる世界の側はたまったものではない。擬態要素を取り込み一本のエンタメに仕上げている辺りに力を感じる一作だった

11
人喰いの子 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900694749
それしか知らない故の擬態。気まぐれに生かしたのに気に入ってずうと側に置き、いつまでもおあずけのままにしておきたい。けれど「致して」しまいたい感覚もあるのかなと。その為に偽り続けるもどかしさのようなものを感じられるのがよかった

12
もどき - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054902338750
顔力で自分を造る男。目的が明確でいっそ潔く、だからこそギリまで逃げなかったとも感じる。絵を想像し鳥肌。かつ昔自分が水疱になったときのことを思い出して尚更うげえとなった。因果応報さと気味悪さが味わえる一篇。掴み所ない女の子が不気味かわいい

13
第4惑星の生存 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900489505
宇宙と星のお話。この事件は、人間にとってはとてつもなく壮大で長い年月を要する出来事なのだろうけれど、宇宙にとってはプランクトンかアメーバ生命体の生きる世界での、ちっぽけな反応のひとつにすぎない何か程度のものなのだろうなと感じた

14
魔法使い偽シンデレラ爆誕 またはシンデレラを殺したら人魚姫に生存フラグが立った話 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054902605873
偽シンデレラ七転八倒。童話を大元に別のお話を生み出していて力があった。対峙物との対話バトルは少年誌やモンスターものの味もある気がして、豪快なごった煮感が面白かった

15
人の振り見てメランコる明日の身 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900973370
自由ゆえの快活さがかわいらしいお話。ソレだから可愛くみえるのかもしれないけれど、機能を最大限発揮しているからこそかわいいのかな人気が出るのかなという風に感じた。どこまでいっても皮かもしれないという不気味さもあった

16
ただ君を救いたくて - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054901150329
自分を偽る人のお話。呪でがんじがらめになった人にとっての救いもまた呪で、吊り橋効果のような何かを感じたりした。けれど二人が幸せならなにも問題はないし僕はただの壁なのでこれからも観測させてくださいぬほいという気持ちになった

17
巍然屹立(ぎぜんきつりつ)- カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900836970
時代劇変態仮面だけれど出ているし出す。動物の雄は雌を巡って戦い子を残すので、もしやこれは生物摂理の一端を描いたお話なのではと思ったりしましたが、変態なので関係なさそう。形式がしっかり時代劇なので、最後まで楽しく読めます

18
やわらかい指 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054905179694
個人的にかなり好き。世界やプルイ氏のことが生活としてただ示され、こちらの想像で埋まるようになっているのが好き。女の子は女の子でしたたかというか、必要であるべくそうある感じの、場合によっては彼が破滅しうる執念すら感じるのが好きだった

19
ネコ - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054905184831
「ネコ」と暮らすことになったお話。読後感がかなり好き。飼う経緯や劇中に示されるトンデモ理論や真理の飛び感が好き。飛びつつなにが食えてなにが食えないみたいな細かさもあって、楽しむままぐいっと読めた。カートゥーンアニメぽさもあった気がする

20
そこにいたもの - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900590000
からだが動くことのうるささを一枚の絵みたく物理的に視認できるのが良かった。会話が軽妙で不条理な目に遭っても「まあそんなこともあるよね」くらいに捉えて、これからもぼくとわたしは存在するし居続けるよねという感じに終わる雰囲気がすき

21
手の触れる距離 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054904247740
終へ向け淡々と時間が流れるのがすき。人を人たらしめるものというか、そう認識できるよう周囲を記憶や願望に化けさすことで受け取った人が自己を思い出し再確立するというか。化かしによってなにかを成立させてくれる優しいお話だったと思う

22
イシャーの娘 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054902026323
認知されないものどものお話。己と文法を確立し擬態から解放するまでの強さをみた。以後は以後でその中から反発による分派が色々産まれたりしそうだとも感じたけれど、それもまた必然に思う。不思議なお話。途中なぜか、カッコウの托卵を想起した

23
アタック・オブ・ザ・キラー・ダイコン - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900709539
擬態大根。シューティングゲーで主人公の遮蔽物になるヤツだとか、スポンサーだから出さないといけないぽい感じのロケ地が出ていて笑った。お決まりなラストも好き。午後ローパニック映画特集でトマトと一緒に流れてほしい

24
化け猫まつり - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054905399762
化け猫のお話。遠野の物語みたく対談というか、昔のことを話す形で出会いについてが語られてゆくのが好き。化け猫少女のお乳についてを、じいさまがしっかりと云い直すところもすき(それだけ衝撃的だったのだと思う

25
わたしたちは平凡で凡庸な普通の女子高生です - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054902462495
なにげない感じがとてもいい。彼女らの日々と関係性が一幕だべりやしぐさから感じられてとても好き。A面のいろいろの「なんだこれ」がB面でどーんとやってくるのがもうおもしろくてよくできていて、うわあとなった

26
赤いキッチンタイマーが私を翻弄する - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054909532642
気付かぬままの擬態に苦しむ。変えられると関わっておきながら途中で切る奔放さがクる。感情認知に彼女なりのズレがありそれに彼女自身翻弄され自滅し苦しんでいる気がした。この場合の救いはなんだろう。止まることだろうか

27
ノットヒーロー - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054906792271
カメムシ男の姿形が印象的でそれ故に得体の知れぬ演出が効いていて、前半から後半の「こうだったのでは」の想起に繋がるのがいい。彼の前では語り部も何もかもその他大勢になると思うので、危険ならばSCP財団等に管理してもらったほうがよさそう

28
あといくつ食べれば - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054907079544
理解できぬことの怖さ。無理解とか相容れない、棲む場所の違うなんらかの感覚というのは「別世界のいきもの」と捉えることもできる気がする。案外僕らは普段から通例としての人間を無意識のうちに把握し表しているのかもしれないと感じた

29
終焉によせて - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054909565096
観測の話。コレクション的に人間生態を手に入れているのがすき。集合として生きる割にみんな案外個性的なのは、そうすることで価値バランスを保っている気がした。結局は同じ気もしたけれど、孤独に対する悩みの質感が明らかに違うだろうなと思った

30
誰か来た - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054909109827
空き巣のお話。「実は」の部分が上手く機能していて、それの連鎖によって自己についてを掘り下げてゆくのがすき。自覚というか、客観的に己を知って潜りすぎたが故の空虚さと、自己の覆いにやられることそのものが、お話としてあらわされている気がした

31
愛の尻拭い - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054902529244
自分の話は相手にも共通の前提みたいなまま話しかけてくる方の行動はやはり違うというか、最適への解釈がワープしている。放置の結果あっという間に呪そのものに呑まれるのが、アンコウへの同化を強制で行わされる感じで怖いし虚しい。終り方がすき

32
雪と小屋 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054911015945
やりとりがすき。男は男で気に入って、女は女で疲れてこうなっているのだと思うのだけれど、その二人の生活がだっと終わりまで「ぼくとわたし」で展開されてゆくのがよかった。インタビューで事象が把握できるのも良い。ラスト文言は万病に効く

33
純白の幼児、リリオネル。 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900642081
主人公の行動のために仲間たちがわたわたしているのが好き。人物同士のやりとりが面白いので、「さあはじまるぞ」というところで終わってしまうのが少しもったいなく思った。このあとどういう風に、三者のやりとりが起るのだろう

34
スカート一枚 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054911633111
人に喜んでもらえる事柄を察知できるということはパズルのピースになったりピースをハメる側になったりできるのだろうなと勝手に納得をしまくった。男装女装というのはどうしてこうも魅力的なのだろう。ある種の認識錯誤と混乱が起こる所為だろうか

35
私は百合が描きたかった - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054909829718
くっつかれるようになって逆にうっとうしくなる心理の描き出し方がよかった。遠い距離での理想と関わるようになった近しい距離から知った諸々による理想への浸食というか、結果として内外から一部として浸食されてゆく感じが怖かった

36
ご存知のとおり人として私は - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054911110894
日常を特異視点で切り出し普遍を再認識さすような趣がある。作中に登場するあらゆるものが「なんらかの為にその姿をとらされている者共」に思えるので、人間がそうした、ものの性質を定めてしまったが故の世界が今だろうかとも感じた

37
道化少女と僕と - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054912379736
外への発露が道化的に生じるものの好きは感情として本当に存在しうるものなのかという風にして、「ふるまう」という外面こそが個の内面を形作るというか、己を掘り下げている気がした。擬態の理由付けが細かくて好きだった

38
偽装人形の眠り - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900537453
状況設置からアクションで世界へ突入して、お話深部への至りと解決までが一万字以内でぐおっと描かれていて、つよかった。ドッペルゲンガーとそれがこの世界でどういう認識かみたいなテーマ部分の延長でガジェットの色々を知れるのも好きだった

39
彼女はもう死んでいる - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054912817626
ロスタイムの話。死に満ちているのだけれど鬱々としていなくて読み口が良いしコミカルなので楽しく読んでしまった。それでも受け入れられない相方側の心理感覚がじわじわ丁寧に示されているのがリアル。Googleでつい調べてしまうくだりがすき

40
神田ベリーは何か怪しい - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054903287129
奇行について尋ねてみたら、というお話。後半の会話でいろいろ判明するけれど、それがバッ!と示されるまま終わるのが印象的だった。コミカルさも含めてワンクールアニメか単巻漫画の第一話みたいな満足感があって、たのしかった

41
したいのぼくら - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054900777078
ある視点から見た通常への憧れというか、浮いた存在でないことというか。憧れは憧れだけれどなんにでもなれる事柄自体の違いは出ちゃうよねというか…違いについてのお話かなと、感じました。これから始まってゆくんだなという終わり方がすきです

42
死出虫の娘 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054914460547
取り繕い、ふるまいが結果として虚構を暴いてしまうことになるというか、容れ物の中にしか存在できなかったのだという終がとてもすきだった。信頼はとても絶妙なバランスで積みあがっているなと思ったし、一瞬で崩壊さすことも出来るんだなとも感じた

43
全人類俺化計画 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054904896684
人格同化は本当にツライ。けれどそれでも好きと云えるのは強いな…となった。外から揶揄された結果として自分の興味の矢印をねじ曲げ萎縮さすことがどれだけ虚しいことか改めて考えさせられた気がする。普段からおっぴろげれておけば大勝利かな…

44
アリス・イン・ザ・金閣炎上 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054913427072
場面が繰り返されるのは歌の構成みたくなってる気がした。サビへ向けたお話(歌詞)だから絵が印象に残ってギリギリ引っ張った弓から矢がバン!飛んでドン!命中してスッと余韻きて終わりだからぶっ刺さるのかなと思った。面白かった…

45
滞空日和 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054915890871
「ある」設定からお話が進むのがまず好きだった。身体解放されるインターネットに救いがあって、解放の結果また自然と自己が混ざるというか…そこで関わることで現実とすこし違う何かになった自分に救われていることあったりするな…と、思ったりした

46
スマッシュブラジャーズDX - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054901059743
「私は試着室のカーテンを勢いよく開け」のところの勢いがよくて噴き出してしまった。思考ベクトルの突き抜けが芸術家気質というか、独創的ブラジャーを世に産み出すに至るまでの壮大なプロローグ感すらあってそれもたのしかった

47
禅士院雨息斎のゴーストバスター劇場 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054916229929
勝負があってそこから更に上層がくるのが面白かった。もしかするとここから更に第二第三の上層がミルクレープとかみたく延々と現れるのではなかろうかという期待感もあって、インフレでどこまでも話を続けられそうとすら思った

48
喰らう箱と死なない少女 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054904169653
絵が文字通り変化してゆくというか、ページめくりの行為自体が大事な一作に思った。ひと夏の思い出とか出逢いとかのそういう、子供の頃の思い出へ戻る一時的逃避によってその場に生じる幸福の感覚が大事に描き出されているお話に感じた

49
擬胎 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054913442739
それについてのボルテージを上げていってそれについてどうしたらいいのという状況になってやっと「こんにちは」とある存在がやってきて解決というか解消をするという筋道が憑き物落としのお話的でおもしろかった。感覚だけが残るのが悲しいしいい後味だった…

50
そろそろおちる - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054917084056
ふともも。やたらとこだわりがある感じがすき。「欲情というもの」についてまくしたてる存在は不思議と親近感があって話すテンションがたのしい。お話を展開しつつほのぼのとしてかつ面白く会話をもって行くコミカルさが生きていてすきだった

51
狩人になるための心得 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054917372065
少年の出会いと成長物語という感じで王道のお話だった。この篇だけでもキチンと終わっているのだけれど、この経験自体が序章で、これから二人が色々に直面しつつお話が広がっていったりするんだろうなーと云う感じもして、たのしかった

52
クダのいる家 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054917386617
いるから安泰があるのか、いるから縛られたのか。気付くことが幸せかどうか。お話としては、「理解できないからと云って、それらを雑にあつかうな」という風ななにかに感じた。受けるニュアンスがガラッと変わるのがおもしろかった

53
終末のフリークス - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054917404724
ゾンビ。ドラマというかロードムービー的つくりでいろいろのお決まりをぶっこみつつ字数の中でやれる限りの展開をやりまくっていてそれがもう楽しい。この先どうなるか判らぬままもしかしたらの続編要素を残しつつお話が終わってゆくのもよかった

54
きみをさがして - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054917409357
ヘタに自我が残ってしまうと心残りが具現化するというか溢れてしまってかなりつらいだろうからスパッとそこで死んでしまった方がまだ楽だな、と感じた。最後の発見がひとつの区切りとして、すこしでもお互いの救いになっていると良いな…と思った


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②へ続きます
https://kakuyomu.jp/users/miyako_oti/news/1177354054922336461

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