終末のフリークス

隕石が落下した後に起きたゾンビパニックの中、必死に生きようとしめしまう元タブロイド記者の話。
砂漠に落ちた隕石。徐々に広がる感染。崩壊した職場。ゾンビひしめくショッピングモール。暴力を振るう者達。研究施設のあった病院。滅びつつある世界で暗躍する者。ゾンビ物のお約束を兼ね備えながらも、それだけではなく不穏な部分や主人公に起きる謎の現象なんかもあり、シーズン6ぐらいまで続く物語のシーズン1という感じでその後がめちゃくちゃ気になります。
ゾンビ物が好きな人だけじゃなくてポストアポカリプス物が好きな人や能力者物が好きな人なんかも楽しめる作品でした。
微妙に今のコロナの事も出てきてクスリとします。

　ある日突然降ってきた隕石を皮切りに、人間がゾンビ化するようなった世界で、どうにかして生き抜こうとするひとりの男のお話。
　ゾンビパニックもののホラー（あるいはＳＦ）です。実はゾンビものはあまり詳しくないのですが、でもそんな自分でもなんとなくゾンビに求めちゃうことが全部詰まった、満足感たっぷりの立派なゾンビものでした。このゾンビなら休日に一緒に歩いてるとこ見られても全然恥ずかしくないというか、たぶん自慢できるやつです。人のゾンビにマウントをとっていこう。
　主人公が好きです。より正確にはその主人公の魅力を余すところなく引き出してくれた、『Day1』（最初の一話目）が本当に好みでした。きっとス…続きを読む