概要
家に空き巣が入ってきた
個人が形骸化する現代社会で、一人の空き巣が思うこと。
あなたは「化け物」になっていないだろうか?
訳:この小説は第二回こむら川小説大賞に応募させていただくために書かれたものです。
あなたは「化け物」になっていないだろうか?
訳:この小説は第二回こむら川小説大賞に応募させていただくために書かれたものです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!他人のものを盗むことと、別のものの姿を借りること
仕事もせずに引き篭もってゲームをしていたら、留守宅と勘違いされて泥棒に入られてしまった人のお話。
シンプルながら鋭い切れ味の、ホラーあるいは現代ドラマです。ジャンル通りミステリでもありますが、いわゆる謎解きや推理もの的な意味でのそれではありません。個人的にはホラー感が強いというか、ホラーだったらいいなと読後に思いました。終盤のこう、なんだかゾッとするような重たい怖さが印象的だったので。
ピンチから始まり、手に汗握る場面の続く前半から、一転して落ち着いた雰囲気の後半へ。動きの多かったはずの前半が溜めとして効いて、静かな後半の方がどうしてか怒涛の展開に見えるという、あるいはそう見えるほどの…続きを読む