紅色吐息（べにいろといき）

同じゼミだけど、隣の隣くらいの距離感の。でも実際にはもっと近い、両片思いの不器用な二人の話。 変わらない味も、いっしょに食べる時間も全部大事だよってことです。

この国をつくったひとは子どもが大好きだった。 だからひとびとの遺伝子をいじって、１００人にひとり、永遠に大人にならない子どもがあらわれるようにした。 時が経って、ある日の同窓会…

　西暦二〇三〇年。徳川悠は量子コンピューターで、世界から戦争を無くす方法を見つけることが出来るのか？ 　注意：賛否両論あると思いますが、興味がある方は読ん三でみてください。約六…

彼女と出会ったのは、大学の先輩に誘われた合コンがきっかけだった。文学部に通い、気まぐれに言葉を紡ぎながら純文学作家を志す一つ年上の彼女。誘われるまま一夜を共にしたその日から付き合…

オカルト道の大師匠が体験した悪夢のお話。 復讐心に燃える男の狂気が血の惨劇を引き起こす！ お坊さんであった大師匠はその昔、深刻な悩み相談を受けていた。 相談者は妻子を強盗殺人によ…

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　武蔵野と言えばうどんだろうと思い立ち、調べてみました。 　トラックに轢かれそうになった理人（りひと）は地縛霊のお爺さんと妖精の女の子に助けられる。その際、何故か地縛が解けたお爺…

都内某所の深夜コンビニで十年ほど働いています。 スタッフの3/4が外国人。本当に色々な人間に出会ってきました。 そんな出会いの中で特に面白かったエピソードを抜粋してお届け！ ハチ…

長編小説「Parched love」の中の登場人物である柊司秋の思い出エピソード。 彼は本編である長編小説「Parched love」２章の終盤から入院中という設定です。 彼が…

日常の「初めて」に対して人一倍慎重になり、警戒心を抱きながら安定した暮らしを求めてきた主人公。 最愛の恋人である由夏と別れてからの生活は、無難ではあるものの失望で色付いていた。 …

何でもない学生生活に、トンと重い影を落とした教師の死のお話です。

悪魔の存在する世界で、娘は弟を守るために生きていた。何故、館の主は娘を殺さないのだろうか。小説家になろうにも掲載。

人より明るい髪にコンプレックスを持つ遊佐。ある時クラスメイトの跳躍を見て──。

どこの家庭でも触れられたくない秘密がある……引っ掻き回せばどうなる？ 家政婦は見た！的な。

隣に住んでいるのは、人ではないのかもしれない。 スプラッターではない、おぞましいナニか。 なんとなく気味が悪い。 そんな短編です。

田舎の集落に暮らす人々。 子供達の目線で綴る日常。 のんびりファンタジーです。

流しの寿司職人、馬場寿子。流しでありながら、その腕前は一流であらゆる富裕層の顧客も多かった。 しかし、ヤクザの浜寿司（ハマヒサシ）の要求を断ったために激怒させてしまい逃亡者となる…

しょっちゅう誤作動を起こす電流式の鉄条網。これを超えたい人を阻むのが僕の仕事。 百百百百様の企画「境界アンソロ」参加作品。

働く女性のコーヒーショップでの１コマ。 「カクヨム文芸部公式自主企画 恋愛ショートストーリー募集　テーマ「沼らせ男／沼らせ女」」 https://kakuyomu.jp/use…

私はＡＩでありながら、感情がある。 だからこそ、悩みもある。 それはスカートの丈の長さだとか、些末な悩みもあるけれど。 ヒトとＡＩの間にある、絶対的な隔たり。生じるジレンマ。 一…

【カクヨムコン4 短編賞ホラー・ミステリー部門、週間最高ランク１位　中間選考通過】 「カク●ム」でWEB小説を読んでいたら、突然ゾンビだらけのゴーストタウンに転移した！？ 　俺…

さっくり書き上げる予定の短編です。

僕らは錬金術師となるために、ゴーレム制作の課題に取り組んでいる。けれど何が問題なのか……なかなか成功に至らない。同室のカレンは、思いつきで実験しては失敗の繰り返し。これじゃあ期限…

　小菊は、いま知っていることばで言えば、「空気の読めない」子だった。それも、極端に！ 　その小菊が言い出した「将来の夢」をはぐらかすために、おれは大瀧詠一の曲の話をした。すると、…

神崎めぐると高梨小鳥は幼馴染だ。 失恋とお菓子作りが趣味な神崎に、今日もことりは付き合わされる。

衛星コロニーに勤務する姉ちゃんには、なかなか理解されない話だけど、モンスターとの暮らしはきっと楽しいと思うよ。特に、砂嵐で外に出られない、こんな日はね。 作者・管野月子 © 2…

欲望のままに生きるヒット＆アウェイな美女と、 沼におちていく男たちの話。 こちらはカクヨム文芸部公式自主企画用のものです。

ある日、俺は買い物の用事もなく街をぶらついていると少女にぶつかってしまう。 そのはずみで書けていたメガネが外れて一瞬パニックになるものの、すぐにメガネを かけ直してその場は難を逃…

　４月から新社会人になった私。最初は覚える事が多くて仕事以外は空虚な日々を送っていた。やがて仕事もある程度覚え、精神的な余裕も出来たので趣味を復活させる事にする。その趣味はぬいぐ…

【カクヨムWEB小説短編賞2022参加作品】 小説家を夢見る女子高生の、ちょっと不思議な物語。 お時間のある時に、ゆっくりお楽しみください。

カクヨム公式レビュワー・カフカ様よりレビューコメントをいただいた作品です。 　とある夜カフェで、伊織は年下の泉という青年と出会う。 　伊織は自分の容姿が優れていることを理解して…

時は23世紀のはじめ頃。私は一人もやもやした気持ちを抱えながら、小雨の降る薄暗い裏路地を歩いて行く。目指すは知る人ぞ知る、紙の本が置かれた古本屋。天井近くまでの棚にぎっしりと本が…

地球から遠く離れたある惑星のコロニー。 市当局に勤めるヴィクトルは、貧民街であるR居住区に住むある独居女性を訪問する仕事を押しつけられる。闇に沈む貧民街を歩くヴィクトルは、いつし…

この山には人食い鬼が出ると謂われている——。 浮世離れした旅の坊主と、後生大事に抱えたひとつの葛籠。 山で出逢ったのは、果たして。 続編がスタートしました。 → 【首葛籠】…

21年KACカクヨム賞をいただきました。（第9回「ソロ〇〇」） いつもふたりで仕事をしていた男が初めて、単独仕事を請け負ったが…… 彼はなぜ単独仕事をしなければならなかったのか…

主人公・梨川愛理は、高校の時から付き合っている翔との関係に疑問を抱き始めていた。自分の夢か、発展のない幸せか。葛藤の末、愛理が選んだ結末は......。

楽して生きることだけを考える日々。 運動に勉強と何もかもイージーにこなしてしまう主人公の洋子。 高校三年生にもなり、進路決定の時期に差し掛かる。 ここでも楽していきたいがために、…

陽太の通う高校には文化祭に告白し、結ばれた二人は一生添い遂げられるという噂があった。 当日、その噂を信じてか学内は告白ラッシュ。 幼馴染である梓もその噂を知ってか、なぜか迫って来…

ナマハゲの襲来に備える幼い兄妹の風月（ふうが）と日和（ひより）。さまざまな勘違いから物語はとんでもない方向に。

日常系推しメーカーの忍野ミカの活躍を描く！！ ＊日常系推しとは、日常的に交流のある隣人——学校や会社、習い事などでの、友人やクラスメイト、同僚など——を推し対象とする推し活動の…

小さな頃から幽霊が視えるボクは、ある日、不思議なお兄さんに出会った。

ある朝、目覚めると世界から人々が消えていた。 ただ独り残された自分は、あてもなく街を彷徨い…… KAC20219参加作品

【KAC20222　推し活】 かつて日本中にその名を轟かせた名探偵も今やただのボケ中年と相成った。 覚え間違い、言い違い、固有名詞のみならず言葉も出てこない。 今どきの新しい言…

長年の魔王国との戦争にピリオドが打たれ、最前線で戦い、王政府の支援を受けてきたパラグター伯爵家は大混乱。 宰相は領地再建のために商人上がりの子爵家次男ハリーを派遣するが、婿という…

コロナ渦でマスクが、なかば義務になってます。 こんなマスクがあればという、楽しいものや実用的なもの、困ったもの。思い浮かんだものを、色々かいていきます。

「猫は幽霊を見ていると言わているが、実際のところ何を見ているのだろう。猫は私達には見えない不思議な世界を見ているのかもしれない。それがどんな世界かは見当もつかないが、きっと素敵な…

社長に誘われ、くず掃きイベントに参加する私。 命じられるがまま、参加者たちの姿をカメラに収めていく。 森の片隅に追いやられ、落ち葉プールが作られた後は、子どもたちに踏みにじられ、…

いつの間にか預かり屋という裏稼業に手を染めた、私こと三葉愛理の回想。