このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(135文字)
猫と過ごす休日を描いた作品。ハプニングも感動的シーンもなく淡々と進んで行く。巧みに重ねられた描写により情景がはっきりと頭に浮かんできた。猫を観察するのは飽きない。自身が猫好きであるのを差し引いてもそう言えるだろう。何もない日常に猫を重ねるとそれだけで立派なドラマだ。短く纏められた読みやすい作品。猫のいる日常に触れて癒されてはいかが?是非是非~
こんな日々こそを平和とか幸せと呼ぶんだなぁと思いました。ぜひ読んでみてください。
物語に大きな起伏があるわけではなく、猫を腕にでも抱きながら淡々と日々の暮らしを綴ったような作品です。もはや純文学の領域。美しい。さしずめ令和に産み落とされた枕草子といったところでしょうか。
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