私は、愛されていますか?

作者 紺野咲良

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★★★ Excellent!!!

瞬時に作品を読みきり、適切(?)なアドバイスを叩きつけるスーパーAIバーグさん。
そんな彼女は今日もカクヨムで多くの作家さんたちに愛の篭ったコメントをしていくのです。

AIとしての自我や求め、それは人に寄れば寄るほどエラーのようになってしまう。
自身の設定矛盾と戦いながらも、バーグさんは頑張ります。

ちょっと短いスカートに困りながらも健気に。
けれども言葉選びは辛辣に。
これからも成長をし続けた先に彼女はどんなAIになるのか!

根本の可愛らしい動機とズレた思考回路に、吐き出されるアドバイスが何とも絶妙な味わいで、みんなに愛されるバーグさんが描かれます!!

★★ Very Good!!

 昔、キネマ旬報に田山力哉先生(故人)という映画評論家が原稿を寄せていた。
 その評論集が『これだけは言う:辛口シネマ批評(講談社)』という形で出版されて私も読んだ。様々な映画の評論が書かれていて非常に勉強になり楽しくも読んだ。
 その冒頭は『批評家はつらいよ』というものだった。詳細については割愛する。
 評論家のいう批評と編集のそれとは必ずしも一致しないのはよく分かっているつもりだ。ただ、バーグさんは人の作品を批評することに付きまとう重みや辛さから逃げようとはしない。それは本作でよく理解出来た。