夜が明けると検査検査だった。
CTを撮って次は血液検査。。
それが済むと胃カメラ。。
検査に振り回されて体の様態が悪くなった気がする。
しかし。。
この部屋は。。
皮肉なことに清美さんが検査入院した部屋だ。
この部屋から医大に転院した。
気分が落ち込み死に付いて考えてしまう。
もおここで死んでも良いのかも知れない。
傷心を抱いて生きることは難しい。。
清美さんも居ないのだから、このまま逝くのも悪い事ではない。。
もしかしたらきよみさんが呼んでいるのかも。。
もしそうなら何の悔いもないよ。。
などとグダグダ取り留めの無いことを考えていると、ギョロ目の主治医がやって来て言う。
「よかった吐息さん。食道から十二指腸まで調べたけどね。悪い物は何も無かった。これは急性胃炎ですよ。奥さんが亡くなって気分も落ちているからね。。まあ、そういうのも有るのでしょう。大丈夫です。頑張りましょう。」
彼は威勢のよい調子でポンポン話して病室を出て行く。
何だよ。。
死なないのかよ。。
あ~あ。。
生きる事を考えなきゃな。。