朔（ついたち）

ゾンビに狼人間吸血鬼……。 見事な化け物御一行様ですが、彼らが案外常識的で紳士的。 そんな彼らに詰められるような何を主人公はやらかしてしまったのでしょう？ たった777文字に収め…続きを読む

KAC20236のお題『アンラッキー7』の締め切りが迫っていますね！ （締切：2023年3月15日11時59分／現在：2023年3月15日10時22分） 皆勤賞を目指していたのに、…続きを読む

登場人物の名前に微かな違和感を抱きつつも、心地よい緊張感のある筆致に促されて読み進めていくと、どんどん物語は斜め上の方向に……。 うーんやられた。 いや、あの人が、その人だって大…続きを読む

毎日小さな当たりが続くことが、ストレスになってしまうだなんて、人間て奴はなんてアコギな生き物なんでしょう。 これは人間が幅を利かす星に生まれ落ちた、健気なアプリちゃんの物語です。…続きを読む

──と「お料理行進曲」を鼻で歌いながら読み進めていたら…… 脳天をガツンと殴られたような衝撃に鳥肌が立ちました。 うーん、うますぎる！ この作品を読んだ方は、マッシュポテトの作り…続きを読む

ドラマでも小説でも、最近流行りの物語は、どれもこれもセリフで何もかも説明してしまうものばかりで、行間を味わう楽しみが廃れてしまったように感じます。 でも、こちらを読ませていただいて…続きを読む

んもー、天才すぎ！ ズルすぎ！ みなさんも是非、軽やかで可愛くて面白い新吉さんの世界にハマっちゃってください！ ところでレビュータイトルに意味はありません。 ちょっとやってみたか…続きを読む

いや面白かった。 いや笑えた。 どうしよう……この面白さをどうやって後世に伝えたらいいのか…… それは次世代を生きる、若い私たちの使命の筈なのに……。 すみません私には、この作品…続きを読む

本作は、作者gaction9969氏自らが、ウォークマン、ファミコン、ブラウン管TV等、自身の青春を彩るアイテムと黒歴史を惜しげもなく披露し、1985年をフィーチャーしつつ2025…続きを読む

恋をするのに理由はいらない。 相手のことが知りたくて、相手の役に立ちたくて。 でも、誰も彼もが自分の価値観の物差しでしか相手のことを測れない。 どんなに強く想っても、ときに伝わらな…続きを読む

「僕らは突然異世界に飛ばされたり、自分じゃないものになったりすることはできない」 そう言って、一心に絵を描く澄也くんと、そんな彼を付かず離れず見守る幼馴染の女の子。 彼らの日常と、…続きを読む

必ず時間に余裕がある時に、飲み物とスナック、クッションなど、準備万端整えてから読み始めてください。 だって読んだら最後、やめられません。 一気読み必須です、ノンストップです。それく…続きを読む

1番好きな人の、恋する人が自分。 誰もが描くそんな夢を、けれども叶える人はそう多くはありません。 殆どの人が1度は恋を失って、胸の痛みに耐えたことがあるはずです。 作者は、私達が…続きを読む

これが即興！？これが同世代！？ 驚きすぎて語彙がどこかへ飛んでいきました（笑） 端正な文章に嫉妬すら覚えます。 これが才能というものなのでしょうか……。 読み終えて、大切な何かを…続きを読む

この作品の良さを語れば、容易くネタバレに繋がってしまいそうで…。 ここはやはり、読んでいただくより他はありません。 シャボン玉に映る景色を眺めるような、どこまでも儚く脆く綺麗な物語…続きを読む

不意にお互いの中に同じ傷を見つけて、 分かり合えると期待して近づいて拒まれて。 女子高生は不可解な生き物なんです。 だって自分自身のことさえ解っていないから。 それなのに無条件で受…続きを読む

プロのゲーマーを目指している幼馴染がいますが、彼は授業中よく居眠りをして、ニヤニヤしたりブツブツ言ったり……先生達から目をつけられていました。 彼がどんな夢を見ていたのか当時の私に…続きを読む

どこまでも続く雪原を、手に手を取って逃げる男女。 彼らの黒髪と赤い唇を想像しながら、脳内に広がる美しい光景を堪能させていただきました。 雪の日に人々が家の中に閉じ籠る理由。 雪化…続きを読む

少女とネズミの邂逅を丁寧に描いた作品です。 作品全体に小川のせせらぎのような心地よさがあり、良い意味で眠気を誘われました。 また、作者の確かな描写力によって、ただのおとぎ話とは違う…続きを読む

討伐局の一員として、命を賭して化け物と戦う主人公の宿命。 その美しい悲壮感に魂を鷲掴みにされた思いです。 躍動感溢れる討伐シーンは情景がありありと浮かび、そのまま映像化できそうです…続きを読む

ここじゃないどこかへ行ってみたい。 行って、でもちゃんと帰って来たい。 いつも心の片隅にあったそんな淡い願いを、作者は綺麗な物語にしてくれた。 そんな気持ちになりました。 こん…続きを読む

幽霊の部長と生意気な部員の、ちょっと滑稽で、でも実感のあるやりとりが楽しい作品。 注目すべきは、作者の「ニュアンスを文章化する力」。 部長は何故、『心残り撲滅キャンペーン』に部員を…続きを読む