ほとばしる激情の全てを「ンクァックァ」の叫びにのせて

恋をするのに理由はいらない。
相手のことが知りたくて、相手の役に立ちたくて。
でも、誰も彼もが自分の価値観の物差しでしか相手のことを測れない。
どんなに強く想っても、ときに伝わらないこともある。

そんな恋のもどかしさと痛々しさを、作者は葉太と桜子の出会いに託して私たちに語りかけます。

そう、これは、そんなにも深いテーマを持った物語。
けして……笑わせようなんてしていませんっ! (嘘)

是非一切の先入観を排除して、綺麗な心で読んでください。

ゆあん様企画、『筆致は物語を超えるか』第3弾参加作品。
第2弾のヒロイン陽子もカメオ出演しています。

本作を読んだらあなたもきっと、水族館にンクァックァ!

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