譜久村　火山

山は、上りの方が好きだ――。とあるバス運転士が物語る、下り坂の人生。

※１話完結です。 貴女は時間を売った。 小さな天窓しかない、２ＬＤＫの部屋に知らない男と暮らすことになった。 貴女は彼と過ごしていくうちに、気持ちの変化が訪れる。

年末になり東京から帰阪した私。弟と過ごす年末の昼は牧歌的な時間？

ワクワクのいろいろ

君は、教室の後ろの席でよく絵を描いていた。 私の誘いを振り払って。それが、私には許せなかった。 君が『絵を描けなくなればいい』なんて。 願ってしまった。だからこれは──私への罰だ。

　寝起きの災厄な夢と行きずりの女と古代の天文台と、それに付随する男女の事柄について。

何の取り柄もない事務員の”私”は、リストラ候補として無理矢理に営業職へ異動させられる。 そこに新しく来た上司の広志。 広志の魅力と転落、そして”私”との関係。 仄暗い現代ドラマで…

人気が低迷するNPB…日本プロ野球界。 ちょっと打たれたからってうるうるして、 眼が泳ぐ様なピッチャーなんていらない！ プロじゃない。 それからチャンスでバントする様な奴は、 …

ながいじんせいいろいろあるよね 第一回　さいかわ葉月賞　テーマは「夏」応募？ 作 投稿時間？ わ　　ざ　　と　　で　　す　　＾p＾

幻想的な短編小説を書いてみました。 楽しんでいただけたら幸いです。

生きるしかない嘘の中。 私は、青に堕ちた。

とある方の体験談を元にめちゃくちゃ脚色してやりました なんかごめんな

極度にSNSを気にする弟を持つ「私」の話。

ここの鶏卵食堂には、お腹と心が空いたものが集まるのです。

「犠牲」をテーマにエッセイを書いてみました。 本エッセイはクロノヒョウさんの自主企画 「書き下ろしエッセイ募集！」 に参加しています。 ・1000文字以内で完結 ・テーマに沿っ…

さいかわサマーダッシュ参加作品です。 君は痛みにどれだけ強いだろうか？ もしそれが、世界的に最強と呼ばれる痛みの王だったら？ この話しはそんな痛みの王と謁見した、一人の…

　僕は知っている。 　雨上がりに乾いた傘を持って歩いてくる彼女を・・・。 　でも、彼女が何をしているのか知らない。彼女が求めていることは知らない。

中学三年生のミホは、夏休み明け初日の学校帰りに河川敷に寄る。 そこで出会ったのは煙草を吸う七歳上のお姉さんだった。

金銭管理が苦手で、いつも苦労していた奈美。 けれど彼女の金銭管理が、最近どうやら改善されてきているらしい。 珍しく夕飯に誘われた友人・早紀が目にしたのは―――。

高校二年生の春、良太は桜の樹の下を掘った。何かを埋めたという記憶だけを頼りに掘り進めると、良太の理想の女の子が横たわっていた姿で発掘されたのだった。 女の子の正体とは？

　妹は昔、肺炎をこじらせて死んだ。 　兄である私は、彼女からの願いを引き受け続けている。 　それは彼女の笑顔とは裏腹に、酷な願いだった。 　昔の作品です。短編集にあったものを一…

平凡なサラリーマンである主人公は、日々の些末なことをつづったブログを長年続けている。 ※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

クロノヒョウ様自主企画参加作品です。

犀川 よう様「さいかわ水無月賞」参加作品。 テーマは「雨」。 どこかの誰かの眠れぬ夜を、ただ何も言わず黙って見つめる。 そんなお話しです。 少しだけセンシティブな内容を含みま…

少年犯罪多発の大きな原因だとして、コンピューターゲームの未成年の使用を実質禁止にする法律が制定される。その施行が迫るなかの少年たちによる物語。 小説家になろうにも掲載しています。

俺は正義感の強い男だ。 だがあの日、全ては変わってしまった……。 あなたはこのラストを許せますか？ 柴田恭太朗さんの自主企画【三題噺 #66】「グループ」「正義」「心理テスト」…

その男は、雨の訪れと共にやってくる。 中学校教師の女性、露木は或る日不思議な男と出逢った。暗闇の中で歌う男は『ソラシド』と名乗り、毎回雨が降る夜に露木の元を訪れるのだった――真面…

春嵐症候群 きっとぜんぶ春のせい

紫陽花のおなかにのせて何かを感じた少女の話。

歌とうたったら、あの人を思い出した―― 懐かしい、あの人 ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ！ クロノヒョウさんのお題企画参加作品です 第56回「2000文字以内…

お題 「○○には三分以内にやらなければならないことがあった」

第56回「2000文字以内でお題に挑戦！」 お題 「ララ・ライフ」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093079377799773

辛いことは忘れた方が良い。 今を生きるには辛い過去は邪魔なだけ。

10年くらい付き合ってくれたパートナーに、感謝の気持ちを伝える話。

モダン焼き ＝ お好み焼きの中、もしくはお好み焼きで麺類を巻いたもの。 結構、腹が膨れます。旨いです。 そんなお好み焼きがあることを知った、あの日のこと。

　中学校の帰り、涼の置き傘がなくなった。友人の達紀は、自分の傘には戻ってくるおまじないがかかっているからなくならないという。信じられない涼は、達紀の傘をわざと持ち帰るが……。 …

　神様なんて、人によって違うさ。 　みんなが同じ者を信じているなんて、そんなわけがない。 　どんな宗教でも、その教本を通して、信者が感じ取った概念的な神を信じる。 　人に…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【俳句二十句】

惣山沙樹様の自主企画、シチュエーション｢ピアスを開ける｣短編の会　参加希望作品です。 かわいい幼なじみ(男)に、ピアスを開けてくれと頼まれた。 同じ大学には行けないから、その前…

止むことのない嵐。私の人生に幸せなんて無い―― ☆同題異話： Under the Storm☆ ☆三題噺： 幸福、破裂、作業☆ ☆条件： 2,000文字以内 + お題: 夕方…

クロノヒョウ様の企画に参加させて頂きました。 お題は「夕方五時のリズム」です よろしくお願い致します。

几帳面で警戒心の強い後藤は、毎朝早く起床して読書をし、それから二人分の朝食を作る。 やがて起きてくるはずの同居人のために。 死別ブロマンス企画用に書いたものです。

KAC2024 第1回お題「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」参加作。 どうせ死ぬなら綺麗な人間として終わりたい、と願ったある女性の三分。

この作品は小説家になろうにも掲載しています

これはとある放課後。 そこに一組の男女が共に向かい合っていた。

浮気を続ける女は少しずつ心が麻痺していく。罪悪感を抱きながらも浮気に興じる女は駅のホームでその後の人生を大きく左右するであろう出会いを果たす。