実況と解説の熱量と、プレイヤーたちのぶっ飛んだ打牌・ローカル役満の応酬が、読んでいてひたすら楽しい一局でした。「緑一色+大三元」や「四槓子四暗刻」など、現実離れした役のぶつかり合いが、真剣なのにどこかおかしくて、テンポよく笑いを誘います。愉快で楽しく、ほほえましさももらえる物語でした。