概要
雨の訪れと共にやってくる――その男の名は、ソラシド。
その男は、雨の訪れと共にやってくる。
中学校教師の女性、露木は或る日不思議な男と出逢った。暗闇の中で歌う男は『ソラシド』と名乗り、毎回雨が降る夜に露木の元を訪れるのだった――真面目に人生を生きてきた女性と不思議な男性の逢瀬を描いた純文学作品です。
自主企画『第一回さいかわ水無月賞』大賞を頂きました。ありがとうございました。
中学校教師の女性、露木は或る日不思議な男と出逢った。暗闇の中で歌う男は『ソラシド』と名乗り、毎回雨が降る夜に露木の元を訪れるのだった――真面目に人生を生きてきた女性と不思議な男性の逢瀬を描いた純文学作品です。
自主企画『第一回さいかわ水無月賞』大賞を頂きました。ありがとうございました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!飛び跳ねる雨粒が人生という名の音楽を奏でる。
この作品を読んでいるとき、鍵盤の上で高低を行ったり来たりしている状態が頭に浮かびました。
雨の前後で主人公の機微に上下があるところからそう感じたのだと思います。
嫌なことがあれば音は下がっていき、いいことがあれば音は上がっていく。まさに人生ですね。
傘を差して雨粒を遮っても、そこには必ず音が生まれる。けれど、その音とともに鍵盤を踏めば、また変わった世界が現れる。ただ漠然と受けるだけではなく、時には自ら与える。そうすれば、自分にとって気持ちのよい音楽が流れ出す。
ソラシドからはそんな人生観を教えてもらったような気がします。
とても素敵な作品でした!