恋愛をする時、程度の差こそあれ人は臆病になる、僕はそう思います。
だけど恋とは、臆病なだけでは決して叶う事はありません。大胆になるのではなくとも、勇気を振り絞る時が必要です。例えば、チョコレートケーキが目の前にあって、味を幾ら想像出来ようとも、実際に食べて見なければ本当の事はわかりません。そして、大事なのはその事を誰かに伝えても、食べた人間でなくてはわからないし、同じく食べた人間であろうとも、それぞれ感想は違うという事です。
恋とは体験するものであり想像するものでなく、勇気をもって踏み出さねば自分の恋のカタチに触れる事はないのです。
僕は本作を拝読して、記されていない恋の勇気を考えていました。恋は懸命であればあるほど成長し、決して老いる事はありません。それはまるで春の様に、ぽかぽかと心を温めてくれます。
お勧め致します。
僕は読後に、鮮やかで爽やかな春風を心の中に感じる事が出来ました。この物語に書かれている恋、丁寧に描かれたその形は単純ではなく、とても味わい深く素敵で温かな想いです。皆様にも是非体験してもらいたいと願っています。
宜しくお願い致します( ;∀;)