川乃こはく＠【新ジャンル】開拓者

誰しも人は、人とは違う側面がある。 それは環境や性格。趣味嗜好や性癖。身体的問題だったりと様々だろう。 これは、そんな隠したい自分の本性をさらけ出す勇気を与え、肯定してくれる物…続きを読む

人の生き方は人それぞれ―― 会社に勤めて幸せを見つけるのも 理想の果てに変わってしまった幸せを掴むのも 自分らしく生きたいと足掻くのも 飛び方や環境は違うかもしれないけど、…続きを読む

誰しもが当たり前に甘受している日常。 その当たり前の【日常】に焦点を置いた物語。 感動とか哀れみはいらない。 可哀そうだとも思わないで欲しい。彼女らは確かに幸せだった。 たっ…続きを読む

不老不死ものはよく見ますが、血糊の処理に頭を悩ませる人を見たのは初めてかもしれない。 着眼点もおもしろいし、なおかつ新しいタイプのジャンルかもしれない。 短編ながらに面白い作品で…続きを読む

長編のストーリーながら、飽きが来るどころかぐんぐんと引き寄せられる物語だった。 主人公の不憫具合がまたグッと来てしまい。ついつい感情移入してしまう。 物語の中で明かされるさまざま…続きを読む

最期まで読ませる技術に脱帽。 そして二人の新たな旅立ちに、祝福を―― これは言葉では言い表せない慈愛の物語。 百合好きの貴女なら絶対に見てほしい作品。 時間があるのならぜひ手に…続きを読む

人たり得ないからこそ伝わる愛の形がある。 純粋な鬼は人の優しさに触れて、心を手に入れた。 心は鬼に知性を与え、知性は生きる喜びを見つけた。 生きる喜びはいつしか鬼の手元から零…続きを読む

短編だからこその斬新なアイディアだった。 天使と神様の会話も秀逸だし、どこか『立川の御神体』お二人を思わせるゆるゆる物語。 一目、アイドルのコンサートを見て全てを理解するかみさ…続きを読む

まるでお酒のような物語。 質の高い作品というのは、なぜこうも読者を引き寄せるのだろう。 一つの酒では意味を持たなくても、混ざり合うことで初めて別の意味を持つように。 それはまさに…続きを読む

始まりの音は、そんな軽やかな音からはじまった。 トントンカラリ、トンカラリーー 紡ぎ出される糸と糸。 柔らかな音色と共に口遊む、幼く甘い歌声が一人の『ケモノ』を呼び寄せる。 …続きを読む

一見ホラーかと思われるが、覗いてびっくりコメディです！！ 誰にも知られてないからこそ、実在しそうな市役所。 あなたの家の近くにも、もしかしたらこんな課があるかもしれません。 …続きを読む

人は誰しも愛されて生まれてくる。 それはこの世に生まれてくるほとんどの命が受ける祝福であり、呪いでもある。 ゆえに死ねなくなったことに果たして理由などあるのだろうか？ 死ぬことに…続きを読む

短編ながらの重くなく、それでいてすっきりする文体の味わい―― まさしく『猫まんま』にふさわしいサラサラいただける物語。 突如現れた猫娘。 防波堤が繋いだ一人と一匹。 したたかなで…続きを読む