長編のストーリーながら、飽きが来るどころかぐんぐんと引き寄せられる物語だった。

主人公の不憫具合がまたグッと来てしまい。ついつい感情移入してしまう。
物語の中で明かされるさまざまな設定や

十万字という文字数の中で繰り広げられる

【筆頭薬師としてのプライド】
【竜帝への恋慕】
【お后さまとの関係】

がこれでもかと詰め込まれており、尊く、そしてくすっと笑ってしまった。

恋愛ものを読んだことのない方なんかにはお勧めの作品かもしれない。

新しいジャンルでこそないが、それを差し引いても十分売り物にできるようなレベルの高い物語だった。

時間があるときにでも読んでみてください。ハマりますよ？

あんまり恋愛の中でも見たことない内容だったけど、これからも主人公たちの応援をしたくなる作品でした。
読んでて悲しくなるし、うれしくなる。
感情がもろに伝わってきたような感覚でこの裏にはどんな感情が紛れているんだろう、と探すのも面白い作品でした。

世界観も良かったですが、主人公が尊くて…
とても好感が持てます。
耐える、ひたすら耐える。
耐えて仕事を優先する。
好きな人の為に……

思わず涙がポロリとするシーンがあります。

長さも無駄に伸ばしてるような中弛みもなくて。
それでいてテンポ良くて読みやすかった。

また読みたくなる作品です。

凄い面白かった。切ない場面もあるけれど、シリアスな雰囲気になりすぎず、良かった。また読みたいなって思っちゃう作品。