このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（226文字）

登場人物たちの心情が繊細に描かれていて、感情移入がすごい！

二人の想いがそれぞれの視点で描かれているのはもちろん、周りの人たちの思惑も丁寧に描かれているので、没入感が半端ないです。
最後まで読んでみれば、ほぅと満足の溜息が出ること間違いなし。

じっくりがっつり読み込んでほしい作品です！

『雲隠れ王女・・』？？・・ふとタイトルに目が留まり「チョッと読んでみようかな〰」・・結果、読み止まりません！！ハートがギュうッと痛くなります！！
自分の中にあるあらゆる感情が揺さぶられるんです。ショパンのノクターンを聴いているかの如く、時に喜びを、時に悲しみを、時に怒りを、‥恐怖を・・そして愛を。ゆっくりと丁寧に紡がれていくものがたりに・・。
主人公リュシエンヌ（マリア）の生きざまが、もう一人の主人公ジルベルトの声音や表情までもが思考のなかにひろがる。そして、泣けます・・”わーん”ではなく、”シクシク”っと。
こんな素晴らしい物語を是非皆さんにも知ってほしいです。読んでほしいです。
きっと、あなたの感情にも・・届きますように。

下級使用人として働く少女は捕まってしまった少年を助けたら皇族だったみたいなラブコメです。

話を1話ずつ見ていくほど、このストーリーの良さが分かり深さが伝わります。
なので吸い込まれる様に読めちゃいます。

知っているラブコメとはちょっと違い甘いだけでもなく酸っぱい感じでもなく、異世界だからこその上手く行かない恋愛事情が上手く描かれています。

一話ずつ読んでください、飛びます。


是非ご覧になってください。

訳あって牢に入れられている、女性に興味がないクールなヒーロー。
メイドとして働いているものの、何をやっても上手く出来ないヒロイン。
囚人とメイドというちょっと特殊な出会い方をした二人でしたが、実は二人とも素性を隠していて――？

王子様と王女様という王道かつ憧れのカップリング、しかもヒロインにだけ甘々なクール系男子、さらに二人とも奥手で初心！
もうそれだけでノックアウト寸前なのですが、二人とも身分を隠さなくてはいけない事情があって、なかなか関係が進みません。
じれったいけれど、少しずつ少しずつ距離を縮めていくのがもう最高です！

そしてこの物語を彩る数々の事件。
ヒーローもヒロインも、これでもかというほど追い詰められるのですが、二人はその都度道を切り拓き、想いを深めていきます。
ハラハラした後にはお約束の甘々展開。もう、心を捉えて離してくれません！
目が離せない展開の連続で、面白くて一気読みしてしまいました。
もう、大好きです（語彙力崩壊）

今後も楽しみにしています♪

主人公のマリアはウェイン城で下働きをしている少女。その正体は滅亡した王国の王女リュシエンヌ。
囚人としてウェイン城に捕らわれた青年。その正体は彼女の故国を滅ぼした皇太子ジルベルト。

お互いの正体を知らないまま二人は出会い、次第に惹かれ合う……。

世界観もさることながら、二人の心情が丁寧に綴られ、ぐいぐいと引き込まれてしまいます。
徐々に二人が惹かれ合う様子が初々しいやらもどかしいやら。

恋心に無自覚な二人が、自分の気持ちに気づいた時、お互いの正体を知った時、どうなるのか楽しみにしながら拝読させていただいております！

そんなことを心から願ってしまうような素敵な物語です。

お城の下働きとして働くマリアは、度重なる仕事のミスにより、ついには囚人の世話をさせられることになる。そこにいたのは、囚人らしからぬ美しい容姿と気品を併せ持つジルベルトという名の男性。二人はそこに至るまでの経緯は違えど、互いの本当の身分を隠したままに惹かれ合うことになり……。

この物語は情景描写、心情描写が共に繊細で美しく、二人の男女の恋路をそれぞれの視点から描いていることにより、そんな二人に対してより感情移入してしまいます。
互いを想い合ってるからこそ起きる気持ちのすれ違い、国の問題、政治的要因、幾つもの障壁が二人の恋路の行く手を阻みます。

でも、読み手は互いの本当の気持ちを知ってるからこそ、二人には結ばれて欲しい、幸せになって欲しい、と切に願わずにはいられません。

まだ現段階で最新話まで読ませて頂いただけで物語は完結に至っていないので、これからも続きが楽しみで仕方ない作品です。

気になった方は是非。

私が求めていた作品です！
設定が、キャラが、ストリートが好みすぎて、どハマりしました。溺愛、すれ違いの恋が好きな方にハマること間違いなしです！

主人公はお城で下働きをするマリア。彼女はドジっ子ですがとても優しく、芯のある素敵な女性です。

そして若き有能な皇太子、ジルベルト様。……好きです！(告白）笑
冒頭は痛々しいシーンもありますが、気持ちはマリアと一緒になって看病しておりました。

2人はお互いに、自分の正体を言えない理由があるのですが、少しずつ惹かれていく様子が丁寧に描かれていてむずキュンです。

実はマリアの正体は…、ジルベルトの気持ちは…！　ネタバレしたくないので気になる方はぜひ本編へ！

　最新話の44話からまた波乱の予感…続きが早く読みたい、推し作品です☆

【面白かった点】
ドジっ娘メイド（訳あり）と、殺人を犯した囚人（訳あり）という二人の置かれた境遇がまず面白かったです。

【良かった点】
互いの傷を舐め合うハリネズミのジレンマのような恋の行方を応援したくなる、実直かつ誠実なメイドと虜囚のキャラクター性がとても良いです。

【期待している点】
十話ほど読んで、これからメイド探しが始まるわけですが、二人がどうやって距離を縮めていくのか。何より二人の訳ありな身分にも注目です。

ドジな下働きと囚人という関係から始まり、物語は進んでいく。主人公は失敗ばかりで卑屈で、けれどそれは彼女の境遇を考えれば仕方のないことかもしれない。
それでも彼女は一生懸命なのである。そして確かに命が尊いことを知っているのである。
そうして彼女は命の恩人となり、心を揺らしながらジルベルトと名乗った彼について行く。
二人の心は読者だけが知っていてお互いは知らないというにがまたじれったく、そしてときめきます。主人公の背景も読み手は知っているからこそ、どうなってしまうのだるとハラハラすることもできる。これは全てを知る読み手だけの特権ですね。
ぜひご一読ください。

マリアはドジな下働き。
ある日、囚人の世話を命令される。囚人の名前はジルベルト。見惚れるほどに美しい男性だった。
ジルベルトを救ったが、マリアは追放処分を受ける。
そして、二人が再開して物語が始まる。


マリアの揺れる気持ちが私にも伝わってきてキュンキュンしました。
ジルベルトの気持ちも良く分かります。
そして、二人の周りを魅力的な登場人物が彩ります。
読む手が止まらず、最新話まで読んでしまいました。
更新が待ち遠しい。


二人の気持ちを知れる読者だからこそ、この作品を楽しめます。
二人の背景を知ることができるため、今後の困難が予想できるのです。
でも、二人にはその困難を乗り越えて欲しいと思います。


主人公マリアの気持ちがとても伝わってきて、応援したいと思いました。
続きが読みたい作品です。

とてもオススメです！
是非読んでみてください！！

面白い作品でした。現代版のシンデレラを読んでいるようでした。まあ、舞台は現代ではないので語弊はありますけどね。

マリアの恋心。王女時代からの卑屈さ。何よりもその優しさが眩しいですね。その性格のどれにも理由があるというのも良い。

卑屈さは王女時代からの隔離生活と下女としての生活から。優しさは生来のものと母親の影響でしょうか。その恋心の理由は物語の中から感じるしかありません。

幻想的で美しい恋物語です。現実の薄汚さに疲れた時に、読みたくなる作品だと思います。

是非、ご一読ください！！

心惹かれるシンデレラストーリーでした。下働きの給仕が嫌がらせで囚人に飯を運ぶ役を与えられる、という冒頭が非常にいいです。最悪の出会いは最高の関係へのスパイスだと思います。ロマンチックな物語が好きな人にはたまらない作品です。是非ご一読ください！