現代版シンデレラ。現実ではありえない、幻想的な恋を紡ぐ。（自主企画）

面白い作品でした。現代版のシンデレラを読んでいるようでした。まあ、舞台は現代ではないので語弊はありますけどね。

マリアの恋心。王女時代からの卑屈さ。何よりもその優しさが眩しいですね。その性格のどれにも理由があるというのも良い。

卑屈さは王女時代からの隔離生活と下女としての生活から。優しさは生来のものと母親の影響でしょうか。その恋心の理由は物語の中から感じるしかありません。

幻想的で美しい恋物語です。現実の薄汚さに疲れた時に、読みたくなる作品だと思います。

是非、ご一読ください！！