ちょ、竜帝さま。いくらなんでもそれは……

長編のストーリーながら、飽きが来るどころかぐんぐんと引き寄せられる物語だった。

主人公の不憫具合がまたグッと来てしまい。ついつい感情移入してしまう。
物語の中で明かされるさまざまな設定や

十万字という文字数の中で繰り広げられる

【筆頭薬師としてのプライド】
【竜帝への恋慕】
【お后さまとの関係】

がこれでもかと詰め込まれており、尊く、そしてくすっと笑ってしまった。

恋愛ものを読んだことのない方なんかにはお勧めの作品かもしれない。

新しいジャンルでこそないが、それを差し引いても十分売り物にできるようなレベルの高い物語だった。

時間があるときにでも読んでみてください。ハマりますよ?

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