@hypermoonrise

今日もおれは人目を盗んで、村のはずれ、むかしのトリデの跡へコッソリやってきた。 母さん、父さんの家をはなれた、あのちっぽけな、しけた村で。 おれに口をきいてくれるやつは、村のはず…

山間の小さな集落「鹿ヶ峰村」。 過疎化と高齢化が進むこの村へある日、都会から1人の若者が引っ越してくる。 彼の名前は「宍戸（ししど）　駿（しゅん）」。 突然現れた「よそ者」…

人物紹介 ・乖田夕（かいだゆう） 汐摩在住の異能者の青年。高校二年生。 物語の語り部。 通称“Ｂダッシュ”。 ・左右あてな（あてらあてな） 汐摩在住の異能者の少女。高校…

【カクヨムコン９ホラー部門大賞受賞】 某大手出版社に秘密裏に伝わる、絶対に扱ってはならない禁忌のテーマ。それにまつわる恐怖体験談です。 私は我慢することができませんでした。

何かが起こったらしい痕跡だけを書いていきます。

ご家族揃ってお越しください

これはモキュメンタリーです これは芦原瑞穂の物語です これは宮下優吾の物語です これは藤村勇那の物語です

私（魚崎依知子）は十一月下旬頃に某投稿小説サイトへモキュメンタリーホラーを投稿した。 今回の一件は、それをきっかけに降り掛かったできごとをまとめたものである。 --------…

あるネット掲示板に投稿された、奇妙な書き込みの数々を掲載しています。 これらには、何か関連性があるのでしょうか？

『今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中！　月給十五万〜　※住み込み必須』 実母のせいで最悪に詰んでる俺の人生は、めちゃくちゃなマンションに住むことで何とかつながった。 入…

ご存じの方いらっしゃいましたら、ぜひ情報提供をお願いいたします。 【追記】 新しい調査になります。 https://kakuyomu.jp/works/168180930931…

風邪引いた時に書きました 誰が評したか『読む価値のある駄文』

各地を転々としながら無店舗型性風俗営業――いわゆるデリバリーヘルスで働く恵美さん（仮名・24歳）から伺った話をまとめたものです。彼女自身の実体験のほか、彼女が同僚の嬢や店長、オー…

喰ひは昔からいる 有名な 未発見の動物です

セレブで特権階級でイカれたマリ奥様には、三人のおもちゃが居る。 おもちゃの役目はマリ奥様のお遊戯に付き合ったり、マリ奥様の敵と戦ったり、他の金持ちのおもちゃと潰し合うことだ。 殺…

『うぞのしにこ』と読む。 この文字列を、人間、動物、無機物、現象などの名前に採用すると、壊滅的な被害が出る。 ■ 2024年8月。一般販売書籍名に『右園死児報告』を確認。 9月…

【書籍化決定　書籍版は4万字ほど加筆修正されています】 顔の良いボーイズバー(実質ホスト)の店員カイトに恋をする田舎から出てきたさやの物語。 さやの家に伝わる「おごさま」という繭…

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。 未練から巫女に降霊を頼んだがうまくいかず、「奥さんは普通の霊とは違う」と警告を受ける。 巫女の懸念は…

語り部の老人が死んだ―― 彼の死は、村を動揺させた。 この村には、語り部がいなくてはならない。 毎日、毎日。 噺を待つモノが、座敷牢の闇の奥で待っているのだから。 新しい語り部…

「私」は公園で、シオリさんと出会った。 優しいひとだった。 大きな家に住んでいた。 遊びに行ったとき、出されたシードケーキはおいしかった。 ほんとうに、シードケーキは、おいしい。

※この物語はフィクションです。実在の人物、事件、団体とは一切関係ありません。 まがま

近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。

「漆黒の慕情」のネタバレがあります。

東京創元社より2022.07.29に発売された「とらすの子」の重大なネタバレを含みますので、本作品を読むのは必ず「とらすの子」を読んでからにしてください。

重大なネタバレを含みますので、必ず『漆黒の慕情』読了後に読んでください。

2022.02.22（火）に角川ホラー文庫から発売される「漆黒の慕情」の試し読みになります。

小説幻冬にて2022年７月号から連載されております。 こちらは連載前の旧バージョンです。 2023.3.8（水）に幻冬舎より単行本が発売されます。

病気が全身に及び、骨がうずくようになること。また、その症状。 悪い状態から容易に抜け出せないこと。 2021/4/14（水）に「ほねがらみ」と改題し、幻冬舎より単行本発売決定…

どんなに気を付けていても異常者から逃れられない栄子。 栄子はこのまま地獄に堕ちてしまうのか。