秋色

思い付いた時、書きたくなった時に更新。更新は非常に遅いです。 基本的には一話完結（複数話になることもあります）。短くて何も考えなくていいくだらない話たち。 少しだけでも笑ってもら…

　神様たちの働く姿、覗いてみませんか？ 　ここはあらゆる神様が集う場所。神様たちはそれぞれの部門に分かれ、毎日せっせと仕事をしている。そんな中、晴れの神ティアーは今日も泣いてい…

重篤な患者と、医師の話。

閉鎖的な空間で起きたある事件の話。

かつて恋人同士だったサナとアンディ。彼の新たな婚約者との結婚式に、サナは出席する。とある楽曲のパロディです。

「同題異話　６月号 『恋よりも恋に近しい』」によせて書きました。

習作をテーマにした「習作」という題名の短編です。 出版記念サイン会ではファンに囲まれるほどとなった男。 しかし、どこかに引っかかるものを感じている。 ※この作品は小説家になろ…

恋に落ちた三人の三者三葉な恋の行方

【あらすじ】 平安時代、御堂関白こと藤原道長が生きていた時代、道長四天王の一人、平井保昌はある想いを抱き、悩んでいた。宮中で見かけた和泉式部のことが気になって仕方なかったのだ。保…

　結婚前の挨拶をした翌朝、夫も帰った後の実家で、「私」は、共に育った血の繋がらない綾兄とおしゃべりをする。 　香鳴さんの自主企画「同題異話　６月号 『恋よりも恋に近しい』」への…

海辺の小さな町に暮らす高校生・小暮真凛は、いつものように駅舎で電車を待っていると、突如いかつい雰囲気の少年が現れた。少年は駅舎の壁に自作の短歌を貼りつけると、その意味を教えると言…

「いつをお忘れになりたいですか？」 ウエイターは料理の注文の前にそう聞いた。 嫌な思い出は忘却し、いい思い出をもっと鮮明に。 あるいは事件の真相を、または新たな気持ちで思い出の映…

フリマで見つけた夏休み帳は三日坊主だった。 ☆ご評価いただいたあとにすみません 「ご存命」→「お元気」 この部分のみ修正しました。すみません。（3月28日19:32） ☆…

ある少女の夏休みに起こった不思議な出来事

　隠し事の苦手な男の子と、恋に向いてない女の子と、人魚のお話。 【お題】「だれにも言えない恋」 【ジャンル】恋愛もの風ホラー（女性主人公） 【登場人物】人魚に恋する男子、その男…

都内にある、『はなのごはん』という惣菜屋さんを巡る日常モノ。 一品目　白えびの唐揚げ 二品目　夏野菜と鰻のジュレ 箸休め　鳳梨酥≪パイナップルケーキ≫（店主のひとりごと） …

6歳の奈々子ちゃんが姿を消した。 ｢カレー食べにいきます｣という謎のメモを残して……。 探偵本宮忍と、桜井梨央は、少女を見つけることが出来るのか？ 少女の書いたメモの意味は？ …

思春期に発見した男子という変な生き物を主人公が観察したポエム。

「……私、もう一度、あの曲が聴きたかった」 僕、猪野宣人（いのせんと）は変わった名前の小学４年生だ、 今日、初めて親にも言えない悪いことをした、学校を無断欠席だ、 多分親にはこっ…

高校２年生の女の子、美作（みまさか）は今日も放課後に文芸部の部室へ行く。 そこは美作と１つ上の部長とふたりだけの部で、部長が書いた小説をときどき読むことに美作はささやかな幸せのよ…

中学1年生の朝倉花音。 二時間目の休み時間に、友人の翠が一通のラブレターを拾ってきた。 そのラブレターには宛先も送り主の名前もなくて……。 『今日の放課後、校舎裏で待っています…

梅雨、うっとおしいですね。(>_<)

そのお屋敷には教授と呼ばれる男性とお手伝いの人が何人か住んでいた。

みんな春が好きだというけど、私は春が嫌い。 それは、好きと言えないままの終わった恋があるから。 でも、ある冬の日に、もう会えないと思っていた『彼』が会いに来てくれた。 それは…

３つのお題を元に小説を書いています。 全て１話完結のショートストーリーです。 どこからでもお好きに読まれてください。

普通な人々やそうじゃない人々や、はたまたそもそも人間じゃない皆さんが、 変わらない日常を過ごしたり、非日常に迷い込んだり、 ファンタジーのようなＳＦ（すこしふしぎ）のようなコント…

毎日が同じ繰り返し。平凡なのは生活だけでなく地味で目立たないミチコは 社内でも影の薄い存在だった。そんなある日、彼女の元に様々な出来事が起こり始める。 その原因とはもしや…。彼女…

『「５分で読書」短編小説コンテスト2022』によせて書きました。SFか恋愛かで迷いました。

　傷つくぐらいなら、期待しない。 　落ち込むくらいなら、何もしない。 　それで良かった。そのはずなのに…どうしてかな？ 　関係が壊れるのが怖わかった。 　あなたに嫌われる…

中学生の優花は、親友の紗奈から恋の相談を受けて、初めて自分の気持ちに気づくのだった。

過去に大きな汚点を抱えている俺。 それは、 他人からしてみたら たいしたこともない事なのかもしれない。 バカらしいこと。 しかし、 あの頃の人俺は逃げた。 遠く遠くへ逃げて…

幼い頃に母を亡くして顔も覚えていない男に育てられた少女が形見に残された写真の母に恋をしてそのあまりの愛おしさのあまり母と全く同じ容姿となることを決意して年月は経ち、いつの間にか顔…

俺にはいくつかコンプレックスがあった。 　身長が低いとか、足が遅いとか、特技がないとか。 　でも、そんな中でも一番コンプレックスだったのが、『やりたいことが見つからない』とい…

　『5分で読書』短編小説大賞2022 大賞作品 中学３年生の夏。 初めて香水をつけた。 面と向かって『好き』って伝えられないから。 遠回りに意識してほしくて、振り向いてほしく…

彼を知る人はみな、親しみとからかいをこめて「救急少年」と呼んでいる。 その理由は彼女にあるのだけど、彼には他に好きな人が。 小学六年生の女の子の恋のお話です。

騒音の苦情で怒鳴り込んでくる上階の住人に悩まされています。

『これから行ってもいいかな？』 いつもは完璧に片付けた状態で家に呼ぶのに、急遽彼氏殿を迎え入れることになってしまった私。 頑張ってはみたものの、間に合いそうになくて開き直る。 現…

いつも、かーくんの一人称なので、猛視点で書いてほしいというフォロワーさんとの会話から生まれた話。 かーくんが大学を卒業してアパレルショップで働きだしたころ。 元話は『東堂兄弟の…

僕は…、僕は… 今、気付きました…

※ちょっと変更しました、です。 七橋（ななはし）カケル。 斎明寺（さいみょうじ）るる。 二人は中学二年生。 同じクラスで、席は隣。 家も隣の幼なじみ。 ある日、学…

車エビ男は食用エビだ。 とある家庭に購入されて、エビフライになる予定だったが、母親がエビのパックを床に落としている間に誰かにパン粉を盗まれてしまった。 同胞達の中で最もエビ味噌の…

　中学二年生の鵲聖也（かささぎせいや）は理科室の実験台に、自分の苗字らしき傷を見つける。 それは本当に彼のことを指していたのか。それともただの傷なのか。 　その傷に気づいた生徒…

田舎の喫茶店の女性店主は穏やかだがどこか翳があり、 それに惹かれるようにして店に通う佐伯。 しかし彼女が起こした事件を通して、佐伯は彼女が囚われていた境遇を知ることになる―

娘の梨花が連れて来たチイちゃんは家には帰らず、ウチの２番目の娘として育った。

それまではまったく興味がなかった裂織の古書に挟まれていたのは１枚のハガキ。むかし烈しく恋した男の青い筆跡が……。

私立探偵大雉寅之助、通称キジトラ。自称名探偵だ。 なぜか事務所に住み着いてしまった《人間の言葉を理解する黒猫》と共に、今日も探偵業を営む。 本日の依頼人はギャル系JK。 不審死を…

２０６２年。 近未来のある春の日。 超人気アイドルの結婚のニュースが舞い込んだ。 翌日、そのニュースを聞いた１５名の女性が、同日、同時刻に同じ方法で自殺をした。 その難解事件を…