秋色

７月４日　アメリカ合衆国　建国記念日 そんなこと、当時の僕は知りません。

車を運転中、聞こえてきたラジオの音声から、「私」は、大学生の頃の記憶を思い出す。それは、サークル内でちょっと浮いている先輩に関する、苦い失敗談だった。 　香鳴さんの自主企画…

32歳いつも一生懸命のパパ。 毎日お仕事で忙しく、家族での家族サービスを怠ってしまいがち。 3歳の娘の誕生日…… 。 パパは今日もお仕事だから誕生日に間に合わないと前日に伝え…

昭和の終わりから平成の初め頃のお話。 二度有る事は、きっと三度目も有る筈ですから・・。 何時か又逢える、そう思った日の事です。

基本的には一話完結短編集です、複数話になることもあります。動物が出て来ます。 作者の練習用も兼ねているのでのんびり不定期更新です。 基本的にはタイトルごとに独立しているのでどこか…

ひとを好きになった経験のない少女・小春子。 友人たちとの恋バナに辟易として逃げ込んだ図書室で、可愛すぎる男子生徒・陸と出会う。 アセクシュアル――。 他者に恋愛感情を抱かないセ…

おさよは亭主の仙吉を思いやる、良くできた女房だった。 ※キセルの羅宇 (らう)とは、たばこを詰める火皿の雁首 (がんくび)と吸い口を繋ぐ部分のことで、羅宇屋は、その羅宇の掃除や…

「かぐや姫」に関する説はいくつかございますが、作者が不明と言うのがそもそもミステリアスでございます。その上、このような説はご存じでありましょうか？

ま、人生いろいろあるけれど、 でも、ビールを飲んじゃえば、どうでもよくなっちゃう。

ファンタジーが大好きな中学生の女の子。 彼女の好きな人は、本の世界の王子様。

太一と洋二、木村家の兄弟は、母の手料理を当たり前のようにして食べていた。 それが、いつまでも続くと思い込んでいた。 ある日、それが突然失われてしまったら…… ※料理研究家リュウジ…

昔の事や、今の事や、あんな事や、こんな事、思いついた事を自由に気ままにおしゃべりします。 御用とお急ぎでない方は、お立ち寄りくださいませ。

KAC2022によせて書きました。お題は「88歳」、二作目です。

僕は、どうやら「一目惚れ」ってやつをしてしまったらしい・・・ そして、「スマイル」が、・・・だった！？ってことを、初めて知ったっっ

兵士が戦地から帰ると、家は空襲で焼け落ちて迎えてくれる家族は誰もいなかった。庭の隅の宵待草が一輪、咲いているだけなのだった。

失恋の最中、『俺』は『彼』との思い出が詰まった、寂れた街へ向かう。癒えぬ古傷と淀む心を抱え、過去に囚われていた『俺』は、気が付くと、小さな海岸に辿り着いていた……。 ＊本作は…

昔、海蛍だった妖の、誰も知らない願いの話。

ただ思うこと。

1992年夏・大学一年生の添田正樹は、アルバイト先のスーパーでこっぴどく怒られ、意気消沈したまま帰りの電車に乗り込んだ。途中の駅に到着したその時、見知らぬ少女が慌てた様子で電車内…

タクシー運転手の小金井は、ある朝一人の酔っ払いを介抱する。酔っ払いにも、いろいろ事情はあるようで……。 企画参加用に書いた短編です。初めての参加ですが、どうぞよろしくお願いします…

仮野さんにとっての私が、ただの都合の良い道連れだったとしても、私はそれでいいやと思った。彼女だけが私を許してくれるから。あぁ、許すんじゃなくて、単に興味がないだけか。 「私」 …

香鳴裕人さまの自主企画　同題異話　８月号 『これを優しさと呼ばないのなら過ちでもいい』参加作 折角授かった我が子を殺すように命じられて煩悶する徐夫人。 しかし、皇帝の命令は絶対…

俺の名前は乾宗十郎、私立探偵だ。 ある依頼人から呼び出しを受けて、俺は彼の住んでいるマンションに出向いた。 　しかし俺の前に転がっていたのは、死体だった。 　そう、その死体が依頼…

とある事務所に、呪いのビデオテープを預かってくれという依頼が飛び込んできた。 事務所の主はものすごく興味を持ち、嫌がる助手が買い物に出かけている間にビデオを再生する。 そのビデオ…

自主企画 同題異話 -七月号-『逆光の樹影、ガラスのリノウ』参加作品となります。

俺の名前は乾宗十郎。新宿に事務所を構える、しがない一本独鈷の市立探偵だ。 そんな俺のところに、かつて所属していた陸上自衛隊の後輩で、現在プロレスラーをしている男が、依頼に訪れた。…

認めたくないもの…。 ありますよね。 ついに体調を崩しました。

発車してしまえば、戻ることはない、戻ることは出来ない。 ご乗車になられるお客様はお急ぎください。列車が発車いたします。

恋をしていた。

鯨からイメージして思うままに。 小説のような詩のような何かになりました。 遅ればせながら自主企画「同題異話・七月号　　鯨よりも深く」のために書かせていただきました。

「ねぇ、僕だけはお前の良さを知ってるよ」 久しぶりに自主企画『同題異話』さんに参加するため書き下ろさせていただきました。素敵なお題ありがとうございます。何だか不思議な感じになり…

【あらすじ】 未来のような世界、地球のような惑星――硝子生命体《グラス・ビーイング》なるものの存在が現れ、その一人とされるリノウが、やはり硝子生命体と相対して、狩っていく……。 …

一人の人間の日常を切り取ったお話。初投稿なのでとても短いです。 何でもない生活の出来事、会話、外から聞こえてくる情報をどう感じるか、淡々とした反応で描いています。

美術準備室にある、謎めいた絵画と詩の物語。 ＊Special Thanks ……コオロギ 様（自主企画「７月のお題【怪しい客】」（https://kakuyomu.jp/use…

ある日高校三年生、細貝工真の元に届いたのはひと月後の9月1日に『世界が終わる』という一本の電話だった。 世界が終わるとはどういうことなのか。 そんな電話をしてきたのは誰なのか。…

志望している大学に落ちた高校３年生の京谷みやこは、当てもなく街を回っていると『時透喫茶店』を見つける。 雰囲気がよさそうで価格が良心的だからと入店したそこは、なんと『過去の自分に…

数年前に書いたものですが、ウミガメのスープの自主企画を見てアップしておくことにしました。 オチが通じるといいんですが……

こんな物語に、あらすじなんて必要ない。 《カクヨム甲子園2022 参加作品》

気が付くと僕は駅で電車を待つ列に並んでいた。だけどどこの駅か分からない。どうやら酔っぱらっている間に知らない駅にきてしまったらしい。駅名を確かめようと、列を離れようとした僕を見知…

買ったばかりのお気に入りの傘を盗まれた先崎円は、下駄箱の前で怒り心頭していると、隣の席の堂林晃人に声をかけられる。 一緒に盗られた傘を探してくれるという。 傘は見つかったが、取り…

会社の後輩が、飲みに誘ってきた。

主人公、和人の家に一つの大きな箱が届いた。開けてみると、なんとそれは昔ながらのテレビに接続する有線家庭用ゲーム機だったのだ。ゲームの内容もありふれた２DのRPGゲーム。でも何かが…

時をかける少女を見た高校生の下らない一日。

学校に行けなくなってしまった妹を元気づけようと、おれは米津玄師を家に連れて帰った。

私が子供の頃のお話です。 たぶん、まだ皆様が生まれてなかった頃の少し昔のお話から始まります。

１、２年前に考えた話。