筆者の描く昭和はちょうど日本が劇的に変わろうとしていた時代。コンピューターやスマホなど存在せず、テレビすら珍しかった頃の生活。そんな昭和の日常の風景を、いろんなテーマに沿って語ってくれるエッセイです。
今ならレトロなオブジェになりそうな道具たちがまだ現役だった頃。
蚊帳の中に蛍を放つことができた頃。
そして新鮮な野菜が美味しいおやつだった頃。
今よりも不便な時代でありながら、当時の日本人の心豊かな暮らしぶりを垣間見ることができます。
昭和を知っている方はもちろんですが、知らない世代の方にもお勧めします。きっと新鮮に映ることと思います。
このエッセイを読んでいる間だけでも、ゆっくりと流れる時間を味わうことができる、貴重な回想録です。
今でいうエモい昭和レトロ。あの時代には令和の人には信じられない物が沢山有りました。高度成長期には、多くの人々が手探りで幸せを捜していた激動の時代。
当時を懐かしむように、昭和を生きた少年少女ならではの、このエッセイに心安らいでしまいます。
まるで、昔を懐かしむような心に響く、ブルースが遠く近くに聴こえて来そうな……。そんな錯覚すら覚えてしまいます。
五右衛門風呂や白黒TV。カラーTVも箱型の真空管でした。数々の名ドラマやアニメに心ときめいていたあの頃。CMに乗せられて親にねだって買ってもらったファンシーな雑貨たち。小銭を握って通った駄菓子屋さん。古い良き時代……。
とても懐かしく、今でも朧げに思い出してしまう、あの頃の楽しかった日々。
秋の夕日に、昔見た昭和の古き良き時代のノスタルジックな風を時折感じてしまうのは、どうしてなんでしょうね?
昭和を知らない誰もが、不思議と心惹かれるあの時代は何だったのか?昭和レトロ溢れるノスタルジーな世界を、このエッセイで、あなたも是非とも味わってほしいと強く思うのです……。
このお話って・・笑話?・・いえいえ、違います。昭和です。
このお話って・・小話?・・いえいえ、違います。昭和です。
このお話って・・背負うわ?・・いえいえ、何も背負いません。昭和です。
というわけで、このお話には懐かしい唱和が一杯・・違った。昭和が一杯。
というわけで、このお話には懐かしい昭和が一杯・・違った。昭和が一杯。って、昭和でおうてんがな。
というわけで、みんなぁ~。懐かしい昭和の話だよぉぉぉ。
じっちゃんも、ばっちゃんも、とっちゃんも、かっちゃんも、みぃんな、集まれぇぇぇ~。
昭和を一緒に唱和しようぜぇぇぇぇぇ~。
すいません。
表題では偉そうに書きましたが私、異世界のお話って作った事がないのです。でもカクヨムにお邪魔するようになってから、たくさんの名作・迷作を拝見しました。そこで感じたのは、何と言っても異世界の魅力は、現代社会とのちょっとしたズレだと思います。
基本の人間の感情は同じですが、時代背景や小道具が異なるだけで、冒険感が満載です。
今の世の中と、昭和日本昔ばなしは本当に少しですが、現代社会とちょっとズレています。ひょっとしたら、勇者や悪漢も登場するかもしれません。必殺技は夏のトイレですかねぇ?