おい鯨おまえはいとも簡単に命を落としていいものか?そんなに孤独はつらいのか?そんなに仲間がほしいのか?鯨の理想どおりにはことが運ぶかわからないせめて祈りをささげるよただのなぐさめにはなるな
昔好きだった、絵本の内容から広がっていく、幼い頃の思い出と現在の「私」の夢。絵本には寂しさが漂っていますが、水底のイメージを一新させる表現にはっとさせられます。ラストの文が優しくて、ほっと和む気持ちになりました。