昔好きだった、絵本の内容から広がっていく、幼い頃の思い出と現在の「私」の夢。絵本には寂しさが漂っていますが、水底のイメージを一新させる表現にはっとさせられます。ラストの文が優しくて、ほっと和む気持ちになりました。