今更ですが、ウクライナのゼレンスキー大統領とボイチェンコ市長を混同して見ていた青田です。
って、ちょっとテロップ出しといてよっ! 兄弟みたいに激似じゃないか。
アレ、大統領、ちょっと筋肉落ちた? なんか目つきもいつもより困ったような感じになってるし、やっぱり具合悪いのかなあ……などと思ってたら、マウリポリの市長か~いっ!
ついテレビに向かって突っ込んでいた。
まさかワザとじゃないだろうな?
しかも同じカーキ色のTシャツ着てるから、更に騙された。(もしかすると軍ご用達なのかもしれんが)
まったく、影武者になれるレベルだよ、市長。
そんなこんなで、ついイジってしまいましたが、世界の皆さま同様、早く戦争終わって欲しいのは同じです!
国民がまず可哀想だし、とにかく毎日のニュースで落ち着かんっ!
自称影響を受けやすい青田は、早速4月頃に妙な夢を見てしまった。
◆◇◆◇◆◇◆ 以下夢の話 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇
白っぽい壁の市役所のような作りの建物の中、何やら空襲警報のような音と共に外が騒がしくなる。
そばにいた4,5人の西洋人――この場合、私が外国人なんだが――が、一斉に横に並ぶ四角い窓から外を見る。
窓の下にはこれまた太い梁のような出っ張りが横長に伸びていて、その上に小さな女の子が座りながら外に向かって指を差している。
その指の先のガラス越しに、幾つかのモノが尾を引いて来るのが見えた。
空襲――っ!?
本来なら防空壕なのだろうが、この時の私は外に飛び出した。この建物がヤバいと何故か思ったのだ。
そうしていつの間にか、さっき窓を指さしていた、淡い金髪のいかにも北欧系の6,7歳の少女と手を繋いで走っている。
周囲には住宅らしき建物があちこちに立っていて、空はあくまで薄青く遠く澄んでいる。
その空をヒュルヒュルバラバラと、ベージュ系の何か破片のようなモノが沢山放射状に飛んできた。
これはクラスター爆弾っ?! 本物はもちろん知らないが、とにかくそんな気がして戦慄した。
上からめったやたらに何かが振ってきたり、背中に爆発音を聞くことはなんと恐ろしいことか。
これは画面の外では体感できないし、現実はもっと凄惨なハズだ。
やっぱり建物の中にいたほうが良かったかな、などという後悔をしていられるどころではなかった。
もう頭の中はここからとにかく遠くに逃げたい一心である。
何が一番正解なのか、この状況下での判断は難しい。
もう臨機応変というより無茶苦茶、その場その場の行き当たりばったりである。
しかし夢だからなのか、そんな怯えをまったく見せず、まるで秘密の花園に誘うように笑みを向けながら、女の子は私の手を引っ張っていく。
足元はすでに瓦礫と破片。
ヤベェっ 私なぜか靴履いてないよ。
と、思うのだが、そこは夢。
踏む地面の感触はただの凸凹した土のようである。
そうこうして走っていると、建物の合間から左側に、開けた広場のような場所が見えてきた。
そこで沢山の人々が争っている。
戦争だから当たり前なのだが、ついその光景に『エ?!』と立ち止まってしまった。
兵士は兵士でも、そこで戦っていたのは、何故か鎧に剣や槍を持った中世時代を思わせる戦士だったからだ。
さすがは私の夢。もう混乱中だ。
どっちがどっちか分からないが――すでに『ロ』でも『ウ』でもないのかもしれない――とにかくひたすらガチャガチャ乱戦してるのが、遠くからでもよく分かる。
そうしてもっと驚いたのは、そのまま右に目を移していくと、そこに『巨人』がいたからだ。
頭だけで普通の家屋の一階分はある大きさ。
そうして眠そうに長々と横向きに寝そべっていた。
その巨大な顔に向かって、右側に流れてきた兵達が槍を繰り出している。
もう戦う対象がすり替わっていた。
しかしそんな攻撃は蚊に刺されたぐらいにも感じないのか、巨人は目を閉じて大欠伸をしたまま止まったように、巨大な口を開けたまま動かない。
そんな大きな口の中へ次々と、剣や槍を振るいながら兵士が中へ入って行く。
更に奇妙なのは巨人の腹だった。
おかしなことにその巨大な腹はクッキリ透明だった。
中で蠢く兵士たちの姿がハッキリと見える。
まるでテーマパークの遊戯施設のようだ。
だが、中に見える兵士たちは、今度は巨人の腹の中でまた争っていた。
なんともはやなのだが、夢はここで終わった。
この巨人のネタは別に温めている小説の作中小話に使おうと思っている。
見た時は面白いと思っていたのだが、冷静に考えていくとよくありそうなネタかもと思えるようになってきたので、プチネタになった。
まあ、どんなネタでも料理する作家の腕次第なんだけど……(-_-;)
うん、ヴィジュアルにした方が映えるネタだったと、今回は思っておこう。
また思いついたら別に使いまわせばいいや。
そんな私の夢ネタの1つでございます。