どうも、寒さが深まるのと正比例して行動が鈍くなってきている青田です。
人も動物。寒くなるとどうしても体や頭の動きが鈍くなるものです。
いえいえ、決して言い訳をしてるつもりじゃございませんぞ。
最近のニュース、例のごとくウクライナ情勢が多いですが、知っての通りロシア兵たちの苦しい状況も囁かれております。
強制召集したにもかかわらず、戦場に武器もロクに渡さず放りっぱなし。
これが本当なら当の本人ももちろん、残った家族はとてもじゃないけどやってられないでしょう。
そのせいで残った女性たちがなんと戦地まで行って、旦那や家族を取り戻しに行く活動まで起こっているとか。
どこの世界も女強し。
それで以前、ある本で読んだ話を思い出しました。
中世ヨーロッパのどこかでの戦さ。
ある町が攻め落とされ、敵の手中に落ちました。
敵方の指揮官は良心のある人だったようで、占領したその町の女たちに少しの恩慮を与えました。
『手で持てるだけの荷物なら、持って出ていって構わない』
このまま着のみ着のままで追い出したら、すぐに路頭に迷うことを考えてですね。ちょっと気配りの出来る方です。
町の物品を全部持っていかれないよう、荷車とかを使わせないところもポイントです。
さすが指揮官。征服した勝者の旨味もほどほどに残さないと、兵士達も納得しません。そのさじ加減といったところでしょう。
それに手荷物くらいなら、たかが知れていると思ったようです。
すると女たちは、広場に縛られ転がされた町の男たち――自分の旦那や恋人、家族を次々に肩に担ぎあげ、驚く指揮官と敵兵たちの前から一目散に逃げていったそうな。
実話だそうです。逞しいけど、やっぱり愛ですねぇ( ̄▽ ̄)