またもや続けて語りたくなってしまいました。
ファンタジー好きの方達なら、もう知ってらっしゃると思いますが、私め青田は、結構最近まで『中世ヨーロッパの鎧はとても重くて、落馬したら1人で起き上がる事が出来なかった』という説にただただ『?』だったのです。
確かに何十キロも重いようですが、映画やドラマじゃあんなに動いてるし、鎧着てのレスリング技なんかの歴史本も残ってる。
そんな身動き取れないわけないんじゃない?
と、思っていたら、そういう恐ろしく重くて、ガチガチに動きが固定されていた鎧って、まさしく落馬するあの『馬上試合』用だったんですね(@ ̄□ ̄@;)!!
納得です。
何しろ試合とはいえ、ガチンコ勝負。怪我どころか死ぬかもしれない。
だからガチガチに硬くて重い機動性に乏しい鎧になったと。
そういや、絵本(?)で馬上試合で兜が歪んで取れなくなって、鍛冶屋の叩き台に頭を突き出す騎士の絵っていうのがあった。
そんだけ激しいって事ですもんね。
その説が普段の戦闘用の鎧の話と混ざっちゃったのかあ……。
恥ずかしながら最近知りました。
なんでこんな事を言いたくなったかというと、
結構この『鎧=起き上がれない』説が当たり前のように多くて、某大御所作家さんの最近の作品にもこのネタが使われていたからです。
つまり『落馬したところを狙われたら一巻の終わり』
逆にファンタジー物とかならそういう設定でもいいんですが、これがちゃんとした歴史もので……。
編集とかアシスタントさんとか、誰かチェックしなかったのかな。それともストーリーの歴史の方にばかり気がいってたのか。なんにしても単行本になっちゃってるよ。
う~ん、重箱の隅かもしれないけど、一コマに『この頃の鎧は重くて――』とか注釈入れちゃってるからなあ。
歴史モノって本当に難しい……。
普段鎧なんて着ない平民やひょろい現代人だったらキツイけど、兵士はアスリート。
鎧着て走る、側転・前転する、馬に飛び乗る、色々やれてました。
そんな実験動画(?)もあったし。(まさか ソレ用に軽い代物じゃないよね?)
で、そんな中、ちょっと気に入った動画が。
鎧好きは世界中にいるし、『甲冑バトル』なんてテレビ番組もあるくらい、剣と鎧は男のロマンです。
だけどね、わざわざジムでその恰好でやらなくてもいいんじゃないかと思う。
『Knights in gym』
まさしくそのまんまやん、と唸りたくなる。
騎士たちがジムで体を鍛える動画です。
もうツッコミが間に合わんっ(笑)!
全身が入室不可みたいな姿なのに、更にメイス持ってる奴までいる。
何に使う気だ?? ここに運動しに来たんだよね (;゚Д゚)?!
よく貸したなこのジムも。
そして、ヤダっ 凄い楽しそうっ \\(≧∇≦)//
このジム行きたいっ!
なんだか『キン肉マン』の超人たちが集合してるみたいな雰囲気だ。
本当にバッファローマンみたいな奴もいるし(笑笑)
しかも各国色々な時代の鎧がなんだか可愛い。
それぞれの御国柄が出てる。
昔電車で隣に乗って来た、髭モジャ外国人のオジサンが、黒ベレー帽、黒革ジャケットに赤のタータンチェックのスカート(膝上)を履いていたのを思い出す。
これが日本人ならちょっと引くかもしれないけど(失礼)、ブラウン髪の白人さんだと自然でとてもダンディでした。
スコットランドから来たのだろうか。
寒い冬の日なのに女学生並みにハイソックスで寒くないのかなあと思ったけど、ブラウンのアルパカのような足毛が凄かった。クルクル巻き毛なんだもん。
すいません、ついチラ見してました……(´×ω×`;)
で、話戻って動画の話。
いや、みんなで鍛えようぜっていうモチベーションアップにはいいかも。
鎧着てレッグプレスとか、かなりキツそうなのに、更に鎧仲間が『hurry up』とばかりにやかましそう。
ベンチプレスの横でメイス持ってる奴が、地味に圧をかけてくるし。
鬼教官でもやらないだろ、メイスって。
そしてやっぱり負担が当たり前にグレート (^▽^;)
そりゃグロッキーも出ますわね。
ちなみに脱落者はイタリアン(鎧も)さんでした。
やっぱりイタリア的レッド(笑)可愛かったけど。
最後はシャワーで汗を流しにって、バッファローマンあんたかいっ。
という訳でついつい何度も見てしまう動画です。
興味のある方はどうぞこちらから ↓
『Knights in gym』
https://www.youtube.com/watch?v=Fa2irrYK09w