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時世ネタもどき ★プチカルチャーショック

 最近、再び『タリバン』がニュースで語られ始めている。

 あの忌まわしい『9.11』が起こったあの頃、
色んな過激派系の人たちのインタビューとかを、
どんなニュースでも一回は流していたと思う。

 そんな中で個人的にちょっと面白かったのを思い出した。
 話した内容がではない。
(ちなみにあくまでも個人的にです(^_^;) )

 インタビューに答えた男は、自称テロリストではないが、
反米組織の者だという。
 
 映像は始め足元だけを映しており、
『顔を映さないという条件で、インタビューに答えてくれることに
なりました』と記者の声が入った。

 次の瞬間
 えっ……?
 ぼーっとテレビを見ていた私はちょっとビックリした。
 
 映像は、彼が後ろを向いてターバンのような長い布を
頭に巻いているところから映し出していたのである。
 そこからっ?!
 これは今までのインタビューにはなかったなあ。

 しかし、当たり前かもしれないが、手早い!
 あの目だけ出す盗賊巻き?(失礼)というのか、
何という巻き方なのか知らないが
とにかく迷いなくスルスルと頭や首にしっかり巻いていく。
 一見簡単そうだけど、きっと慣れない日本人がやったら
途中でズルズルもたもたさせそうだ。

 最後はマフラーを勢いよく首に巻きつけるように、後ろに片手で素早く2,3回巻きつけて終了。

 何と言うかさすが、ターバンをするお国と思ってしまった。
 ほんとにしょうもないところで、カルチャーショックを受けてしまった( ̄▽ ̄;)
 
 準備OK、それであらためてインタビュー。
 もう画面を見てる視聴者全員
『あんた、顔以外全部撮られてたよ!』って思ってたはず(笑)

 そういえば昔、イランの人(もちろん一般人)に
『自分の国の女性は、小さい頃から母親から学んで、絨毯を織ります。お嫁に行く時にそれを結納として持っていくのです』と
聞いたことがある。
 言わずと知れたペルシャ絨毯である。

 だぁ~~~っ! それじゃ不器用な私たちは、嫁に行けんっ! と
友達と一緒に嘆いたものである。
『大丈夫です。小さい頃から習うので、誰でも出来るようになります』と
慰められた覚えもある(;^_^A

 じゃあ、そっちに転生しても大丈夫なのかな??

 だけど、小さい手の方が、細かく織れるとかいう事で
やっぱり器用な子供の方に軍配が上がりそうである💧

 日本に反物持っていく風習が無くて良かった……。

4件のコメント

  • 顔を出さないインタビューは、信用できなくて、どうしてもスタッフだろうと思ってしまいます。
    昔、近所の誰も入らないラーメン屋が、人気店としてTVで紹介されました。
    店内は見た事のない人達で溢れていました。
    あれからTVはどうしても、エキストラやスタッフを使った演出だろう、と思えてしまって、ドキュメントやインタビューも嘘くさく見えてしまいます。

    日本でも昔は、機織りが嫁の仕事だったりした地域は、あったようですが。
    もっと前だと、家は女性の物だった時代も、長かったようですね。
    男が必死に女性にアピールして、婿に貰ってもらう時代だったそうです。
    失敗した男は、斬り殺されたりしたそうです。
    現代日本は、不器用な女性も結婚できるし、男も命懸けでなく結婚できます。
    テロも少ないし、幸せで平和な国ですね。
  •  とぶくろ様 いらっしゃいませ。
     確かに一時期やらせが問題になりましたね。
     身近にそんな例があると尚更疑り深くなってしまいそうです。
     今でも見つからないだけで、結構ありそうですけど。

     日本もそんな時代があったのですね。
     母国の地理や歴史にさえ疎い者で……。
     以前、日本の都道府県名当てクイズで、見事に中国の人に負けた……。
    『青田さん、本当に日本人か?』
    『興味ないものは覚えないんだよ~ん』(母国なのにっ!)
     あくまで言い訳です……💧

     それにしても女性が家持ちって、凄いですね。
     しかも男性の求婚が命がけって……カマキリ? あれ? 何かデジャヴが(笑)

     平和ボケしてますが、ボケていられるほど日本は平和って事ですね。
     最近は物騒ですが。

  •  顔に布を巻く習慣が日常化しているからこその素早さ……色々と皮肉ですよね〜。
     そういう人が少ない方が世界は平和ということか……インタビューする側もわざとやってそうです。

     日本の結納では箪笥の話がありますよね。家に樹を植えておいて嫁入りの時に伐り倒して箪笥にする……とても計画的ですよね。でも、箪笥は花嫁さんが造る訳では無いので餅は餅屋が日本かぁ……なんて思いました。

     でも、今は家具職人さんも減ってるから文化的には廃れてしまったでしょうかね。良き文化が無くなるのは残念な気もします。


     ところで、今は【嫁】という言葉が女性蔑視にあたるとかなんとかいう話がありますよね。言葉とは時代と共に変わるものですが……難しい世の中になったものです。
  •  赤村雨享様 近況ノートにようこそいらっしゃいませ!

     アラビアンナイトの憧れもある私は、ただただ感心して見ているだけでしたが、確かにそう考えると皮肉ですねぇ……(-_-;)

     そういえば嫁入りに箪笥を持っていくという話は聞いたことがありますが
    材料の準備から手配するのですか。
     それは生まれたらすぐに植えないと、間に合いませんね(^▽^;)
     しかも一から造ったら、かなりお高いような……、既製品を買うのと
    どっちがお得なのでしょう。
     どのみち財産として持っていくので、お金をかけなくちゃいけないんでしょうけど。

     そして『嫁』もそんな軽視なんて言われてるのですか?
     家の女、別に良いんじゃないのかなと個人的に思うのですが。
     家に縛り付けるのではなく、我が家にやってきたという軽い意味で。
     まあそう言うと、また家(男の)のモノじゃないとか、そういう声があがるのでしょうけど。
      
     それを言ったら、『男』という漢字も男性蔑視になりそうです。
    『田』の『力』で労働力にしか見られないのかと(笑)

     本当に時代の流れというか、人それぞれの考え方は難しいですね。
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