持野キナ子

三年前の夏、奇妙なセミと出会った 私はそのセミをしばらく飼うことにした

音楽大学を卒業したら、演奏家以外で仕事をしながら音楽を続ける方法を探し出したたかはし。 キャリアセンターで紹介された職業は音楽療法士。これなら音楽を続けながら仕事もできて一石二鳥…

人魚をモチーフにしたショートショート。もしかしたら、こんなこともあるのかもしれません。

　昭和二十年。終戦直後の日本、大阪。 　大阪大空襲の焼け跡も生々しいその場所に、一人の漫画家が立っていた。 　酒井七馬。 　戦前の大阪漫画界で活躍していたその男は、敗戦のショック…

【コメディです】俺はチャクラムで首をハネられた。女神様が転生させてくれると言うがどうも胡散臭い。でも背に腹は変えられないので話に乗った。そしたら、オデキになっていた。騙された。

塩塩塩の自選集です。 これまでの作品から、星の数等は考慮せず選んで再掲しました。

扉のない部屋で小僧は……

KAC2021 私と読者と仲間たち参加作品 創作論とかそんな偉そうなものではないけれど、小説を書き続けるにあたって僕が大事にしていることを書いてみました。 真面目か！

人魚の愛は深く重たく、歌は狂気を呼ぶらしい。 人間への愛に狂った人魚の、人魚姫みたいなお話。 ※ヤンデレ注意

ワシントン州シアトル。大手コーヒーチェーンの進出でブライアンのバードコーヒーも痛手を負っていた。 ある夏の日から店を訪れ出した地元大学の青年。 バードコーヒーは青年とその彼女…

中学一年生の「僕」は親に言われるがまま、塾に通い続けて、心身ともに疲れていた――。 「もう、やめたほうがいい」と友人は言うが……。

　もとはとある「おやすみ」をお題にした短編コンテスト用に書いた、超短編のサイコホラーです。 〈あらすじ〉を書くまでもなく短いのですがｗ、すやすやと眠る少女達の心の平穏を祈り、〝…

腐った短編です。怪しい衝動にかられつい書いてしまいました。ごめんなさい反省しています。

ネタのメモに「ホームセンターの駐車場に時々高級車みたいな顔して巨大なザリガニが停まっている」というのがあったので、そこから始まる話を書きました。ちょっとグロかもです。

十年前に書いた短編です。

突如飛来した隕石の影響により、世界は一変した。 それは――、感情が昂ってしまうと、なぜかラップバトルが始まってしまう奇病に、 世界中の男たちが冒されてしまったのだ！ 「私たちって…

仕事で出かけた先にあった祠を壊したら、出てきたのは白い着物を着た怪しげな女性。 伝説通りに殺されるかと思ったら……。 第2回角川武蔵野文学賞ラノベ部門応募作 @chauchau…

夢月七海さまの自主企画「同題異話・七月号　　鯨よりも深く」参加作 同じお題で皆で話を書こうというものです。 https://kakuyomu.jp/user_events/168…

コロナウィルスでマスクをすることが当たり前になった昨今、誰よりも時代に戸惑っている女がいた！ 私きれい？　でおなじみの。 ――――口裂け女である。 マスクをするのが当たり前に…

環境省の「平成の名水百選」に都内で唯一選定された東久留米市の「落合川と南沢湧水群」。その湧水群の一地区を管理している神社の巫女（神藤彩乃）は、超常現象の起こる湧水を利用したガイド…

一年遅れのウエディングドレス姿の私の前に新郎のタケルは来なかった。 コロナ禍で中止や延期を余儀なくされた花嫁に捧げる小さな物語。

平々凡々な青春時代をおくる私、ほのかな恋は叶わなかったけれど、遠く離れた小さな恋。 夢を諦めないで、その思いはいつかきっと実を結ぶ時がくる。

僕の彼女、不思議ちゃんの実花はカクヨムで小説を書いている。 どうにか彼女のペンネームを知りたいけれど……未だ分からず(涙) 僕と彼女の出会いのきっかけもここに書かれています。

大晦日、実家に帰り、正月を過ごす大学3年生。東京より寒く曇天が続く田舎の地元は、とても寡黙で、しかしほんのりあたたかいところでした――。

「三題噺の競作　#2」によせて書きました。 お題は「遺跡」「飛翔」「夏の夜」です。ファンタジーと迷ってのホラーです。

第三回阿波しらさぎ文学賞に出したものです。徳島がテーマとなってます。約15枚。

異端者として人間に追われる鬼。けれど彼は人間を傷つける気はなく、むしろ人間との共存を望んでいた。 うまくいかないその願いの前に、同じく人間に忌み嫌われるあやかしが現れて…。 こ…

夕焼けに染まる放課後、二人だけの教室。 もちろん、何も起きないはずがなく……。 十六夜雪様の「私のものじゃないから大事にしない」企画に参加させていただきました。 https:/…

お暇な時間に、３分で読めます。 Twitterの相談サイトに投稿された１件の相談から、奇妙な世界にはまっていく物語です。 怖い表現はないです。怖さより奇妙さです。万人向けです。 …

就職を機に上京した私のもとに、三年振りに彼からメッセージがきた。 彼とは、恋人とも友人ともいえない関係だった。 それぞれの想いが重なり合い、小さな希望が灯る時、 過去を悔やみ、傷…

叶わぬ恋を想い続けるのは決して不幸ではないと語る女の真意とは……

東京にこんな広い畑が広がっているだなんて、二十二年も生きてきてまるで知らなかった。 ましてや農家が道端で野菜を直売してたり、無人販売の小屋まであるだなんて…… ここは本当に東京な…

私が城崎温泉へ行った時の体験をもとに書いた短編。 ホタルと露天風呂と六月の湿り気と黒髪の女性。

「わたし、きれい？」と問う妻

かなり拙い、作者による短編集です。 超絶不定期で書かせていただきます。よろしくお願いいたします。 感想等、頂けると幸いです。

まちあわせの時間って怖いよね

公衆電話がつなぐ奇縁。 縁は、望むと望まざるとに関わらず結ばれていく。

終電を逃したぼくと、十五年ぶりに同窓会で会った赤石さん。 始発を待つ間に、都心を探検するお話。

本来はゆるゆるのエッセイですが、期間限定で闘病生活を書かせて頂いてます。((月に一回程度)) カクヨムで知り合った人達の優しさに毎日助けられています。 Twitterやってな…

■あらすじ 　夕ご飯のお買い物に出た私は、スーパーのレジで財布を忘れたことに気づいた。そして慌てて家に走って戻ったが……。 　いつもの買い物がまさかの事態になるドタバタコメディ短…

仁くんは見世物小屋で人魚に出会いました。 それは仁くんにとって紛れもない初恋であり、 何もかもがどうでも良いと思えるほどの出会いでした。 腰から下を切り落として人魚になれば、もう…

「この村な、今の時期は尺八様っちゅう、淫乱ド変態妖怪が出るから気ィつけぇよ」

遊郭には、「廓のしきたり」 ってぇもんがあったようですなぁ。 ※花魁の相場は、知恵袋の回答を参照。 ※張見世：遊郭で、遊女が往来に面した店先に居並び、格子の内側から自分の姿を見…

昭和の西成、あいりん地区。そこは奇妙な世界が広がっていて、僕はその渦に巻き込まれる。いや、僕が西成を巻き込んだのかもしれない。

『【第4回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「海」、「毒」、「強欲」】』によせて書きました。 各行同じ文字数で、四角く見えるようにしてみました。

30年前の雨の日に起きた小学生の死亡事故のあとで囁かれた噂。 傘の下から口だけが見える。 カクヨムコン短編

『うちの冷蔵庫は、何かおかしい』 なんてことの無い中古の冷蔵庫、それが呼び起こすものとは……。

就職活動が思うようにうまくいかない僕。 ストレスのたまる毎日に耐え切れず、僕はある日家出してしまう。 降りしきる雨の中、僕が見つけたのはボロボロに錆びついた一台の自転車だった――

歌舞伎町Ｎｏ．１の客引きが、ＳＳＳ級の美少女たちを紹介しますっ！