ジャック(JTW)

不妊治療の甲斐なく子どもが出来ないことに悩んだ妻は、夫への愛も失くしてしまっていた。 そんな妻にまた愛してほしいと夫は努力すると言うものの、そんな苦労をかけることも彼女の罪悪感を…

KAC20241第３回お題「箱」 ✶ ①開けてはいけない箱なのに ②開けてはならぬ箱の中身は ✶ ランクイン>>詩・童話・その他。日間１位！＆週間７位＆月間22位（2024.3.…

【カクヨムWeb小説短編賞2023「短編特別賞」受賞】 『妹が作ってくれた』 兄がSNSに投稿したのは、私が作ったラーメンの写真だった。 https://kakuyomu.j…

東へ向かう列車の長旅。幼い姉弟は飽きていた。途中から乗ってきた赤い髪の少女が彼らの退屈を紛らわすためにひとつの話を始める。 昔、他サイトに公開した短編です。二人称小説のかたちを…

女性にとって憧れの仕事である電話交換手になることができた、ある少女の物語です。 昭和20年の樺太での実話を基にしています。

大戦へ加速する、1918年(大正7年 / 民国7年)。 林 一葵《リン イークゥィ》は、日本へ行商に渡る『華僑-かきょう-』として生を受けた。排斥運動で脅威迫る日常を変える為に…

　太平の世といわれた江戸時代。武家社会で大切にされたのは家督を継ぐ長男のみで、兄弟へのしわ寄せは半端ではなかった。中川四郎七もまた、そんな武家社会に虐げられ続けた侍であった。

いつぞや書いた小説を掘り起こしたので若干の加筆修正ののちに投稿。多分横書きの方が読みやすいです。 2024年10月30日修正：季節が混ざっていたので修正しました。 別に私はAI…

　初老の男が訪れたのは、見知らぬ駅。 　上りに乗るのか、下りに乗るのかは分からない。ただ、分かっていることは死を待つということ。生き方を回想し自問する男の、最期の答えを見つける物…

「私」が見つけた手紙と、それにまつわる思い出

梅雨空の下、俺を訪ねてきたのは幼馴染。 居場所がないので置いてくれという。 相手にちょっとした負い目のある俺はそれを承諾し、同居生活が始まる。 なんてことのない同居のはずが少しづ…

飼っていた鶏は、猫に殺された。 パパとママは金色の光から出てきてくれず、いつの間にかいなくなっていた。 ※フィクションです。

NTRフェスタのテーマ曲を聞いて連想したストーリーを書き綴った作品です。 NTRは嫌いだ。だけどBADENDは大好きです。 参考にしてもらったテーマ曲 『極光』 https:/…

若い頃通っていたたこ焼き屋に十五年振りに行く話です。

今までに書いてみた英語のショートショートをカクヨムに載せてみることにしました。 もちろん日本語訳あり！ 日本語の部分だけ読んで頂いても結構です。 基本的にコメディー、ジョーク風味…

どこにでもいる普通のサラリーマン。 そんな彼はとある日、不幸にもサングラスにスーツの男とぶつかってしまう。 これは、そんな男2人の不思議なやりとり。

人間のすでに死に絶えた世界。アンドロイドの少年はひとり、廃墟をさまよい、玩具を集め、遊びつづける。少年が関心を持つのは、玩具と、造り主のエイン博士と、そして、ホログラムの熊だけだ…

目の前にある冷凍肉一キロをどうやって食べるか思案する、とある青年の一日。最後まで読んだ者だけが驚きの真相を知る。 『トラックを駆る死神』 https://kakuyomu.j…

心身に不調を来たして実家に戻った妻。〈お掃除ロボット〉すら満足に扱えない夫は子供のためにハウスキーパーを雇ったが……。◆ タイトルは四字熟語で「熱心に願い求めることと、冷静に本質…

素人で凡人のチャレンジ短歌 カクヨム企画「短歌の秋」に投稿作品

カタストロフィにより文明が崩壊した世界。 少年アルスラは『偽人』──アンドロイド──の少女ユリシスとかろうじて生きていた。 ユリシスと別行動を取り、銃を片手に物資を掻き集めてい…

おじさんになると一年なんかあっという間。 あれ！？　先月お正月来なかったっけ？ 今年も残り二ヶ月となりました。時間の流れが早い！ 対して学生の頃は一年が凄く長かった。 それだけ…

ある、雨が降っていた土曜日。 半日の勤務は終わって家路を急いでいた碧がマンションの下で見つけたのは、高校生の時に付き合っていた彼女である紗理奈だった。 「……紗理奈、今更何の用…

濃さ。

浮かんでくるナニカを書き留めた散文です。 ただ、救われたかったという叫び。 ただ、救いたかったという叫び。

短歌の秋、赤、光、と来て最後は「濃さ」！　回を追うごとに難しくなっている気がする。

他人の頭の上に実体の無い不思議な猫が視えるOL、峰岸勝江は満員電車で黒猫を乗せた奇妙な女の子ミヨと出会った。 自称、化け猫の頼みを聞いて、のほほんOLがてんやわんやするハートフル…

一度でいいから、質問企画に参加したかったので……。 よく考えると、まともに自己紹介をしたことがなかった気もしますし、自己紹介代わりに。 「風宮翠霞の事を知りたい！！」という変わ…

暴食を犯した獏は罪人となり、夢を喰うことを禁じられ、人間の願い事を叶える善行を科されることになった。 人間嫌いで性格の悪い獏は、愚かで無茶な願い事をする人間には適当に、時に死人も…

タイトルどおりの展開です。 悩みや納得のいかなことなどあると思いますが、肩の力を抜いて、ひとときでも楽しんでいただけたらと思います。

私も女房も動物好きで、里親等もやっております。ある日、子猫の鳴き声が聞こえました・・・・・

真面目な執筆解説はなし！　ただひたすらにモチベーションをよしよしあやして土台を作る！ ……という、たまたま約二十二万文字の一次創作が書けた奴が、その「たまたま」の理由を掘り起こし…

落日の日、巫女として生まれた少女は復讐に取り憑かれた夜叉へと堕ちた—— 里に代々伝わる予言のせいで“忌み子”として恐れられてきた神々廻千鶴は（ししばちづる）は、ある日を境に時…

2022年の夏、とあるソフトウェアメーカーに勤務していた俺、鈴木与一は日頃のハードワークがたたって過労死してしまい、異世界に転生してしまった。 俺が転生したのは、前世で読んでいた…

今回の依頼は大富豪の屋敷に忍び込み、ある絵画を盗み出して欲しいというもの。でも、それってドロボーじゃないの？ しかし、その裏には依頼者母娘の切実な願いがあった。

短い詩です。 お気軽にお立ち寄りください。

とある二国の国境沿いの町。 町には、高く大きな、赤レンガの時計塔があった。 そして、その時計塔に…… 毎日イタズラをする、一人の青年がいた。 青年は、時計塔によじ登り、時…

【毎週土曜日・PM8：00更新予定】 小説だけでは息切れしてしまうと思ったので、 ここらでエッセイに挑戦して、現実感を取り戻そうという算段です。 日記なんかは三日坊主で終わっ…

毎日の中で感じる小さな疑問をテーマに、楽しくてためになるエッセイをお届けする「エッセイ日和」。 狂気が溢れる文章で、日常をもっと豊かに。 気軽に拾い読みすることも可能です。

「短歌の秋」第２弾が楽しかったので第３弾も参加してみます。 テーマは『濃さ』。 ……濃さってナニ……？

人類の発想は、アヴァンギャルドに溢れている。 しかし、AIに、それはあるだろうか？ 「新たにアヴァンギャルドを生み出す」という意味においては、ないだろう。 人類はこの先、A…

教科書や参考書には書いていない、本当に必要な知識とは、何でしょうか。 「本当に必要な知識」であると、私が個人的に思うものを、ありったけ、この作品に詰め込みます。 主なターゲッ…

注：作者は護憲派でも改憲派でもなく「立憲主義に基づく改憲」の立場です。 また保守やリベラルなどの「陣営の味方」もしていません。 （作品内容：不定期更新） まずは、自衛隊のオープ…

自作小説『鬼姫は月夜に恋ふ』を書き上げるまでの創作小話集です。 本編を読まれていなくても、創作論としてお楽しみ頂けます。 本編を読んでから読むと「ああ、なるほど」とより楽しめるか…

某国の煤けた歓楽街にある『またたび横丁』。びっちり並んだ薄汚いビルの裏側には、『猫』の住処が広がっている――――。 二年前の警官殺しの情報を求め、一人の『猫』が横丁を訪れた。 …

カクヨムの新企画「短歌の秋」への応募作品です。 9月のお題は「赤」。 全部で15首。 楽しんでいただけたら幸いです。

今回も投稿してみようと思います。 テーマは『濃さ』ですが、めちゃくちゃ難しくないですか？

ゾンビ、またの名を、ウォーキング・デッド。 ゾンビは死んでいるはずなのに、なぜか歩いている。 それはなぜか。 歩くことは、とてつもなく健康につながるからだ。 歩くことを半…

冬は長いから分割する予定です。 支度から始めようと思います。 ちまちま、よろしくお願いいたします。 chibana♨

人間の本に棲むシェリーは、まだ人間を知らない。本を読む白猫のルナと過ごしていたら、ルナが暗い過去を話し始めた。何だかおかしなことになってきて、シェリーは人間に会うことはできるのだ…