「能面」を含む小説

地雷：一人称が「あたし」の倫理観がおかしい女の子（ただし猛烈にコレジャナイ感がある） 創作物における自分の性癖に「一人称が『あたし』の倫理観がおかしい女の子」というものがあるの…

　呪術とは—— 　古来より人間の発展と、文化、民俗、精神——と共にあり、神や人の心から成る。テクノロジーが発展した現代においても、呪術は過去の遺物ではない。時代は働き方を変え、僧…

中々気持ちの届かない憎らしい人だけど あの人の幸せの為なら、僕は—――― 初恋を拗らせた能面狐顔君は忠犬のように支え続ける。 いつかは来るであろう、彼女の幸せな未来を想像しな…

空想技師集団の人物表 或日野文之(私)｛あるひのふみゆき} 　「タイラカナル総合図案」なる会社の営業部につとめる真面目な青年。本編の主人公。 工辞基我陣｛くじもとがじん｝ 　課長…

ある町の掲示板に泥塗れの妙な怪文書が貼り出された。 町内会長の私はそれを剥がそうと躍起になるが、妙な出来事が立て続けに起こるようになり… ──其の壱 泥 ある日、泉名探偵事務所…

女子高生の木月真央は目を覚ましたら暗闇の中で拘束されていた。 混乱する彼女の脳内に何者かが語り掛けてくる。声の主は自らを邪神と名乗り、7分間やるからこの部屋から脱出しろと言ってく…

お父様もお母様も、お兄様だって私のことを｢可愛い」｢なんて綺麗なんだろう｣って言うの。 でもね、ある日、鏡に映った自分を見て思ったのよ。 「え、何なの、この丸々と太った豚さん⋯…

双子の弟が遠い異国で死んでしまってから２年。私は今日も死んでいった人たちの面を打ち続けている。私はあの子の何を知っていたのだろう。向き合い、緩やかに、溶けていく。

和風なれど、ちょっと日本とは違う別の場所のお話。 忍が、忍術が表舞台に立ち、社会に溶け込んだ世界。 主人公であるイズミは、人里離れた山奥で家族のたぬきたちと共に忍術修行に励んでい…

魔王が人の娘に恋をした。 魔族と人族が争う世界で育まれる想いと命、失われる絆にラシュは煩悶する。 確執の魔王兄弟のお話です。重たいです。 ◆presented by DOA◆…

領主であり、能面と言われていた表情の変わらない彼・ジークフリートと私キャリーが結婚をして、公務をこなす。その中で開花する私の才能！　きゃ、才能なんて。嬉しい！ 略称は『泡吹き姫…

近代以降の日本風の異世界で巻き起こるいくつかの怪奇現象と、それを取り巻く人間の話です。基本はコメディです。優等生とかはあまり出ないです。 しばらくはオムニバス形式です。どこから読…

1983年11月 長野県の大企業「株式会社AZAGAMI電子機器」の創始者で会長の阿座上儀兵衛が遺言状を残して他界した。 帰省した孫は3人、能面を外さない能楽師。狂気の役者。体操…

病院のベッドで目を覚ますとなぜか全員が能面をつけていた。 理由を聞いても誰も答えてくれない…。 ※ジャンルはホラーにしていますが、それほど怖くないと思います。

企画に応募するために書かせていただきました。能面に真蛇という面がありますが、それをちょっと、踏まえて書いてみたものです。 もう少し、長くかけたら良かったのにと思います。

また能からインスピレーションを得て書いたお話です。能面の中に、要石悪尉という面があるのですが、その面があまりにも印象的すぎて、このお話を書いてしまいました。

王家から是非にとお願いされて参じた見合いの席。 そこにいたのは、能面な第二王子だった。

　聡里心（さとりこころ）は子どもの頃から人の心が読める。それは特殊能力ではなく先天的感性と観察眼によるもの。 　だからこそ彼女はその力に振り回され、呪い、他者との関係で摩耗し、心…

能面には、女の嫉妬を5段階に分けるなど、嫉妬を細かく表現しているそうです。このお話も、女性の嫉妬が、一貫したテーマになっています。