「異種人族」を含む小説

【寡黙なヤギの半獣人×死にたくないほぼ人間の花嫁♂】 和平のため、山をいくつか超えた半獣人の集落イスタに半ば売られるようにして嫁がされた、祖に兎獣人を持つウェスパニアのエルは、縄…

　人間、獣人種、精霊種、そして魔族。四つの種族が共存する世界。 　明日川黒依（あすかわくろえ）は本来の素性を隠し、大陸の東方の群島連邦に属する島の一つ〈夢見島〉の〈夢見島市〉にあ…

　星婚《ステラリガーレ》。それは古代の神々の異種族婚姻を指し、それによってもたらされる力は、世界の在り方すら変えたと言う。 　しかし、いつの頃からかそれは失われ、現在では、異種族…

人間と獣人種、精霊種、そして魔族。四つの種族が共存する大陸。 大陸を治める帝国の皇女ジェラードは、父である皇帝が〈東部開拓領〉の中枢都市トロイメアを大陸中央と結ぶ鉄道の開通式に出…

【亡き女王の遺志を継承せよ。異形の騎士が紡ぐ、血と哀切の復讐と再生のダークファンタジー！】 若き女王シエルグリタは、即位わずか半年で簒奪者ゼルデビット辺境伯の陰謀により玉座を追…

　——余執（よしふ／執着）……由有り（よしあり／由緒や経緯。事情。わけがある）—— 　【神鎮め１と２】に連なる続編にして、３本目。前・後編（次なる本筋への合間の章）になります…

もしも冴えないサラリーマンが、戦争上がりのアンドロイドだったら？ もしも道行く野良猫が、百戦錬磨の獣戦士だったら？ 実際のところ、そんな空想めいた素性をもって、陰ながら地球を守っ…

緑深い森の奥、知る人のない村で母と兄二人と共にささやかな暮らしを営んでいた少女、ハル。 嵐の夜に迷い込んできた羊はヒトの言葉を喋った―――天空神ルーミルの眷属、ラタミルの雛を元…

※現在休載中です 【火・木・土曜日　18時更新】 フルデルデ王国の辺境に、突然現れた少女フラウレティアと白い小さな翼竜アッシュ。 偶然発見した辺境警備団の団長ディードは、彼女…

　西暦1万2030年4月１日に呼ばれたシンギンは、高次元知的生命体の知り合いに終末の神討伐を依頼され、相方のサキュバスのチハルと合流、この未來の世界では、日本は無政府状態、サバイ…

　ここは人間の王が治める大国。グランフィリア王国。 　獣人、エルフ、ドワーフ、多くの種族が遥か昔より暮らすこの土地だが、幾つもの苦難を乗り越えたグランフィリア王国は、最盛期を向か…

深い森にひっそりと根付く一体の樹人。 彼は、かつて人であったのか、あるいは最初から森の守り手だったのかもわからない。 静かに季節を見送り、木々と共に時を重ねるその存在は、やがて外…

　勇者パーティーを追放された黒魔導士のライオット＝ノールディが一人途方に暮れていると、ある晩不意の襲撃を受ける。顔は隠されているが相手はかなり実力のある剣士で、最初こそ防戦を強い…

　鹿川は鹿の角を持つ鹿人さん。鹿人らしく、臆病で気弱な性格なせいで面倒ごとをすぐに押し付けられてしまう。そんな鹿人さんが押し付けられたのは花壇の朝の水やり係。面倒だけど少し楽しい…

翼を持たない少年・這丸(はいまる)は、空を飛ぶ仲間たちと共に鬼を討つ日々を送っていた。 地を這いながらも、誇りを持って里に尽くす彼は、ある日雛たちを守って深手を負い、気づくと鬼た…

転生した元人間の少年・ノクスは、魔族たちのどよめきの中で魔王エステアに拾われ、なぜか“お世話される側”に。 魔王？ 魔族？ そんなの知りません！ ノクスはただ、家族が大好きなだ…

月の光だけが照らす、異世界の狭間にひっそりと佇む喫茶店『月読茶房』。 そこで静かに茶を煎れる喫茶師・巫（かなめ）は、自らの過去の記憶を失った元・月の巫女。彼女には特別な力があっ…

ほっこり、ざわざわ。 しとしと、ぽかぽか。 いざよい堂書店は、森のなかにある本屋さん。 人間のしいらと、トナカイの店長チェロが、今日も森の目覚めとともにお店を開ける。 どんな…

ある朝目が覚めたら、俺は緑色の肌にゴツい体、立派な牙を持つオークになっていた。 しかもなぜか、ゴブリンたちから「親分」と崇められているという謎の状況に。 混乱と絶望の中、一度は…