「猫の話」を含む小説

　起床時間は午前二時。おれは人と会いたくない。人と話したくない。けれど空が明るいときは、どこに行っても人がいる。だから、出かけるのは深夜になってからだ。 　香鳴裕人さんの自主企…

緊急事態宣言により日常を奪われた私は、すっかり昼夜逆転生活を送っていた。 いつもと違う景色が見たくて、私は午前三時、深夜の町へ飛び出した。 ちょっとだけ、変身して。 そんな私に黒…

思考停止で書いてたら意味不明な短編が誕生した。

シドー君の外伝と言うか後日談です。でも先にこっちから読んだ方が分かりやすいと思います。機動課解体後のみなさんを眺める『猫』の話。ホースとか機関のみんなの話なのでシドー君にスポット…

魔法少女のユノは街外れでボロボロの機械人形を拾う。いつもなら分解するけれど、どうやらこの機械人形はまだ使えそうだ。機械人形と使い魔と一緒に、ユノは今日も小さな奇跡を街に届ける。

お月さまは好きですか？ 月に帰りたいと思ったことはないですか？ そんな人は月族の仲間かもしれません。 生まれた日に どんな形のお月さまに見守られていたかによって どの月の一族かわ…

アラサー独身女の日記。

君にお別れを言えなかった日 君とまた出会った日 そしてまた。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 2月29日 にゃんと肉球の日と言う事でおネコ様物を書いてみました。

経理の谷津さん、年齢不詳の独身女子。 本人は知ってか知らずか、次期お局様候補ナンバーワンと謳われるビミョーな立ち位置にいる。 猫をこよなく愛するも、猫アレルギーのため近所の野良…

不老不死の魔女は一匹の猫を飼っていた。 その毛並みは漆黒で、艶やかで、もふもふだった。

2000文字程度のショートショートストーリーです。(文庫本の4ページ程度なので、1〜2分で読み終えるかと) 人の街で気ままに生きる、黒猫の話。 他にも、ショートショートストー…

20xx年5月11日午後11時00分 主人公(俺)の前に、突如あらわれた光の玉。 あやしい、あやしすぎる。 しかし環境適応力が高い主人公は この状況に冷静に対応する。 自由の旅…

猫の話 ※なお、お留守番をしてた猫は、 勝手におやつを盗み食いしたので ご主人に怒られましたとさ

ルージャルグ神学校。その卒業予備生は『勇者』と呼ばれ旅に出ることに決まっている。 その一人であるラーニエは、けれどスライムにすら負けるポンコツだった。 そんな彼女はある日、自らを…

亡き妻を偲ぶ男性と、妻の忘れ形見の黒猫の話。 ーいつか別れが来る関係だとしても、出逢ったことを後悔できるはずはないのだから。

お金持ちたちが住む高層マンション群。ふとしたきっかけで僕はそこの住人になることができた。しかし、その世界は、僕が慣れ親しんだ世界とはちょっと違っていた。僕は彼女を部屋に招いてプロ…

みぞれは、灰色の毛の猫だ。 冬毛が抜けず、もこもこしている。

独り暮らしをしていた男の隣の部屋に野良猫が居ついた。 でっぷりと太り、目はたるみ、かわいいとは形用できぬ姿、何故かその猫に懐かれた。 特別なことなど何も起こらない、男と猫の話。

河川敷に住む僕と河川敷をうろつくやんちゃな黒猫の話。