「狂気 音楽」を含む小説

　出雲桃太は、異界の怪物と戦う為の〝鬼の力〟に馴染めず、劣等生のレッテルを貼られて勇者ＰＴを追放された。「〝鬼の力〟がないキミだからこそ持つ、特別な才能があるはずだ」 　軍事大…

〈楽器が弾けないと音楽はできない〉 〈歌が上手くないと音楽はできない〉 いつから人はそんな常識を持ち始めたのだろう。 そもそも楽器は何のためにあるのか？　それは本当にないとい…

～この国、壊しゴミに変えたい　一人ぼっちで始める戦争～ 詩集ではなく歌詞集です。ロック最高！ 私は統合失調症という脳の病気を患っているために、たま～にしか更新ができないです。 『…

あまりに尖った存在であるものは、いつの間にか排除されていく。 たとえレコード大賞を受賞したような歌手でも例外ではない。 嘗て、ちあきなおみさんが歌った『夜へ急ぐ人』について書いて…

「さやわか式☆ベストハンドレッド」というイベントがあります。 　こちらは「尋常ならざる広さと深さであらゆるコンテンツを網羅し、余人の追随を許さないさやわか氏が、1年間を通して目…

アリスの"夢現の国"での生活が始まった。彼女はこの奇妙な国の王として住民たちから応対され、どこか当たり前のようにその役割を果たしていった。 　朝は広間で円卓を囲んで食事を共にし…

ブルートパーズあらすじ 「白い森」と呼ばれる森の奥に音楽の才能を吸い取るという吸血鬼の一族が棲んでいるという伝説があった。白い森には決して近づかないように言われて育った双子の兄レ…

　静井洸（しずい・あきら）は文学一筋で生きてきた二十四才の文芸系ＷＥＢライターで、その年のクリスマス・イブに、とある文学イベントに参加した。 　そこで文学の趣味が合い、また『洸…

実体験をベースに書いてみました。

　1938年。世界中が狂気の渦に呑まれつつある、初冬の英国に一人の少女がやって来た。13年前、貧困と育児放棄が原因で、親戚が営む東オーストラリアの孤児院に使用人として引き取られた…

一沙様の自主企画「自分の物語はこの曲があったからこそ生まれた！」への参加作品になります。OPテーマだけは聴いていただきたいです！　切実なお願いです！！ 短編『首狩りアベルはフラ…

『タイムベルに白い大蛇が出る』という噂を聞いた鬼山聖は、親友アルバートとともに、白い大蛇の真相を確かめるべく時計台(タイムベル)に行く。そこで、猟奇的な狼男や、無数の蛇を操る蛇女…

メタルしか演奏しない『重音楽部』の廃部が決まったその日、重音部長の相澤司のファーストキスは、転入生の瀬戸芽衣子に奪われた。交錯する想いと、囁かれる幽霊の噂。幼過ぎる恋への戸惑い、…

　音楽を奏でるのに人である必要はない。しかし、人でなければ奏でられぬものがある。 　西洋の文化が大量に流入し始めたばかりの極東の国。 　文化は好むが異国人はまだまだ珍しい。 　…

ショートショートじゃないな。 ホラーのショートストーリーです。