「架空の病気」を含む小説

砂糖症候群と呼ばれる病気が流行って早三年。 こじれた恋をした人がこぞって感染し、溶けて消えてしまうのだ。 しかしその中で、片思いを続けているのに一向にかからない渚は焦りを覚えてい…

全体的に世界観が暗いです。架空の病気が登場します。 初投稿作品につき、不手際等々あるかもしれません。何かございましたら、優しく教えて頂けるとありがたいです。

SNSが発達した未来が明日まで迫っていた。 現代では中学生、早ければ小学生からネットに触れる時代。 動物的価値基準と精神的価値基準に挟まれ他人を見下す事を覚える。”俯瞰” 高校生…

　――透血病。 　自身の血中成分を体内で消化吸収してしまう体質により、血液がただの水へと近づいていく難病。 　会川明音は世界で初めての透血病患者だった。 　当然治療法はまだない…

変われない。変わらないといけないのに。『亜』。俺は。 『亜(架空の病気)』というお題に沿って書いた短編です。

　2XXX年、致死性の現象型ウイルスの蔓延により人類は滅亡しなかった。というのも、中二病がどうのこうのしたからである。 　というのは、よく知られた話であるからさておき、人民服の少…

記憶が宝石となって消え落ちてしまう奇病「結晶解離病」が確認された。 発症数が少なく、研究は遅々として進まない、誰もがなりうるけれど誰もが選ばれる訳ではない、そんな厄介な病気だっ…

寺倉篤燈は、誰かに感謝されることが絶対に無いよう、常に細心の注意を払っていた。 なぜなら彼は、ヴォーバス・セルシュリッチ・キャリュムリー・シンドロームという、十億人に一人しかかか…

『四季病』 春に発症し、冬に終わる奇病。 その症状は「四季における気温変化と類似するように体温が変化する」こと。 原因不明、治療法の無い奇病を患った男性と彼を愛した女性の物語。

突発性親愛記憶欠落症──。 親しい人との思い出がすぐに消えてしまう病気にかかってしまった君と僕。 お互いの記憶を忘れないように決めた合言葉。 だけと君は突然……。 すこ…

絵本に出てくる勇者に憧れた少年は太陽のような少女と出会い恋をした。しかし二人の前に残酷な運命が容赦なく押し寄せる。 僕は彼女のために、何ができたのだろうか。 絶望のなか過去を…

　各話独立しているのでどれから読んでも大丈夫です。 　一話目は下ネタです。