「戦国 主従」を含む小説

不穏な雲行きに覆われ始めた戦国初期。 戦火の上がる中央から離れた山間に迫る土地、薄葉郷で繰り広げられる、異形の女と、ささやかな生活を送る郷の者との攻防記。

ヒノモトの天下人ノブナガの家臣ヒデカズとヤスケは、本能寺の変からノブナガ父子を救出することに成功するも、混乱の最中嵐に遭いヒデカズ、ノブナガ、ヤスケの乗った小船が異国へ流されてし…

　天正二十年（１５９２）。文禄の役のさなか、異国の攻城陣中。武辺の集う軍議の机上へ、堂々と猫の寝そべるを許す将の姿があった。亀井台州守茲矩である。度重なる奇行から老臣より乱心を疑…

「もう一度…！我らを！導いてくだされーー！」 陶晴賢は主君·大内義隆を前に絶叫する。 相思相愛の主従であった二人…。 本気のやり取りを文字を通し皆様にお届けします。

　天下人、織田信長を手玉に取った小悪魔な美少年小姓、 森蘭丸こと本名森乱成利は本能寺の変で明智方の安田作兵衛に 殺されて１７年の儚い生涯を終えたはずだったが、 目を覚ますと再びあ…

忍と主君を繋ぐ『鎖』。 鎖に囚われし下忍葉月の、普通の日常の物語。

戦国時代を生きる九条雫月(くじょうしづき)。主に忠誠を捧げるが、主の死を聞きつけた後に自害をすると、無事に現代日本で生まれ変わることができた。 彼らは果たしてもう1度再会できるの…

戦国の世。燃え盛る炎に囲まれた城に、主従が残されていた。 年上の姫と年下の護り役。 最期の夜に、二人は初めて己の思いを口にする。 そして結ばれた約束は、令和の世に続く。 生まれ…

戦国時代、佐賀の弱小領主から大大名へ飛躍し、九州三強の一角を担った龍造寺氏。 ここでは飛躍期の当主、隆信と、その前半生の最大のライバル、神代勝利との間で起きた抗争について描きます…

伊達政宗。戦国の世で東北地方を収めたかの有名な戦国大名。独眼竜とも言われた彼であった失った右目の代わりとなった腹心片倉小十郎。彼は生涯を伊達政宗に仕えていた。 そして、４００年ほ…

過激なシーンは非公開です。 ☆アルファポリスにて12/31に完結しました祝 そちらは遠慮ないR18版ですw 気づけば大学生の僕は戦いに明けくれる騎士の従者になっていた。僕の神…

私は毎晩、主人であるお嬢様に毒杯を捧げる。 彼女が自ら毒を飲むのは、仇である領主様を殺すため。 また一種類、毒に耐え抜くたびにお嬢様は強く美しくなっていく。 ※この作品は殺伐百…

時は戦国の世。 昨日の朋は今日の敵。 親子、兄弟、主従であろうとも裏切るのがあたりまえ。 血で血を洗う時代が日の本の国にあった。 そんななか、織田と武田の大勢力に挟まれていた所ら…

ここは異世界『裏日本』。この異世界の日本では、2020年になっても未だに異種族同士の『戦国時代』が続いていた――。 主人公は氷属性の雪女であるくノ一「ふぶき」。彼女はある日、自称…

　時は戦乱、国は分かれて争う戦国時代。 　辺境の村に生まれた少女瑞穂は、その身に宿す強大な呪力に悩まされ、人との接触を断って暮らしていた。天涯孤独、そう思っていた彼女の前に現れ…

忍処(シノビドコロ) 忍メインの架空歴史小説。 転生し一つの武家に仕え続ける忍と主、そして敵忍や部下忍たちの物語。 (広告は表示しません) まだ続けてみます。

争いが続き、国は二分している。 幼い頃に少女は、桜の下で少年と出会う。自ら死を願った彼と、再会の約束をした。 やがて西の神宮家を継いだ少女は、敵との戦の陣頭に立ち続ける。 少年と…

榊家家老・水尾景直と、直鷹の長兄・水尾直重の謀叛を食い止め、阿久里が戦国大名として家を継いで半年後。 父・榊鷹郷が放置していたままになっていた城の普請に努めていた阿久里は、直鷹の…

『忍処』よりも昔のお話。『忍処』は忍が記した書物となっておりましたが、『主従物語』では忍の主が記した書物となっております。

元服した折、主筋の城を訪れた直鷹は、そこで曼珠沙華に囲まれた屋敷で暮らすひとりの少女を垣間見る。一方的な、一瞬の邂逅。けれど、数年後、城下で謎の付け火騒動が起こり、調査に乗り出し…