「恋の不思議」を含む小説

１３話完結。 恋人との待ち合わせ場所には、ウサギのぬいぐるみが置かれていた。 そのぬいぐるみが言うことには、恋人はどこかに閉じ込められているらしい。 彼を救出するためにはパス…

ある一家にだけ幸運をもたらす秘密の力を持つ女の子に、青年は恋をしてしまった――。 貿易業を営む父が信頼していた部下の裏切りにより、住む家以外の財産をすべて失った西條家の一人娘、…

生まれたものは、すべて「土」にかえってく。 僕が君を好きなのは、君がそう思わせてくれたから。 僕は最期も君を想うよ。 ――土になったら、君も土になるのを待っている

クラスメイトの天野葵は、変わっている。自己紹介で「私は色が見えません」と言っていた。そんな天野の隣になった俺は空の写真の色を聞かれた。

ダンジョンの分譲販売を始めた。 その一幕。

猫視点のお話。あなたの飼っているその子も思っているかも？

あの日 俺は神様に祈った。 「同じクラスのあの子と付き合えますように」と 神様は僕の前に姿を現す その神様はとても美しい女神様だった。 そして始まる女神様との恋愛大作戦生活。 …

いつも視界が霧がかり、色んな境界が曖昧なキリヤ君の毎日は、ほんのり怖くてほんのり優しい？不思議な日常系のお話です。連作短編なのでどこからでも。

危機を与える能力を持つ少年は、その力で毎日のように誰かを救っている。そんな少年の女友達は、彼にドキッとするような話題を出して……？

僕は自分のマンションの階段の上がり端で傷ついたインコを助けた。 部屋に連れて帰ってインコの傷を治療して献身的介護によってインコちゃんは元気になっていった。 でも、インコなんて自…

Sちゃんは夏休みをだらだらと過ごし、そろそろ持て余し気味。むしろ学校があった方が良いと思う理由なら、『恋』の一文字で説明がつきましょう。８月も終わりに近付き、さて９月からどうした…

僕は、今でもよく海に来る。「あの子」の面影に会うために。 今でも鮮明に思い出せる。「あの子」と一緒にいたのは、ほんの一時だったけど。 でも、あの夕昏色の海の中。「あの子」だけ…

　君の記憶が失われていく度に、僕の鼓動は少しずつ聴こえなくなる。 　僕が死んでも君は忘れる。 　僕が万が一にでもこの世界から消えたとしても、君は僕のことを知らないまま世界を生きて…

池から跳び出そうとする鯉に自分を重ねる男と女。

　読書が趣味の男が休日を迎えた。しかし、家には既に読んだ本しかない。外は雨。嫌な過去を忘れるためにも読書がしたい男だったが、男には雨の日に外出してはならない理由があった―――。

義男は、中学生だった時に経験した淡い恋の思い出を胸に、武蔵野の面影が残る公園を、半世紀ぶりに訪れる。 そこには、何とも不思議な出会いが待っていた！ 【主な登場人物】 義男：初老の…

【完結御礼】 　高校二年に上がったばかりの那珂根　昌高（なかね　まさたか）は、同学年の樫井　三都美（かしい　みとみ）に思いを寄せている。けれども声すら掛けられない昌高は、悶々と三…

雨の日は大学に来ないという人、いますよね(いや、いないかもしれない)。これは雨の日だけ大学を休む、ちょっと不思議な男の子とそれが気になる女の子の話。

ヒヨリ・・・中学２年の普通の女の子。何か起こらないかな、そう思いながらも、いつも通りを過ごすが、ある時裏アカウントでリョウに出会う。 リョウ・・・裏アカウントでヒヨリのつぶやきに…

交番の裏のボロボロな店に今日もまた一人、客がやってくる―― 「〝恋〟落ちてませんでしたか？」 ここは、通称『〝恋〟の落とし物センター』 あなたの〝恋〟はここにあるでしょうか…