「怪異 平成」を含む小説

２００５年　平成１７年。ある夏祭りの日。小さなボロいお社でお参りをした時、彼女は名前を失った。■■■■。彼女の名前は己の口からも、他者の口からも自分の名前は聞こえなかった。やがて…

２００５年、平成１７年。■■とある少女は喧嘩別れをした。その喧嘩別れをした日から異変が起き愛犬が亡くなり、一年後に母親が行方不明となる。年数が経つ度、その少女の身にも異変は起きて…

平成から元号が変わってはや数十年。科学技術は発達し、今よりちょっとデジタル化も進む。世の表舞台からはとっくに消え失せた、超常現象。街の発展と反比例するように、衰退の一途を辿ってい…

　時代は平成から令和へと移り変わる時。 　日本には未だに妖怪や幽霊の仕業によって命を落とす者も存在していた。そんな害悪を長年祓い続けている一族がいた。それが天皇であった。天皇は三…

「左鳥、今日もつかれてるな」大学時代、そんな風に言われ、肩を叩かれていた日常があった。平成（2000年代初頭）の何気ない大学時代の日常を振り返る主人公の左鳥の物語。ごく普通の何気…

平成初期、世間は人面犬やトイレの花子さんなどの都市伝説がブーム。 そしてこの町でもある怪異がまことしやかに囁かれていて……。

世紀末は過ぎ平成を越え令和になっても、魑魅魍魎は人間に害をなそうと虎視眈々と狙っている。 当然の事ながら国も指をくわえて黙っていた訳では無い！　そんな怪異たちに対抗するために国は…

女の子たちにチヤホヤされながら、貞操逆転世界の都市伝説や怪異の謎に迫ったり迫らなかったりする物語！！！！！！

人探しをしながら人間のふりをして生活していた怪異『彼女』は、ある日クラスメイトの八千原志朗に呼び出された。志朗は『彼女』の正体を言い当て、協力を申し出てくる。志朗の協力によって人…

　 九州から上京してきた大学生有川朝矢のもうひとつの顔は弓を用いて「鬼」や「アヤカシ」と対峙する祓い屋。窓口である「かぐら骨董店」へ届けられた依頼を受けて都内にある高…

　試験も終わった、課題も出した。あとはバイトでもして充実した春休みを過ごそう。開放的な気分に浸る大学三年生の太田ヒロキはふと思い立って地元の大ケヤキ神社を訪れる。 　しかしそこで…

プロローグとエピローグのみ三人称で、残りは全て一人称となっています。幾つかのパートに分かれており謎が明らかになっていく形の幻想怪異譚です。短編集に書き直すつもりが面倒臭くなって以…