「塗るだけです。」を含む小説

「グリンダ……またダメだったよ」 申し訳なさそうに言うお父様のこの顔を何度見た事だろう。正直、見飽きた。 「そうですか。仕方ありませんね。さて！気持ちを切り替えて、次ですわ！次…

黄色の看板を無断で赤く塗った兼田から事情聴取していた男は… KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～参加作品 お題「色」

カクヨム・アニバーサリー　第7回 小さい頃って、自分の好きな色で塗るよねって話です。

KAC20247「色」参加作品です。

・メアリーの部屋（Wikipedia（2024.3.21現在） より） 　フランク・ジャクソンが1982年に提示した思考実験。 　性質二元論または中立一元論の立場から物理主義に…

ゆるふわのイラスト同好会にやってきたのは、細かい絵をパステルで塗るアナログイラストの満だった。 部長のあやめはおっかなびっくり初めてのアナログイラストに触れる。

小雪の家にホームステイしているトニーは小雪に想いを寄せていたが、自分の告白を小雪に相手にしてもらえずに、帰国の日を迎えてしまう。帰国の日の真夜中に、眠れずに起きてきたトニーは、同…

　自分で後から読んでも稚拙ですし、小説ルールも守ってなかったので約一年半前に初投稿した『ネイルサロンＴＳの日常』一話から三十二話を第一章として再編集しました。 ……よろしかったら…

【あらすじ】主人公の高校２年生の男子生徒が職業体験のネイルサロンで発症した『後天性女子化症候群』。女子化する男子は『TS娘』とよばれている。 彼の女子化トリガーはネイルを塗ること…

「お姉様、私、結婚するの」 エレナの妹ジェシカはどこに出しても恥ずかしくないくらい美しい子だった。 その美貌でアメストス伯爵家の息子に求婚され、幸せそうに孤児院を後にした。 …

どうしてこんな事になってしまったんだよ！と叫ぶこと何年目だろう。遂に俺達は第2ステップへと到達したのである。今回披露する小説は「最後まで見所たっぷり」を目標に書き上げた○○○顔負…

母の連れ子として公爵家の一員となったものの、その実態は後に生まれた妹の為に人生を消費させられる搾取子であった。 出来損ないのスペアとして裏で劣悪な扱いを受けながらも、懸命に家族…

「えええ？！　私！　兎の獣人になってるぅー！？」 ある日、柚乃は旧図書室へ消えていく先生の後を追って……気が付いたら異世界へ転移していた。 見たこともない光景に圧倒される柚乃。…

※ネタバレ注意 見た目通りに運動が苦手なおばちゃんっ子の細田太くんは中学校二年生の春には体重が限界突破していた。花を愛でるのが趣味の彼は、大きすぎる体積のおかげで暴力行為とは無…

【児童小説コンテスト最終選考まで残った作品】 ある日、ロロ宛に、一通の不思議な手紙が届いた。それは、応募した記憶のない『夜間旅行』当選のお知らせだった。ロロは、これはイタズラ好…

発泡スチロールを切って色を塗るという芸術家の僕とその作品を初めて買った私の恋の話。 僕…特に冴えない見た目をした作品に込める思いは人一倍な人。 私…作品を初めて買った人。

“建物にピーナッツバターを塗る仕事を続けて十年になる私。最近の仕事場は、日本屈指のビジネス街A駅付近の界隈だ” どうぞお好きなようにお読みください。 ―――――― 【関…

都心から少し外れたベッドタウン。会社員の夫とパートの妻、一人娘、同居の夫の両親。 ありふれた、何処にでもある、本当にありふれた普通の家庭のはずだった。 ほんの少し前までは。